大分大学の老舗の軽音楽サークル
「SOUND FAMILY」による定期ライブ
「HOT LIVE」。今年も大・開・催!
一年生部員によるフレッシュなバンドから、
OBたちも参加する貫禄ある演奏まで、幅広いその姿を見られるのは、部の今まで積み上がって来た歴史、厚みを感じさせる。
今年、参加したのは9組。 オウ!ボリューム満点!
(左)Blu-ray/(右)Linkin Park
トップバッターはそんな一年生だけで組まれたグループ
「Blu-ray」。さあ、彼らは誰のカバーをするのか分かりますか? そうGreen Day。ネーミングもまだウブな感じが良いですね。Basket Case、American Idiotなどの代表曲を。演奏もなかなかしっかりしています。
次いでは、キーボード、そして
OBが加わっての「Linkin Park」のカバー。スクラッチ音が響き、跳ねるビートの上で
シャウトし、
ラップする二人のボーカリスト。華があるねー。in the End、Paper cutなどハイブリッド・セオリーからのナンバーでまとめる。
(左)the sums/(右)ドS
続けて行きますSUM41カバーの
「the sums」。名前の通り、ストレートに明るくメタル/メロディックの王道を体現。We're all to Blame、Underclass Heroといった有名曲を
OBも加わって爽やかに。
DOESカバーの
「ドS」。うーんそうとも読めるねえ、確かに。本家と同じく、トリオ。ベーシストは女の子。歌心のある曲を、その魅力を生かすように。アニメ
銀魂のテーマソングだった曇天、最新曲のバクチダンサーなどを。
(左)まな へび めたちっく/(右)ますおさんとドレッシング
メガネっ娘を手練れの
OB3人が支える
「まな へび めたちっく」。相対性理論、メンバーは昨冬の卒業ライブの時と同じなれど名は違う。リハなしでの本番だったがさすがの腕を見せる。以前演らなかった元素紀行、そしてさわやか会社員などをポップに披露。ラスト2曲スピードアップ。
「ますおさんとドレッシング」、MASS OF THE FERMENTING DREGSのカバー。バンド名はちょっと苦しいが、トリオで直線的でクールなビートの上で、切迫し叫び、歌う女性ベーシスト。ワールド・イズ・ユアーズ、青い、濃い、橙色の日などを。
(左)ケーゴ with ねいぶつユートピア/(右)メガネテナー
一転、照明真っ暗、極端に歪んだベース、ボコボコいうバスドラ、カンカンいうスネア、白塗りした顔もよく見えない
「ケーゴ with ねいぶつユートピア」。真昼間から混沌まみれのデス声が響く。
ブラックメタル一直線、MayhemのDeathCrush、To Diamonionなど。
4人中メガネ3人、確率75パーセントの
「メガネテナー」。メガネを掛けた声の高い人ではなく、ストレイテナーのカバー。疾走感あふれるビート、2本のギターが有機的に絡み合いながら、Melodic Storm、TRAINなどで突っ走る。
トリは現役部長が入ったトリオ
「Hawaiian S○X」。スピーディーに突っ走るHawaiian6ナンバー。女子ベーシストのスクリームもいい感じ。AN APPLE OF DISCHORDなどを披露の後、キラーチューンのMagicで観客全体も
シャウト&
モッシュ。迸る大団円。
まもなく夏休み。遊びに勉強、短い学生時代、全力疾走!しちゃう~!?
2010/7/3(土)