大分大学の軽音楽
サークル「SOUND FAMILY」の年末恒例のビッグイベント
「HOT LIVE」。
3年生の現役引退前の勇姿と、来年の新体制が発表される重要なイベントだ。
そんなビッグイベントのトップバッターは、3年生一人を1年生、2年生が支える、いやこれも魂の伝授の一環なのか?な
「キノコランプ」。ちょっと判りにくいかもですがknotlampをカバー。らしく勢いよくライブの幕を切って落とす。
(L)キノコランプ/(R)マックチキン feat.三井
続いては全員1年生によるBUMP OF CHICKENカバーの
「マックチキン feat.三井」。うーん、名前に工夫&努力が感じられる。演奏、選択ともにやはりフレッシュ。ボーカリストの声、声量&魅力とも見所あり。
3年生のボーカリスト、ギタリストが1年生、2年生を従える
「上杉謙信」。これもある意味家督相続だね。上杉謙信と言えば、、、そうGACKTやね。激しいものからメロウ&ドラマチックなものまで。ケレンなき歌がホールに響く。
(L)上杉謙信/(R)しんどい…
次いで
「しんどい…」。…が耽美の香りを漂わす。「シド」カバー、2年生5人に1年生キーボードを加え、ゴージャスにこれまたドラマチックに。ボーカリスト、歌ってるのが楽しそう。自分たちの時代だ、って気持ちかな?
次いではちょっと毛色が変わって相対性理論をカバーする
「マナー違反」。1年生のの萌え系メガネっ子を手練れの3年生がしっかり支える。声もなかなか雰囲気が出てたし、グラインド、メロディック系やってる人たちがこういうポップなのをやるのも良い感じ。こういう選択肢にも目を向けていいんじゃない?
(L)マナー違反/(R)ザ・マキシマムズ
続いては2年生、1年生のマキシマム・ザ・ホルモンカバーの
「ザ・マキシマムズ」。自分らでも言ってましたが、名前はちょっとダサいかも? でもキャーキャーうるさいのとメロディアスなところ、ウネリある演奏の上で巧く出してました。
そしてまたポップに揺り戻すって感じでNICO Touches The Wallsをカバーする
「NICO Touちん The Walls」。ポップでキャッチー、歌も前に出て、ボーカリストの爽やかさもイメージに合っとります。
(L)NICO Touちん The Walls/(R)忍者SLAYER
またまた曲調変わって、NINJA MAGICとSLAYERカバーの
「忍者SLAYER」。頭巾姿、長髪、予備校生風といった姿のメンバー。とにかく速く、重く、うるさく。ステージ前ではヘッドバンギングの波が。威風堂々に圧倒。
次いでは現部長が、自らの初期衝動、焼印を解放させるかのようにTHE YELLOW MONKEYのカバーを爆裂させる
「キーローMONKEY」。「太陽が燃えている」など、ど真ん中をグラムに陶酔して。なんかバンドが上手い感じに、ポップとハードでオセロみたいになってるね。
(L)キーローMONKEY/(R)犬・よこやま
トリはKEN YOKOYAMA、ハイスタのHow Many More Times、Stay Goldなどを披露する
「犬・よこやま」。読みはもちろん"けん"で。3年生、2年生二人ずつ。エネルギッシュにストレートに、速く、明るく、真っ直ぐに。
そして、サプライズってことで、3年生バンドが急遽登場。"サウンド"のこの年代で、初めて外のライブハウスに出たメンツが、その時にやった9mm Parabellum Bullet、くるりなどのナンバーを披露。
勢いとともに時の積み重ねも感じ、切なく、しかし前向き。
ライブ後は3年生からのメッセージ。熱く、適度にウェットに。
この年代、全員オトコだったんですが、それもまた良いかも。カラっとしてて、バディ感を強く感じました。
大切な仲間、思い出を焼き付けて、新しい世界への第一歩を踏み出すこと、影ながらですが応援したいと思います。
そして、新しい世代のみんなたち、良いところは参考にして、
先輩たちを超えるよう大志を抱いてください。
2009/12/20(日)
SOUND FAMILY
http://music.geocities.jp/soundfamily_69/