両親 - あしたのひとりごと
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母からの電話





母から電話がかかってくると
気分が滅入る
絶対に楽しい話ではないし 
言っていることも よく解らないから
それでも
79歳で震災にあい 家から放り出されてしまったのだから・・・
そう考えると もっと優しくしないとなって思うし
たまには わたし一人でも
金沢に行って顔を見てきた方がいいのかも?
なんて考える余裕?もでてきた
はずなのに 
電話がかかってくると 出るのやめようかって思ってしまう




母から電話がかかってきて
しばらく 携帯の画面を見つめ 電話に出る


要件は 名義変更のこと
いろいろ話をして 電話を切るときに


わたし 機嫌も悪いし電話するの嫌かもしれないけど
またいつでも電話して っと言った


母は
あんたに電話したら ポンポン何でも言われて
ただでさえ 気分が滅入ってるのに
ますます 気が滅入るわ  っと・・・


じゃあ 電話かけてこない方がいいね 
わたしも かわいくない


黙って聞いていると 聞いとる?忙しい?
っと 話がそれていくし
わたしが思っていることを言うと 
それはそれで 嫌みたいで・・・

聞き上手じゃないわたしは どう答えていいかわからない


母が本当に意味の解らないことを言っていると
話を整理するのに 黙ってしまう
すると聞いてる? っと騒ぎだす

言っている意味が解らないから 今整理してる 
っと わたしは言うので 
たぶん それも気に入らないんだと思う



この間も 解体の申請を受け付けましたって連絡が来たんだけど
解体業者に電話してもいい? っと言われて

わたしから 連絡したらいいの? っと聞くと

あんたが 解体待ってって言ってたやろ? っと言いだす

え?そんなこと言うわけない・・・
でも 母は わたしが言ったと言い切っているし
どこの思考回路で 変換されたんだろうと 考えていると


わかった 電話しとく っと言って電話が切れた




今 やさしくしておかないと 後悔するよねぇ







これからのこと




裁判の後 妹と話をして
もし母の名義に変更していいってことになったら
今度は お墓をなおせだのなんだのと
絶対に言ってきて
母は お墓をなおせと言われたと 騒ぐに決まっている・・・
今の裁判費用だけじゃなく お墓の修理代までとなると
本当に何をやっているかわからない
自分たちの生活は 何一つ変わっていなくて
家をなくした人に どうして お墓のことばかり言えるのか?
ふたりで あんな人たちとははやく縁を切りたいね っと話した


そして母には これから 〇〇〇家にお金をつかうのではなく
自分自身のためにお金を使ったらどう? っと
わたしが 公費解体前の立ち合いの時に
車の中で 母に話してみることになっていた


当日は金沢まで送る予定が 妹の旦那さんが送ってくれることになり
話す時間は短くなってしまい

もう 何の前振りもなく直球

〇〇〇家にお金を使うんじゃなくて
これからは 自分のために使ったら?
あのお墓に入りたいわけじゃないでしょ?


すると 意外な答えが・・・


お墓は わたしに責任があるらしい


誰が言ってたの?


しばし沈黙の後  調べた


調べた? なにで?


・・・・・



こんなことになってるのに 責任もくそもあるわけないやん
責任があるって言ったて 放置よ放置
〇〇さん(母の事)は お墓の人たちと他人で関係ない
ほっとけばいいのよっ



本当に責任があったとしても 
これから 財産を受け取る人たちがすればいいこと
法律って本当におかしいこともたくさんあるんだなって思う

土地だって 今は原形をとどめてるかもわからないのに
責任って簡単な言葉ですませないで欲しい




裁判の時も 我慢できなくて言っちゃったけど
弁護士さんを 震災前から頼んでたのは
財産が欲しかったんじゃなくて
名義変更してないと 罰金が発生するって話題になってたから
相談したんだって あんな人たちと話さなくちゃいけないし
罰金なんて払えないっておもったって
そこら辺は ちゃんと話そうと思ってる
また 我慢できなくなって 吠えたらごめんね っというと
母は言いたいことは言っておいた方がいいと思う と言っていた



本当に これからの生活を考えなくちゃいけないのに
こんなことで 悩まなくちゃいけないなんて・・・




















ふりまわされる娘





公費解体する前に 欲しい物 必要なものが
どのあたりにあるか 説明する立会
どのように進めるか という話もするのだと思う


担当者と話をするのも 日程を決めるのも 母
母が住んでいたところなので 当たり前のこと
っと言われてしまえば 何も言えない

母から公費解体の日程が25日に決まりました。
っと LINEが届くだけ
どう思っているのか どう考えているのかは
全くわからない
もちろん わたしたちの予定なんてお構いなし


25日の前に 裁判所に一緒に行くし
その時にでも 話を聞こうと思い
あえて 連絡はしなかった

裁判所に行く前に 母のアパートに行って
25日 どうするつもりでいるの? っと聞くと

13時に輪島につくバスに乗って 
バス停から歩いていけば ちょうどいいかな っと思って

ちょうどいいって・・・
14時半までに1時間以上あるよ

待ってる

待ってるって
家の中じゃないんだよ いる場所ないんだよ

その辺 片づけてればいいかなぁっと思って・・・

もう ほっておこうかなぁ っと思ってしまう

わたし 金沢を2回往復するのはちょっときついし
来るときは 頑張ってバスで来てくれないかなぁ
14時に穴水についたら わたしがそこから輪島まで送って
その後 金沢に送るから
来るときは 頑張って輪島まで来てね


そう言っても 母は担当の人が早く着いたら困るしとか言って
なかなか 14時に穴水につくバスに乗ると 素直に言わなかった

それでも 母に 
14時につくバスに乗ればいいんやね っとなんとか言わせた


でも・・・
もし 雨がひどかったりしたら 金沢に送れないかもしれないから
そのときは バス停まではちゃんと送るから
悪いけど 帰りもバスで帰ってね っとお願いした


ちゃんとした道なら わたしも2往復くらいしてあげたい
でも道も悪くて 普通の運転もちょっと自信がない
もし 雨が降ったら この間の豪雨でうちの近くの道はまた
半分無くなったので真っ暗な道を 帰ってくるのが怖い
今は・・・雨が降ると本当にやばいなぁって思っている



ちゃんと ここまで話したはずなのに・・・



裁判所では 妹が母に25日どうするの?っと聞いていた
それで わたしは 母と話したことを伝えて
2往復はできないけど いちお送るつもり っと話すと
わざわざ金沢まで っと妹は言っていた

                     
数日後
母から電話がかかってきた

〇〇さん(妹の旦那さん) 週末は金沢に行くやろ 
それで 金曜日一緒に金沢に連れて行ってもらおうと思ったんだけど
週末妹の旦那さんの実家で予定があるから 金沢に行かないんだって


だから?


25日雨らしいんだけどね
バスで帰るの嫌だなぁっと思って


わたし 帰りは送るって言わなかった?
雨が降ったら送れないかもしれないって言ったけど


今 書きながら反省・・・
母は わたしが雨が降ったら送れないって言ったから
騒いでたんだぁ


土砂降りじゃなかったら ちゃんと送るから っとわたしが言うと
不機嫌そうに  お願いします。 っと電話が切れた


もしかして 彼を当てにしてた?


しばらくして 妹からLINEが届いて
妹の旦那さんが 金沢に送ってくれると書いてあった


おり返し 電話をすると
妹の旦那さんは 実家の納屋にタイヤを置いていて
タイヤはダメでも ホイルが大丈夫なら使いたいから
解体にも 間にあったら立ち会ってくれると言う
そして 金沢まで送って
週末 妹の旦那さんの実家で用があればまた朝から輪島に行くと言ってくれた



週末用があるから 金沢に帰らないって言ってたんじゃないの?
っと聞くと



週末ボランティアの人が来てくれるかもしれないので
ボランティアの人が来てくれたら 自分も一緒に作業しようと思っている
だから ボランティアの人が来ないかもしれないし金沢に帰るよ 
っと気持ちよく引き受けてくれた


彼も わたし一人で 金沢を往復させたくないらしく
仕事が終わったら送れるから
なんとか引き延ばしてと言っていた。
でも・・・彼が仕事が終わるまでは さすがに待てない 笑

わたしたちの旦那様たちは やさしいよねぇ
っと妹と話した
母は思い付きで何でも言って
それに対して みんながなんとか都合をつけようと
頑張っていることを わかっているのだろうか?







頑固な母




だんだん 頑固になっていく母
歳をとったからなのか
あまり 人と関わらないからなのか・・・


裁判所で妹の苗字の読み方を聞かれた

妹は仕事が終わってから 裁判所に来ることになっていて
少し遅れていた。


普段は下の名前で呼んでいるので
苗字を言うことはない

確か 妹が結婚するときに
名前にたくさん濁音がつくの嫌だから 一個にしてやった っと言っていて
名前変えてもいいの? っとわたしが聞くと
わからんけど 濁音ひとつにしたった 
っと言って 二人で笑っていた記憶がある

それで 〇〇〇? △△△? うーん
〇〇〇だと思います。

っと 答えると
すかさず母が わたしもわからなくて この間聞いたら
全部に濁音がつくって言ってた と言った

最近 確かめたのなら 母の言うことが正しいのだろうと
すいません 全部濁音がつくらしいです 



妹が来て 妹に苗字の読み方を確認する
〇〇〇だけど

そうだよね 濁点ひとつだよね


すると母が この間聞いたら 全部に濁音がつくって言った
っと 言い切る


妹が またそんなおかしいこと言う っと言うと


わたしにだと 食って掛かってくるのに
黙り込んでしまった


まぁ 苗字だしね どう考えても
妹がいい間違えるわけがない









裁判(10月18日)





10月18日 裁判所から呼び出しがあった


実家の土地のこと


結局 父の姉妹たちと(正式には姉妹たちの息子たち)
母とで 対立した形で話し合うことになった


わたしたちは 
被災して今なら ハンコを押してくれるだろうと思っていた


13時半から始まって わたしたちと 相手側と
代わり交代に話を聞いてもらう
わたしたちには 弁護士さんがついている


弁護士さんも まさか ハンコを押さないとは
思っていなかったらしく
16時から別のクライアントの人と会う予定を立てていたようで
15時ごろ 会社に電話をして キャンセルしてほしいと言っていた。


わたしは 1時間前にキャンセルされたその人に
申し訳ない気持ちになってしまった
仕事を休んでいたかもしれないのに・・・

17時になっても終わらず
次回の話し合いとなった


相手の言い分は
今は 土地の価値はないかもしれないけれど
これから 上がるかもしれないし
ちゃんと 分け合うべきだと言っているらしい

そして 母の名義にした場合 墓守はしてくれるのかと
生きているわたしたちより 墓か っと・・・


わたしが 最悪わたしたちはこの争いから抜けてもいいです
なんなら 抜けたいくらいです っと言うと
話を聞いてくれている女の人が
えっ わたしたちがあの人たちの話を聞き続けるんですか?っと
すごく困った顔をしていた

書きながら 全然中立じゃないし って思う 笑



相手側の話を聞いて 弁護士さんは バカな奴らだっと
言っていたと 妹に聞いた

わたしたちは たぶん 間違ってないと思うのだけれど
弁護士さんにも この話し合いから抜けますか?っと言われるくらい
でも・・・抜けるためにも 相手側全員のハンコがいるらしい





話し合いの途中 相手側の言い分を聞いていて
だんだん腹が立ってきて
わたしは 自分が思ってること言っていいですか?っと
父ができなかったことを 
赤の他人の母とわたしたちができるとは
思っていません できるわけがないんです っと訴えた
次も吠えるかもしれない・・・

プロフィール

あした

Author:あした
その日思ったこと
思い出してしまったこと…

ここでは 正直に
書いていけたらな
と思っています。

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