2020年11月03日 20:08
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新之介の新刊『ぶらり大阪「高低差」地形さんぽ』が11月9日に発売されます。おかげさまで4冊目。大阪本は『凹凸を楽しむ 大阪「高低差」地形散歩(洋泉社・本体2200円)』『大阪「高低差」地形散歩 広域編(洋泉社・本体2200円)』に続いて3冊目ですが、洋泉社が宝島社と合併したため、2冊とも手に入りにくくなっていると聞きます。今回の『ぶらり大阪「高低差」地形さんぽ』は、産経新聞に連載していた34回分の記事をベースに手を加えたもの。過去の2冊とは内容も構成も異なりますので以前の著書をお持ちの方にも楽しんでいただけるかと。大阪市内の中心部と広域エリアの面白い高低差エリアを、まるで現地を歩いているかのような文章で写真や図版・古地図などもたっぷり挿入して構成しています。
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エリアは34カ所。大阪城と天王寺七坂、堺、古市古墳群、箕面の大滝は複数回に分けています。
大阪市内北部 龍造寺/空掘/天満橋/真田丸/京橋/大阪城1・2/梅田/十三
大阪市内南部 道頓堀/天王寺七坂1・2・3/四天王寺/住吉大社/阿倍野/平野
泉州 堺1・2/貝塚/岸和田/岬町
河内 古市古墳群1・2/石切/八尾・久宝寺/枚方/星田/富田林
北摂 大山崎/高槻 摂津峡/豊中 曽根/箕面1・2
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今回は大阪の地形の成り立ちを「ジオ・オオサカ」として約1500万年前から遡って解説。もちろん初心者向けに高校生でもわかる内容にしています。
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縄文海進からの地形の変遷が現在の大阪の地形の基盤になっていると思うのでその部分も改めて書いています。
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『ブラタモリ』でタモリさんをご案内した真田丸は、玉造駅から猫間川跡(東惣構堀)沿いを歩て真田丸へ向かう推奨コースを解説しています。
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四天王寺周辺は、8世紀後期に和気清麻呂(わけのきよまろ)が開削を命じたと言われる謎の窪地跡のはなし。
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古市古墳群では、安閑天皇陵古墳を本丸としていた高屋城跡の痕跡めぐり。
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富田林は、河岸段丘に刻まれた坂道などを巡る内容です。
新聞で連載していた記事をベースにしているので、難しいことは極力省いて地形と歴史との関係をまるでそのエリアを歩いているかのように一気に読める内容にしています。地形散歩の入門書として「地形さんぽをもっと楽しむヒント」の項目をつくり、Windows用のソフト「カシミール3D」やiPhoneやiPad対応の「スーパー地形」、無料で使える「今昔マップ」「地理院地図」についても解説していますので、これ1冊あれば、あなたもタモリさんのように地形歩きが楽しめるようになるはず。きっと…たぶん… よろしければぜひ
ぱらぱら動画です。
追記
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紀伊國屋書店梅田本店さんの入り口ではこんなディスプレーをしてくださっていました。大感激です。
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ツイッターで発売日前に平積みした写真をツイートしてくださっていたので、ミニ色紙を持ってジュンク堂近鉄あべのハルカス店さんへ。そういえばこの阿倍野歩道橋は、ブラタモリのロケで初めてタモリさんにお会いした場所です。
書店様でミニ色紙が必要な場合はお気軽にご連絡ください。
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