アメリカ西海岸、シアトルの芸術大学クラシック作曲学科を卒業。Clap Your Hands Say Year のアメリカ東海岸ツアーの前座、ラジオ、テレビなどでの活躍など、アメリカで精力的に活動を続けていたアーティスト
野村和孝。
2009年に生地である旭川に戻り、自らのアーティスト活動ともにレーベル&マネジメント
「HALF YOGURT」を設立し、国内外のアーティストのリリース及び招聘ツアーなどを行なっている。
今回、彼の西日本ツアー、実生活のパートナーでもあるテネシー・ローズこと
Cap Loriを伴って行なわれた。
トップで登場した大分組、一人目は
Flash The 徒歩5分。アルコールが入ったちょっと上気した顔、椅子に座り
アコギを爪弾き、フワっと歌いだす。酒仙吟遊。
見落としがちな日常なヒトコマ、ユーモア、諦念。親しみやすそうで、誰にもここから中には近寄らせない。
確かな個の力。
youichi okuda、テーブルの上のMac、エレアコからのーブルが突っ込まれる。
フットスイッチでゴーンというサンプル音が鳴る、エコーが掛かったギター音。
体を大きく動かし、大きな声で、どろっとした散文的、情景描写の言葉を吐き出す。
個性的。
ストラトキャスターをジャズコーラスにつなぎ、Cap Loriが歌う。
ステージ上で円を描くように少し漂い、ギターを爪弾き、時にかき鳴らす。
アメリカの女性シンガーソングライター直系のようなメロディ、自身と血縁のあるThe Murder City Devils(eastern youthやat the drive inとツアーを行なう)など
アメリカンハードコアを通過した空気感をどこか感じる。
血って強いし、ズルイ。
ラストは同じ
ストラトを高めのポジションに構えて、野村和孝。
細かいフィンガーピッキング、やはり巧い。マイクにつぶやくように英語詞の歌を繊細な声で。
細かく織り成されるギターのフレーズと歌声が重なり合い、別の波を作り出す。 Eureka時のJim O'Rourkeを思い起こす。よりシンプルにネイキッドになったよう。
2009/12/15(火)
野村和孝
http://www.myspace.com/pwrflpowercap lori
http://www.myspace.com/caploriyouichi okuda
http://www.youichiokuda.com/index.htmhttp://www.myspace.com/youichiokudaFLASH THE 徒歩5分
http://keeponmusic.com/fb9/