Ashの宝箱

2023年6月14日 (水)

ボルネオ島探鳥記(2023年6月) 後半

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朝7時の便でブルネイを発ち、わずか40分のフライトでマレーシアのコタキナバル空港に到着。
キナバル山が見えるかと窓側の席にしたけど、あいにくの曇天だね。
入管もあっさり通り抜けて、ガイドさんの待つ到着ロビーへ。

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本日の目的地へ出発する前に簡単な朝食。
健康そうな地元のお嬢さんのグループに出会えて、眠気も一変に覚めたわ ^^

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この道路は舗装路とダートが半々くらいで、前を行く車のホコリがひどくてガイドさんも辛そう。

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マレーシアの最高峰のキナバル山(4,095メートル)が見えてきた。
タンブナン(Tambunan)の町からほど近い熱帯雨林の中に今日の探鳥地が在る。

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#カンムリシャコ ♂♀ #冠鷓鴣 #CrestedPartridge
https://youtu.be/ncQ-rX8-5PE  ←Youtube動画版

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#キンバト #金鳩 #EmeraldDove

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#チャガシラガビチョウ #茶頭画眉鳥 #ChestnutCappedLaughingthrush

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#マングローブヒメアオヒタキ #MangroveBlueFlycatcher

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#オジロウチワキジ #尾白団扇雉 #BulwersPheasant
https://youtu.be/gf_zapCTYKc  ←Youtube動画版

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#シキチョウ #四季鳥 #OrientalMagpieRobin
@TrusMadi山

観察小屋にはすでに5名ほどの(中国系の)グループが撮影中で、我々も三脚をセットして撮影開始。
ここの売りはオジロウチワキジとカンムリシャコらしく、先客もしきりにシャッターを切っていた。

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強烈な雷雨の中をTerupidの町に戻る。
ホテルにチェックインして楽しい夕食のはずが、なんとガイドさんがホテルをブッキングミス してたとか。
他のホテルを物色中だから安心して食べてとは言われたものの、美味しいはずのミーゴレンを食べても気が気では無い。

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急遽の手配で着いたのは、町はずれの怪しいホテル。
ベッドの下はホコリのかたまりだけど、もはや文句を言う気力もなくしてシャワーを浴びて寝た。

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ヤモリが鳴く部屋で過ごした翌朝。
今日は、メインターゲットのボルネオコクジャクに会うために泥だらけの山道を登るらしい。
途中に川渡りが在り、ヒルも多いらしいのでゴム長とヒル除けスプレイを準備した。

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水量は膝に満たなかったので何とか渡れたけど、雨降りの後は難儀するだろうな。
この後は急坂が続き、心臓が悲鳴を上げることに。

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ガイドさんに三脚を持ってもらったので、両手ストックで泥と石の道をひーこら登ってハイドに到着。
この日は我々のみだった。

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#ボルネオエボシコクジャク #烏帽子子孔雀 #BorneanPeacockPheasant
https://youtu.be/Yl3y07A7aGo ←Youtube動画版
この鳥に会うために泥と石ころの坂道をストック突いて登ったが、それだけの価値はあったと思う。


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ランチは道中の屋台で買ったお饅頭。
ムスリムの国なので、当然ながら「豚まん」は売ってなかった。

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#コシアカキジ#腰赤雉  #CrestedFireback

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#コシアカキジ ♀ #腰赤雉  #CrestedFireback

https://youtu.be/1z9oHPjvfc4 Youtube版動画


もし、エボシコクジャクとコシアカキジが見れなかったら明日も登山すると聞いてビビってたけど、何とか目的達成できてひと安心。

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#ビワハゴロモ #LanternFly
ハイドで潜んでたら目の前の木に奇天烈な生き物がとまった
かなり大きくて、こちらに向いて飛んできたときはのけ反りそうに成った。

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夜は宿の近くのレストランで。
私がビールを飲みたいのを察してか、ガイドさんがインド系のお店を選んでくれた。
ムスリムで無ければ飲酒などのルールは緩いんだとか。

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最終日はキナバル自然公園での探鳥。
ブルネイ経由の帰国フライトは19時発なので、半日程度は遊べそう。
キナバル山が近い。

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#ノドグロキヌバネドリ #WhiteheadsTrogon
緑一色のジャングルの中に真っ赤で大きな鳥。目立たないはずが無い。

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#キエリゴシキドリ #黄襟五色鳥 #GoldenNapedBarbet

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#スンダウグイス #SundaBushWarbler

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#不明 #N/A

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#コキティナヒメイナズマ ♀ #N/A

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#キエリアブラゼミ #N/A

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#ボルネオルリチョウ #BorneanWhistlingThrush

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自動車道に並行して沢沿いのトレイルが在る。Trogonを探してトレイルを歩く。

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マレーシアの道路では至る所にAWASの看板が在る。危険との意味らしい。

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キナバル山を後にしてコタキナバルの町へ土産物を買いに立ち寄る。
鳥見の旅では観光地へ立ち寄ることがほとんど無いけど、これからは余裕ある日程で現地をエンジョイしたいものだ。

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空港のロビーで銃を構えた警官に取り囲まれた。
とは嘘で、「一緒に写真を撮りたい」とお願いしたら、笑顔で並んでくれた。 Thank you。
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ブルネイ航空のスカイラウンジは相変わらずのがら空きで、なんか心配。


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これから成田空港へ向けて6時間弱のフライト。
ガラ空きなんで三人分のシートを使って寝て帰れるのは嬉しい。

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2023年6月12日 (月)

ボルネオ島探鳥記(2023年6月) 前半

 コロナ騒動が始まってからは海外への旅は自粛ムードだったし、個人的にも闘病中の親族が複数名居たりとかで、海外での探鳥は夢見るだけだったが、ようやく騒動も収まってきたし個人的な障壁も無くなったので、いざ!と思ってたら「ボルネオ島へ探鳥しに行きませんか?」との悪魔のささやきが(笑)

ボルネオ島へは地元の関西空港からでも行くことはできるけど、複数のフライトを乗り継ぐリスクと関東方面からの知人たちとの待ち合わせロスを考慮すると、成田発着がベストと成った。

成田空港には前日入りし、地元民のPuiさんに壮行会をしてもらった。
温厚で話題豊富なPuiさんとの四方山話で楽しく有意義な前夜を過ごせて、心より感謝です。

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Puiさんと@成田港温泉 空の湯

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@成田空港

"ロイヤル"とはなんと心地よい響きだろうか。まるで自分も王侯貴族の一員に成れた気がしてくすぐったい。
あえて成田空港発着便を選んだのも、関西空港発着ではこのフライトを選べないことが大きなファクターだったりして ^^;

ちなみに、行先のバンダル・スリ・ブガワンはブルネイの首都で、ブルネイの正式国名はブルネイ・ダルサラーム(Brunei Darussalam)、国土の面積は約5,700平方キロ(三重県くらいの大きさ)、人口は2019年の統計で約45万人の小さな国です。

しかし、豊富な石油資源のおかげで国は裕福で、教育や医療は無料。 所得税や消費税はもちろん、基本的に税金は無いとは羨ましい限り。

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@ロイヤルブルネイ航空の成田⇒ブルネイ便

我々が乗った便はとても空いていて、実感では2~3割ほどの埋まり具合だった。
スタッフは若くて親切だったしお姉さんはチャーミングだしで、このフライトの選択は正解かも。
イスラム教国の航空会社だと実感したのは、フライトマップにイスラム教の聖地メッカの方角と距離が常に表示されてたこと、食事には豚肉や動物性の油が使われてないこと、ビールが無いことなどかな。

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@バンダル・スリ・ブガワン空港近く

もうすぐ着陸の段になって、我々の便は空港近くの洋上をグルグルと旋回し始めた。
旋回の理由は(アナウンスが現地語だったので)不明だが、おおよそ一時間遅れでの着陸と成った。

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@ペラダヤン・フォレスト保護区の民家 

ブルネイ国は首都のある本土と飛び地のテンブロン地区とで構成されており、二つの地区は長い橋で結ばれている。
この橋を渡って、今回の探鳥地となるテンブロン地区のペラダヤン・フォレスト保護区へ到着。
探鳥前の夕食はガイドさんの親戚の民家でブルネイの伝統料理だった。
有名レストランでの贅を尽くした食事を好む人も多いが、土地の人たちの暮らし向きが解かる郷土料理が好きだな。
ちなみに、ポカリっぽいペットボトルの液体はこの家のお母さんが作ったお酒でどぶろくに近いものらしいが、ちょっと羽目を外して飲み過ぎたので、この後のジャングル歩きで難儀した。

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#ミツユビカワセミ #RufousBackedKingfisher

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#ヨタカ #夜鷹 #GreyNightjar

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#マレーシアヒメアオヒタキ#MalaysianBlueFlycatcher
@保護区のジャングル

ガイドさんの予定ではフクロウ・ミミズクの類が見れるはずで、近くの梢での鳴き声は聞けたもののカメラを構えてハイドから出るや否や飛び去られることばかり。
しかしながら大好きなヨタカを間近でじっくり見れたので大満足の第一夜だった。

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#オレンジハナドリ #OrangeBelliedFlowerpecker

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#コシアカモリチメドリ #ChestnutRumpedBabbler

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@宿の庭
我々が泊まったのは保護区近くの村に在る一軒家で、我々の借り切りだった。
宿の敷地からでもある程度の鳥見ができて、コーヒーを飲みながらのお気軽探鳥で一日が始まる。

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@保護区近くの村

朝食は近所のモールのインド料理店で。
ナンに似た粉ものだけど、卵が練りこんであって少し甘くて美味しかった。

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何種類ものヤイロチョウ(Pitta)が出ると言われるジャングルへ分け入りハイドで待つも気配なし。

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#チビアオバト #小青鳩 #LittleGreenPigeon

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#ミドリヒメコノハドリ #GreenIora

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#コシアカモリチメドリ #ChestnutRumpedBabbler

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#コシアカモリチメドリ #ChestnutRumpedBabbler
@農園跡

場所を農園跡地に移し、なんとか数種類の小鳥に会えたけど、ちょっと欲求不満が残った。


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昨日に引き続きガイドさんの親戚の民家でランチ。
素朴ながら日本人の味覚に合いそうな郷土料理は好きだな。
ケージの中にいる #コシアカキジ はお父さんが山で捕まえた ♀ #腰赤雉
#CrestedFireback

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#カワリサンコウチョウ#AsianParadiseFlycatcher

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今回はガイドさん一押しのヤイロチョウやフクロウは外したけど、切り札の白いサンコウチョウには会えた。
メスも居たけど、超臆病で葉陰からでてくれなかった 。
近所のアジアンレストランでアジアンな夕食の後、ブルネイ最後のナイトサファリに出かける。

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https://youtu.be/xsOUHt0AzlY ←動画版です

サファリの帰路で今夜もヨタカに会えた。
ガイドさんが照らすライトを頼りにソロリソロリと近づくも、2メートル未満に近づいても一向に逃げない。
どうやら近くに別の個体が居るようで何度も鳴きかわしてたので、この辺で失礼することにした。

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#キングコブラ #KingCobra
この夜のサプライズはもう一つ。
ガイドさんが「キングコブラが居る」と叫ぶ先に体調3メートルばかりのコブラが居た。
怒ると首のあたりを平たく拡げて威嚇するらしいが、そのシーンを演出する度胸は無かった。

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早朝3時起きで空港へ向かう
経路で大きなモスクが在ったので立ち寄ってもらったが、まだ暗いのに礼拝に向かう人々がいた。

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@バンダル・スリ・ブガワン空港

航空会社のスカイラウンジでは、プライオリティパスが在れば無料で休憩や軽食ができるけど、やはりアルコール無しの日は続く。

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冬の道東で野鳥と海鮮を堪能なのだ(2020年12月)

マイレージの有効期限が迫っていてどこかへ旅せねばと思案してたら、野鳥つながりのPuiさんから「道東のユキホオジロを見に行きません?」とのお誘いが在った。
Puiさんとは何度も旅してるが、カメラの達人かつグルメでグルマンなお方なので楽しい思い出がいっぱい有る。当然ながら返事は「Yes」です。

■12月7日(月)

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地元の関西空港からはLCCのPeach航空が釧路空港との直行便を飛ばしているが、今回はANAのマイレージを消化することが目的の一つなので、LCCは使えない。

まず、関西空港を13:40発のANA1713便で新千歳空港まで飛び、新千歳空港を15:55発のANA4875便に乗り換えて釧路空港を目指すことにした。

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新千歳空港ではわずか25分の乗り換え時間しか無いのが心配だったが、遅延も無く間に合った。
昔は道内便の発着には丘珠空港が使われていたので、バス移動していた頃に比べると幹線から25分で乗り換えれる今は夢のようだ。

新千歳空港→釧路空港の便はデ・ハビランド・カナダの双発ターボプロップ機Dash8-200だ。
時代の趨勢はジェット機だけど、プロペラ機がブルンブルンと振動して飛ぶのが好きなので窓よりでエンジンが見える席を選んだ。

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釧路空港では先着したPuiさんがレンタカーで待ち受けてくれていた。
道東の日暮れは早い(4時頃には暗く成る)ので、今日は釧路市内のホテルにチェックインし、近くの炉端焼き店で再会を祝った。

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やはり、冬の北海道では貝でしょう!
これはつぶ貝とほっき貝の盛り合せ。

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大好きな真鱈の白子。
北海道では”たち”と呼ぶが、私の故郷の能登半島では”ダダミ”と呼んでいた。
”たち”の語源には諸説あるが、このサイトが詳しい。

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メニューに仙鳳趾の牡蠣が在ったのでたのんでみたけど、味は期待してた物とはほど遠い。
今回の旅の主目的?は牡蠣を腹いっぱい食べることでも在るので、機会を見つけて美味しい牡蠣を食べたい。

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きれいなお姉さんがコップ酒を注いでくれたのは嬉しいけど、コロナの感染を案じてかすぐに遠くへ行ってしまう ^^;

■12月8日(火)

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ホテルでの豪華なバイキング朝食でスタミナを貯めて、まずは鶴居村の鶴を見学に。

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鶴が白い息を吐く絵が撮りたかったが、現地入りしたのが8時を過ぎていたので無理だった。

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その後、Puiさんが事前に収集してくれていた情報を頼りに標茶町あたりの林でエゾフクロウの洞を何か所か訪ねてみたものの、どこもお留守でがっかり。

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林のカケスを追いかけていたら大きなノスリが枝に。
これが毛足だったら良かったのにね。

どうやら鳥運には恵まれて無いようなので、方針をグルメに変更して厚岸の町へ向かうことにした。

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道中の牧草地では白鳥の家族が日向ぼっこ中で、なんかほっこりする。

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2020年9月16日 (水)

伊良部島ぐーたら滞在記(2020年7月) 後編

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何の束縛も無いリタイア暮らしなので、南の島でぐーたらしようとは思ってたものの、どうしても一生懸命に成ってしまう。
まだまだ、時間貧乏の癖は治らないな。

■7月24日(金) 8日目

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島の東側の漁港でエリグロアジサシが営巣しているのだが、雛が成長している様を見たくて何度も通っている。
幸いにもクルマから覗ける巣が幾つか在るので、徐行運転でそろりそろりと近づいて窓の隙間から撮影する。

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この日も半端ない暑さのためか、アジサシは水面にお腹を擦りつけながら滑走していた。

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近くには漁協組合が運営している食堂が在り、獲れたてのカツオやマグロを堪能できる。

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この刺身定食は、1,100円(税込)。
安くは無いけど、材料が新鮮なので美味しい。

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四人掛けのテーブルで食べていたら混みだしてきて、店員さんからカウンター席への移動をお願いされた。
こころよく応じてあげたら、お礼にと魚の天ぷらを頂いた。

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どうやら、数日前にクレジットカードを紛失したらしい。
クレジットカードは他にも在るので滞在中の支払いはどうにかなるが、不正使用が気がかりなのでカード会社に連絡を入れ、島の交番へ行ってみた。
留守なので本島の署へ電話してみると、駐在さんは夏休み中で帰省中なので本島まで来て欲しいとのこと。
まあ、犯罪が少ない島なので良いものの、少し驚いた。

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牧山展望台は伊良部島で最も高い丘に立ち、毎年の寒露の時期には南へ渡るサシバの群れが周辺の林で休憩する。
島の北側にあるフナウサギバナタ展望台と同様にサシバを模したモニュメントが印象的。

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オオゴマダラは羽根を拡げたら13cmにも成り日本では最大級の蝶だ。
数メートルの高みをフワフワと舞う姿は何度見ても飽きない。

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イソヒヨドリの雛っこ。自力でミミズを捕まえたようで、前足で抑え込んだのをなんとか飲み込めた。

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公園の遊歩道で羽根を拡げてバタつくヒヨドリ。
日光浴してるのか、身体に着いた虫を掃ってるのか近くの雛を守るための偽傷行為なのか不明。

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伊良部大橋を渡る車の列が途切れないのは4連休のせいかな。

■7月25日(土) 9日目

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エリグロアジサシの雛っ子は順調に育っている。
激暑の日向で一生懸命に子育てをする両親には頭が下がるな。

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この旅では島の料理や酒を満喫するつもりだったのに、近くの居酒屋さんには「島外者お断り」の張り紙がされていた。
Tさんがお店の人に交渉してくれたものの、やはりコロナの感染が怖いので駄目らしい。
下地島のレストランならOKらしいので、Tさんと出向いてみた。

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このレストランさしばの前身は下地島空港で離着陸の訓練をするパイロットさんの食堂だったが、タッチ&ゴーの訓練がシミュレーターでできるように成ってからは訓練生も激減して、一般にも開放されるように成った。

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品数は多くは無いものの、沖縄っぽい料理が堪能出来たので嬉し顔の私と、Tさん。

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ついたての向こうの座敷では、地元の中学生たちが卓球の試合の祝勝会だったらしく、楽しそうな笑い声が響いてた。
顔出し許可を貰ったので加工せずに利用したが、やはり若者の笑顔は世の中を明るくするね。

■7月26日(日) 10日目

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Tさんは私と同じくリタイア暮らしだが、かなりの多趣味の人だ。
自宅裏には趣味の作業用の工房が在って、螺鈿細工や蒔絵などができる。

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私に螺鈿細工の手順をレクチャーしてくれた。

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夜光貝を秘伝の技法で薄く削いで、螺鈿用のパーツを作る。

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趣味の蛇皮線にも自作の装飾を施してある。
元はJ社の地上勤務で下地島に赴任したが、この島が気に入ったので退職後も住むことにしたのだとか。
息子さんはダイビングのインストラクターなので、お孫さんのお世話はTさんの最大任務。

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朝から空模様が悪かったが、案の定スコールに成ってしまった。
しかし、南国の雨はパッと降ってパッと止むので、様子見していたら晴れてきた。

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今日も島の東側の漁港に来たが、目標はオオアジサシだ。
オオアジサシの全長は、大阪などにも飛来するコアジサシの倍ほども在り、長くて強い翼でぐいぐいと飛ぶ姿はカッコいい。
ただ、他のアジサシのような群れでは飛ばず数も少ないので、出会えるチャンスは多く無い。

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漁港の漁師さんの話しでは、カツオ船が漁から戻る頃に飛来することが多いらしいので、待つこと数時間。
出た~‼ 頭上を高速で横切る姿は、やはり迫力ある。

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宮古島の中央部の大嶽城址公園まで足を延ばしてみた。
ここには宮古島最高峰の野原岳(109m)が在るが、ほとんど来訪者も居ない公園の道は蜘蛛の巣だらけなので、途中の東屋で一服する。
目の前には航空自衛隊の宮古島分屯基地が見えるが、戦時中に掘られた壕やトーチカも含めて沖縄の歴史を感じさせる。

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宮古島空港に着陸するプロペラ機。離島との間を飛ぶ便だろうか。

■7月27日(月) 11日目

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少し遅めに起きて、宿の周囲を散歩してみた。
さすがはサシバが飛来する島なので、橋の欄干もサシバの彫刻だね。

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お宿の前のマングローブ林にはシオマネキが棲んでいる。
警戒心が強いので人影や足音で隠れてしまうから、そろりそろりと近づく

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画面の左側が伊良部島で、右側が下地島。
空港関連の施設は下地島に集約されている。

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宿の裏手の畑に自生しているバナナ。採って食べるには早いのかな?

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今日も渡口の浜の食堂で宮古ソバ。
店主さんがガラスケースで飼育しているヤシガニを見せてくれた。
テレビのDr.コトー診療所ではヤシガニラーメンを食べるシーンが出て来たが、きっと美味しいんだろうな。

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浜で見かけたお姉さん2人に「写真撮らせてください」とお願いしたら、快くポーズ取ってくれたのはラッキー。
プライバシー考慮で表情をぼかしてます。

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シロハナクイナが素早過ぎて写真を撮れてないとTさんにボヤいてたら、「ゴルフ場に居るんで行こうか!」と誘ってくれた。

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小雨振る中をカートで周ってたら居ました。シロハナクイナさん。

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バンも居ますね。

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佐和田の浜から滑走路を覗いたら、ちょうど海上保安庁のFalconジェットが訓練中だった。
空と海から日本の領土と領海を守ってくれる頼もしい奴だ。

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コウノトリが島の北部に居るかもとの情報で農業用水へ行ってみたら、なんとクロツラヘラサギが居た。

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晩酌の魚はスーパーから買ってきたカツオの刺身。
水揚げしてすぐにさばくので、タタキにする必要もないらしい。

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コロナ騒動のさなか、親爺二人だけの晩酌もそれなりに旨し。

■7月28日(火) 12日目

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裏の畑でリュウキュウアカショウビンが鳴き交わす声に起こされてしまった。
まだ早朝6時なのに、大阪に居るときは夢の中なのに、不思議と目覚めが良い。

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今朝もうずまきパンでモーニング。どんだけ好きやねん^^;

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大野山林は蝶好きにも喜ばれるはず。これは、ツマムラサキマダラ。

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おなじみの、リュウキュウアサギマダラ。

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シロオビアゲハの個体数はかなり多い。

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これは、ヤエヤマオオコウモリ。
宮古島や八重山諸島に生息するオオコウモリだが、こんな姿勢をしている時は小動物っぽくて可愛い。

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池にはカメさんも居ます。
これは、宮古島で急速的に数を増やしているヤエヤマイシガメかも知れないが、かなり用心深くて少しの物音でも草藪に逃げ込む。

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熱帯植物園の近くのレッドドラゴンと言うパーラーのガーリックシュリンプは絶品だよ。凄い可愛いお姉さんも居るし。
とFB友のTさんに教えて貰って喜び勇んで訪れてみたけど、居たのは店長さんだけ。
「可愛いお姉さんはどこ?」と尋ねたら、(コロナ騒動で仕事が減って)九州へ帰ってしまったんだとか。
よくよく美女には縁のない旅ですわ。

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しかし、ガーリックシュリンプは評判通りに美味しかった。

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17エンドに落ちる夕陽に見とれてしまう。今日もたくさん遊んだので熟睡必須かな。

 

■7月29日(水) 13日目

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ぐーたら暮らしの日々はあっと言う間終わり、何となく寂しい気分。
野鳥は腹いっぱい見たので、下地島をぶらついてみた。

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下地島は、パイロットのタッチ&ゴー訓練が見られる空港で有名だけど、他にも通り池などダイバーさん大喜びのスポットも在る。

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田園地帯に巨石がデーンと鎮座してる。どんな出来事でこの石がここに在るのか、歴史を数千万年も遡ったら解るのかな。
神道的には、当然ながら信仰の対象だね。

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金属音に気付いて頭上を見上げたらFalconジェットが旋回中。
数日前から訓練中の海上保安庁の機材だな。

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メジロやセッカなど草原の小鳥たち

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畑にはツバメチドリが。この個体は幼鳥のように見て取れる。

 

■7月30日(木) 14日目

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実質的には今日が島で遊べる最終日。
この島の光景を目に焼き付けるために、車でグルグル回る。
写真の佐和田の浜にはコウノトリが飛来しているとの情報も在ったが、会えなかったな。

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海沿いに北上し、フナウサギバナタに着いた。
ここは、沖縄本島へ旅立つ家族や恋人を見送る丘だったとか。
今ほど大きく安全な船が無かった時代に、旅立つ人を見送る家族の心情や如何に。

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フナウサギバナタの展望台。かつてはサシバの形の場屋が在ったが、老朽化したために撤去された。
返って夜空の見通しが良く成ったので、星空観測する人は嬉しいかも。

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漁港の近くの岩礁で生まれたエリグロアジサシの雛っ子は、かなり成長した。
南の国への渡りが安全であって欲しい。

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マグロ船が港に戻ってきた。

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名前は知らない野草だけど、グルグルと島巡りする私みたいな。

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私の送別会と言うことで、お宿の主のTさんの愛情がこもった料理を肴にオリオンビールを飲む。

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塩漬けの島ラッキョウ。この素朴さがたまらん。

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半月前にはビビったが、見慣れたら可愛いヤモリくん。

 

■7月31日(木) 15日目

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何事にもまめなTさん、今日は外壁の補修工事かな。

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お宿の前のクリーク。こののんびりとした風景はいつまでも続いてほしい。

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強い日差しには強烈な赤のブーゲンビリアが似合う。

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お土産にもらった夜光貝の剥離片。これを使ったパネルでも作ってみたい。

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出発時間までかなり在るが、ロビーでくつろぎながら旅の思い出を反すうする。

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まるでリゾートホテル

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関西空港へ向かうGK378便が定刻に到着

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さようなら、伊良部島&宮古島

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宮古島は片道5990円から来れる別天地、また心が穢れたら洗い流しに来るね。

前編へ

■2006年7月 初めて訪れたトロピカルアイランドに感激
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_5db7.html

■2008年7月 台風にほんろうされながらも遊びまくった思い出
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0090.html

■2010年10月にサシバの渡りを求めて伊良部島へ渡った日記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-6635.html

■2013年にダブル台風の中を難儀した四回目の宮古島探鳥記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-e69f.html

 

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2020年9月12日 (土)

伊良部島ぐーたら滞在記(2020年7月) 前編

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久しく訪れて無かった南西諸島への旅を思い立ったのは、去年の冬。
アカショウビンやアジサシなどの野鳥は絶対に見たいし、最近は星空にも興味が湧いてきたので、南十字星やカノープスも見たいな。
4月なら、リュウキュウアカショウビンは渡来してるし、南十字星もなんとか見れそうなので、速攻で空のチケットと宿の確保をしたのだが……

運命は非情なり。
出発日を心待ちにしてカレンダーをめくってたのに、降って湧いたようなコロナ騒動で観光旅行など論外の状況に成ってしまった。
コロナ騒動が一段落する日を粘り強く待って…、待って、やっと行けそうな気配が見えだしたのが7月。捲土重来で、チケットを取り直した。

■7月17日(金) 1日目

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旅立ちの日が来た。
LCCのジェットスターが関西空港~下地島空港便を運航しているので、南大阪地域に住んでいる私にはとても便利だ。
しかも、お宿は下地島に隣接している伊良部島だし、運賃も驚くほど安い。ちなみに、関西空港~下地島空港の片道運賃は5,990円から。

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コロナ騒動で関西空港は閑散としているとは聞いていたものの、ここまで酷いとは思わなかったな。
「あんな年も有ったよね」と、思い出話にできる日が来ることを願いたい。

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もうすぐ到着。
眼下のエメラルド色の海がきれい。

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初めて降り立った下地島空港はあいにくの雨。
お宿の主人のTさんが、到着ゲートまで迎えに来てくれていた。

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おー、宮古島まもる君もお出迎えに来てくれてたんか⁉
マスク姿なのは今のご時勢だな。

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お宿のご主人と久方ぶりの再会を祝って乾杯。
やっぱり南の島で飲むオリオンビールは美味いわ。

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隣の席では地元の方々がオトーリで盛り上がっていた。
オトーリには興味が在るし、お宿のご主人とは面識が在る方々のようだったので同席してみたかったが、コロナ予防を考えてじっと我慢。

■7月18日(土) 2日目

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伊良部島での最初の朝は、きれいな朝焼けだった。

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宿の周辺には何羽かのリュウキュウアカショウビンが生息していて、夜明けとともに無き始めるのでのんびりと寝ていられない。
お宿の近くの木にも、このとおり。
本州で見られるアカショウビンの亜種では在るものの、ハトやスズメのように日常生活の中で見ることができるのは羨ましい。

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宮古本島にはいくつかの島が隣接していて、私が滞在している伊良部島もその一つだ。
ちなみに、写真の左側は空港の在る下地島で、クリークを挟んだ右側がお宿の在る伊良部島。

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基本ノープランの旅程だけど、取りあえず池間島へ向かってみる。
池間大橋のたもと(宮古本島側)から望む池間島。

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池間島の中央部には湿原が在ってアカガシラサギなどが生息しているが、あいにく湿原の浚渫工事中のためか見渡す範囲にサギは居ない。
シロオビアゲハの舞いを見ただけで、次なる目的地へ移動することにした。

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与那覇前浜から栗間島を望む。
伊良部大橋ができる前までは、宮古島滞在中の宿は栗間島のペンションだった。
懐かしい思い出を辿ってクルマで周ってみたが、あちこちにホテルやレストランが出来ていて、なんだか浦島太郎の気分だ。
島の経済を回すためにも観光化は必要だろうけど、サトウキビ畑だけの牧歌的な風景が薄れてしまったのは、少し寂しい。

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気を取り直して、前にミフウズラを見かけた精糖工場裏のサトウキビ畑を周ってみたら、運よくメスに出会えた。
メスは胸が黒いので、雌雄を見分けるのは簡単だ。
以前の旅では、親子のミフウズラが日向ぼっこしている姿を撮りたくて、かなり粘ったものの警戒されてしくじった思い出が。

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大野山林へも立ち寄ったが、迷彩テントを持参してなかったので(鳥たちに警戒され)期待したような出会いは無かった。
こんな日は早々と宿へ帰って、ご主人と泡盛で一杯さ。
シークァーサーを絞った泡盛のロックは清涼感タップリで、ピッチが進むわ~ ^^;
 

■7月19日(日) 3日目

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まだ朝の6時台なのに入道雲のようなのがモコモコと湧いていた。
今日も暑く成るんだろうな。

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今日はベニアジサシが営巣していると言う宮古本島の南東端の保良漁港まで行ってみた。
砂浜から30メートルほどの岩礁に数十羽のコロニーが在る。望遠レンズで観察してみると、エリグロアジサシも混ざっている。

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迷彩テントにこもって水浴び中の群れに中腰でにじり寄るのだが、テントが少しでも揺れると驚いて飛び去られてしまう。
酷暑の中を我慢して待ってたら少しずつ群れが寄って来たので、息を止めてシャッターを切る。

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これはクロサギだが、世の中には白色型のクロサギも居る。

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漁港の近くのビーチには、何年か前に粟国島で知り合った若者のご両親が経営する浜茶屋が在って、彼の安否を尋ねに立ち寄ってみたが、最近は音信が無いようでがっかり。

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この暑さで喉はカラカラだし少し疲れたので、早めに宿に戻ることにした。

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Tさんが、「ヤシガニ探しに行こうよ」と誘ってくれたので、夜の伊良部島&下地島をグルグル回ってみた。
湿気が多い新月の夜だと遭遇しやすいんだとか。

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この夜に出会ったのは足を拡げて25cmほどのサイズだったが、もっと大きいのが居るらしい。
食べたら美味しいらしいが、最近は野生生物愛護の風潮が強くて、おおっぴらには食べたとは言えないんだとか。

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まるでエイリアン。

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オカガニも大きいが、ヤシガニほどの見た目のインパクトは無い。

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テニスボールほども大きいヤドカリ。
これらの甲殻類が夜道を横断する際に轢死することが多いらしいんで、夜道でも安全運転したいね。

■7月20日(月) 4日目

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お宿は素泊まりだけど、朝はTさんが入れてくれたコーヒーをマグカップで何杯も飲めるし、夜は泡盛の飲み放題だ。
今朝は、食品スーパーで仕入れたうず巻パンと淹れ立てのコーヒーでモーニング。
うず巻パンは伊良部島が発祥のご当地パンで、クリームの甘さとザラメ糖のじゃりじゃり感が癖になる。
この素朴さがたまらん。

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宮古本島のトゥリバーマリーナにアジサシのコロニーが在って、餌探しのアジサシは伊良部大橋を横切って小魚を狩りにでかける。

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ベニアジサシは関西ではレアな鳥なので、数十羽の群れが居るコロニーには心躍るわ。

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夕陽がきれいな久松の丘に在るパーラーはお気に入りで、ここから見下ろす景色とそよ風には癒される。

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暑い日なので、冷たい麺が特に美味い。

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ミフウズラを探してサトウキビ畑を周るものの成果は無いし、たまらん暑さなのでいったんお宿へ戻ることにした。

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今年はネオワイズ彗星が接近しているので、夜空が暗いふなうさぎバナタで日暮れを待つことにした。
撮影の準備をしていたら、マスク美人のお姉さんが傍のベンチに座ったので、星や鳥の与太話が楽しかった。
マスクで眼しか見れなかったけど、きっと美人に間違いない、きっと(笑)

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コロナ騒動が無ければ春の南十字星を見れたのにと嘆いていたが、こんな素晴らしい天体ショーが見れるなら来島を延期した甲斐も有ったな。
この時期の内地(島の人は本州などを内地と呼ぶ、ちなみに内地の人は「ナイチャー」と呼ぶ)はあいにくの雨天続きらしくて、関西に住む星友達さんに羨ましがられた。

■7月21日(火) 5日目

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今日も宮古本島の東端のベニアジサシのコロニーへ出かけてみた。
迷彩テントは先日の暑さに懲りてクルマに置いてきたが、意外と鳥たちの警戒心は少ない。

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ベニアジサシの群れが飛び回る光景なんて、関西では見られないので心躍った。

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ランチは食品スーパーで仕入れたサタパンピンとミキ。
一般にはサーターアンダギーだが、宮古島ではサタパンピンなんだとか。

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帰路に大野山林へ立ち寄ってみた。

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今日は迷彩テント持参なので、鳥たちがすぐ傍まで来てくれる。
強いて難点を言えば、余りに近すぎるのでアップしか撮れなかったり、フレームアウトしたりだけど、ぜいたくな悩みかな。

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アカショウビンもくつろいで、自然な仕草を見せてくれる。

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残念ながら尾羽の長いオスには会えなかったが、目線の高さでみれたリュウキュウサンコウチョウ。

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キンバトも近寄ってくれた。

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頭上で何かの音がしているので探してみたら、クジャクが座ってた。
このインドクジャクは、約30年前に観賞用として持ち込まれたものだが、篭脱けしたものが繁殖して数千場に増え、農作物に与える被害は深刻らしい。

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リュウキュウサンコウチョウの雛、人間の怖さを知らないのかグングン近づいてくる。
秋には親に連れられて南の国に旅立つのだろう。

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今日も飽きずに(笑)、フナウサギバナタで彗星観察。
雲が気がかりだが、天気予報アプリでは数時間後には切れ間ができるみたい。

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かつては、展望台の上に巨大なサシバの被り物が在ったのだか、台風の被害や経年劣化のために撤去された。
全天が見渡せるので星空を見る立場の私には嬉しいが。

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この彗星を次に見れるチャンスは6,700年後らしいので、実質は見納めだね。

■7月22日(水) 6日目

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洗濯物が溜まってきたし遊び疲れも感じるので、今日は近場でのんびりすることにした。
陽射しが強いうえにそよ風も吹いているので、洗濯物はあっと言う間に乾く。

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宿はほぼ貸し切りなので、勝手気ままに時間潰しできる。

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下地島空港の着陸ルートは宿からも近いので、航空写真マニアには有名な17エンドへ着陸機を見に行くことにした。
赤い桟橋がエメラルド色の海に映えて、更に空の蒼と白い雲。
コロナの影響で離着陸の便数は少ないものの、この景色を見ているだけで心が安らぐ。

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出迎えのGK323便は1時間の延着のうえ、着陸時刻のスコールでびしょ濡れの撮影だったけど、まあ楽しかった。

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成田空港へ戻るGK324便は目の前をゆっくりとタクシーングしてくれた。

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駐車場への帰路で出会ったスジグロカバマダラ。

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セッカも葉陰を探して暑さをしのいでいる。

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飛び回っているツバメを撮るのは難しいけど、運よく止まりものに出会えた。

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Tさん曰く、宮古ソバのお薦めは渡口の浜に在る伊島観光サービスのレストランとのことで、連れ持って食べに行ってみた。

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宮古ソバの定義は、あっさり目のスープに平麺で、三枚肉とカマボコ。
定義通りに作ればどこの店も味は同じと思いがちだが、微妙に違うのが面白い。

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渡口の浜ビーチは海も砂もきれいで、オンシーズンは観光客も多い。
注)後ろ姿の女性は当方とは縁のないお方です。念のため ^^;

■7月23日(木) 7日目

今回のお目当ての一つでもあったミフウズラだが、遠目に姿を見ることは有っても一瞬で草藪に隠れてしまう。
そんな悩みを地元バーダーのN氏に愚痴ってたら、「それでは、私がお気に入りの場所へ連れて行ってあげましょう」と嬉しい返事が来た。
N氏との待ち合わせは夕方なので、それまでは大野山林で遊ぶことにした。

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ヤエヤマイチモンジは本土のコミスジに似るが、生息域は奄美以南だ。

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リュウキュウメジロは番いで行動するので、本土のメジロのような群れを形成することは無い。

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マダラコオロギは奄美以南に生息する。

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ルリタテハ。
本土のものと帯の位置が微妙に違うらしいが、私には解らない。

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オオゴマダラは巨大な蝶で、数メートルの高みをフワフワと飛ぶ姿は優美だ。

 

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午後の陽射しが一段落した頃にN氏と合流し、サトウキビ畑をグルグルと回る。
N氏によれば、陽が沈みかける頃が出やすいらしい。

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道路を横切る親子に遭遇したが、ちょっと遠すぎる。

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父子がピッタリと寄り添って畑を走っていた。
ミフウズラは他の鳥たちと役割が反対で、雄が子育てをする一方で、雌は次の繁殖のために他の雄と番うんだとか。
ちょっと怖い。

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ミフウズラの番い。
左側が雌で、右が雄。

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この夜は月齢1日。
繊月が海に突き刺さる絵を撮りたくて、与那覇前浜で月の入りを待つことにした。

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残念ながら月が海面に近づいたころの水平線には雲が湧いてきて、海に突き刺さる繊月は撮れなかった。

ほぼ半月の滞在も明日からは後半戦。まだまだ遊びた足りないわ。^^;

後編へ

 

■2006年に初めて宮古島を訪れた際の探鳥記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_5db7.html

 

■2008年の二回目の宮古島探鳥記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_0090.html

 

■2010年10月にサシバの渡りを求めて伊良部島へ渡った日記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-6635.html

 

■2013年にダブル台風の中を難儀した四回目の宮古島探鳥記です
http://ashgarden.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-e69f.html

 

 

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2019年12月17日 (火)

エクアドル探鳥記(2019年10月) 8日目

■帰路( エクアドル → 大阪)

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キト空港(UIO)でチェックイン

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マイアミ便の出発には3時間も在るので、VIPラウンジで軽食とビールで過ごす

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VIPラウンジを利用するための三点セットはパスポート、チケットとプライオリティカード
プライオリティカードはプラチナ版のクレジットカードを持っていれば取得できるので、今回用にプラチナカードに変更した

✈キト空港(UIO)23:55発~(AA946便で4時間17分)~マイアミ空港(MIA)05:13着


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マイアミ空港(MIA)に到着
さすが早朝5時なので旅客は少ないな
 

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ダラス空港(DFW)行きの便に乗り換える
✈マイアミ空港(MIA) 07:10発~(AA2575便で3時間8分)~ダラス空港(DFW) 09:10着
 
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アメリカ上空を飛行中なんで、やはり飲むのはテネシーウイスキーのJackDaniel's

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もうすぐダラス空港に到着だ
アメリカ入国にはトランジットでもエスタが必要です

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ダラス空港のターミナルを結ぶスカイリンクは無料なので、広大な空港の移動も苦にならない
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ここでもVIPラウンジで軽食とビールで時間待ち

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✈ダラス空港(DFW) 13:00発~(AA061便で13時間55分)~ 成田空港(NRT) 16:55着
同じ区間でも往路より2時間ほど所要時間が長いのは偏西風に向かって飛ぶため
YouTube


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 何度目かの機内食がサービスされたけど、時差の関連で夕食なのか朝食なのか解らない😅

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夜間飛行中は機内照明も切られているので座席前の画面で映画を見るくらいしか暇つぶしが無い
ブロイラーの気持ちが解るわ

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やっと成田空港(NRT)に到着、後は関西空港(KIX)へ飛ぶだけか
ここまで戻れば安心だな

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2019年12月16日 (月)

エクアドル探鳥記(2019年10月) 7日目

■7日目( Antisana Ecological Reserve )

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今日は、標高4,000メートルを超えて高原のコンドルを撮る

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初日にもお世話に成ったロッジ(Zaisant Ecolodge)はリラックスできるのでお勧めです

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キト市の東側を南下し、Antisana保護区を目指す

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ワシノスリ / Black-chested buzzard-eagle
生息域=標高2,000~4,000m 体長=61~69cm
標高3,600mの高地でコンドルを撮ってる時に突進してきたが、迫力あり過ぎてビビった。
日本では特定動物に指定されていないので業者から買えるらしいけど、ネットで調べたら1羽が150万


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こんな高地までバイクで登ってきた強者たち

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ネズミヤマシトド / Plumbeous Sierra-finch
生息域=標高3,000~4,800m 体長=14cm
薄灰色の地味な鳥
は全く異なる外観で、エゾビタキのような縦班の胸
高い標高に棲むらしいが、私が出会ったのも標高=3,900m地点だった

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キマユジカマドドリ / Stout-billed Cinclodes
生息域=標高3,300~4,500m 体長=20cm
コンドル撮影中の岩場に来て羽繕いしてた
派手な色
の鳥を見続けて来た私には、この地味目の鳥が逆に新鮮

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ハネビロノスリ(Broad-winged Hawk)のような小型猛禽に追いかけられている
 
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アンデスコンドル / Andean Condor
生息域=標高2,000~4,200m 体長=102~127cm
ここの標高は4,000m前後
あいにく、小雨交じりの曇天だったので、碧空を背にしたコンドルを撮る夢は叶わなかった

数日前から高山病予防薬(Diamox)を飲んでるが、呼吸も脈拍も早くて^^;

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セアカノスリ(幼鳥) / Red-backed Hawk(Immature)
生息域=標高700~4,400m 体長=46~61cm
 



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コンドルの丘で出会った若者たちは高校生なんだとか

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タテジマカマドドリ / Many-striped Canastero
生息域=標高3,200~4,400m 体長=16cm
標高3,900mの高地には広大な草原が在って、数少ないながらも高地性の野鳥が生息している
酸素が薄いので三脚担いで歩き回るのが辛いわ

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チャイロヒタキタイランチョウ / Brown-backed Chat-Tyrant
生息域=標高2,700~4,200m 体長=15cm

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朽ち果てた牛の死骸は悲惨だが、これも自然の摂理なのか

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エクアドルヤマハチドリ♂ / Ecuadorian Hillstar
生息域=標高3,600~4,600m 体長=12cm


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アンデスカモメ / Andean Gull
生息域=標高2,300~4,200m 体長=46~48cm
え、ここにズグロカモメと驚いてしまう
高地で生息する高地カモメで、アンデス山脈沿いの諸国で繁殖している

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オリーブジアリドリ / Twwny Antpita
生息域=標高3,000~4,500m 体長=16cm
北はコロンビアから南はペルーまで、アンデス山脈沿いの高地に棲む
草地などで見かけたが、少し膨らんだ耳?が特徴だね
銜えているのは何かの幼虫のだが、これがジアリなのか? ネットでもジアリの写真が見つからずGive-up ^^)


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アンデスツバメゲリ / Andean Lapwing
生息域=標高3,000~4,400m 体長=33~35cm
標高4,000mの草原にもケリが居た
人間が近づくとけたたましく鳴き叫ぶ様や、陽を浴びて鈍く光る金属的な羽根など、日本のケリと同じだね
最近は
、より低い高度に棲むナンベイタゲリ(Southern Lapwing)と生息域が重なりつつ在るらしい

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ギンカイツブリ / Silvery Grebe
生息域=標高2,200~4,100m 体長=29~31cm
なんと、標高4,100mの高原の湖にカイツブリが!
日本で見かける種とは色の基調が違うね

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ヒメウズラシギ / Baid's Sandpiper
生息域=0~4,000m 体長=18cm
アンデスの高山にもシギチが居た
カメラのGPS情報では、高度=3969.7m!
ネットの情報でも、標高4,000m越えで越冬すると書いてある

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ハイイロオオバン / Andean Coot
生息域=標高2,200~4,000m 体長=39~43cm
標高4,000mの高地の湖で生息するオオバンで、頭のお皿?は白や黄や赤など様々

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望遠レンズの三脚座が壊れて手持ち撮影に難儀してたら、小雨の中をガイドのネルソンさんが撮ってくれた
この時に壊れたカメラと望遠レンズの修理代が今回の旅費に近い高額だったが、なんとか旅行保険で補填できた

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チャボウシイワタイランチョウ / Plain-capped Ground-Tyrant
生息域=標高3,600~4,600m 体長=19cm

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マダラコシジロカラカラ / Carunculated Caracara
生息域=標高3,000~4,200m 体長=51~56cm
YouTube


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ニジハチドリ / Shining Sunbeam
生息域=標高2,600~4,000m 体長=12cm
アンデス山脈のコロンビア北部からペルー南部の、高度2800m~3600mにかけて棲息する
腰の羽根が角度によって虹のように輝く

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ミドリフタオハチドリ♂ / Black-tailed Trainbearer
生息域=標高2,300~3,800m 体長=13~24cm
♂は長くて黒い尾羽が特徴

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庭にはハチドリや小鳥が集まる

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コンドルの見える丘に在るこじんまりしたレストランTamboCondor
家族経営らしく、娘さんもチャーミングだった

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ミミグロバト / Eared Dove
生息域=標高0~3,500m 体長=26cm
標高3,524mのレストラン Tambo Condor で撮った写真だけど、ガイドブックの生息域の正確さに驚いた
ちなみに、愛用のEOS7D MkIIのGPSレシーバーは高度も記録できる

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クロハナサシミツドリ / Black-Flowerpiercer
生息域=標高2,400~4,000m 体長=13cm
標高=3,500mに在る小さなレストラン Tambo Condor の花壇で見付けた
花の付け根に口ばしを突き刺し、スプーンのような下口ばしで蜜を受ける

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オオハチドリ / Giant Hummingbird
生息域=標高2,000~3,800m 体長=18cm
世界最大のハチドリとは言ってもたかだか18cmなので、他の鳥に比べると可愛いものです

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ふもとのPintag村では馬祭りらしく、沢山の馬に出会った
YouTube

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いったんキトのロッジに戻り、荷物のパッキングをせねば

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楽しかった南米の旅も、あっという間に終わった
また一日かけて日本へと戻るのか (-_-)
 
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エクアドル探鳥記(2019年10月) 6日目

■6日目( Rio Silanche Bird Sanctuary )

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今日はSilanche川沿いに渓流の鳥を探し、その後にRio Silanche Bird Sanctuaryで探鳥の予定

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今日の出発はゆくりと6時半なので、久しぶりにロッジで朝食だ
エクアドルコーヒー&エクアドルバナナは美味し

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ミンド(Mindo)はバードウォッチャーが数多く訪れる村だが、彼は誰かと待ち合わせのガイドさんかな?

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何か居ないか渓流沿いに行ったり来たり

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シロガシラカワガラス / White-capped Dipper
生息域=標高200~4,000m 体長=16cm

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ユキコサギ / Snowy Egret
生息域=標高0~3,300m 体長=53~64cm 

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オハシカッコウ / Smooth-billed ani
生息域=標高0~1,700m 体長=約35cm
フロリダ南部~アルゼンチン北部の開けた土地や耕作地に生息する(Wikipediaより)

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農道では牛が優先ね

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テリバネコウウチョウ / Shiny Cowbird
生息域=標高0~2,800m 体長=19~21cm
農場や畜舎の近くで見かける
黒基調だが、陽を浴び
ると虹色の輝きが浮かんでくる
雌雄で外観が全く異なり、♀はグレイ基調
 

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クロツキヒメハエトリ / Black Phoebe
生息域=標高100~4,000m 体長18cm
渓流を見下ろす木に止まっていて、時おり水面近くの虫を食べに飛んでいた
ほぼ黒い身体だが、腹部と羽根の雨覆いに白い部分が見えるね

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エクアドル探鳥の
Mustでもあるジャノメドリを探して川沿いに行ったり来たりしたが、会えなかった
川の鳥を見た後は、ロスバンコスの町を通り抜けてRio Silanche保護区へと向かう

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車窓から見える一帯はカカオ畑で、これがエクアドル名産のチョコレートに成る

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こんなふうにカカオが生っている 

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Rio Silanche Bird Sanctuaryに到着

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約15mの観察塔に登って鳥を待つ

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ハグロキヌバネドリ♂ / White-tailed Trogon♂
生息域=標高0~900m 体長=28cm
展望塔へ真っ先に寄ってきてくれたのが、これ
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カオグロゴシキフウキンチョウ♂ / Guira Tanager
生息域=標高0~1,400m 体長=13cm
は喉から顔にかけて濃い茶色で、胸には黄色のよだれかけをしている
は未見だが、図鑑では淡い黄色の鳥
 
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ヒビタイゴシキドリ♀ / Orange-fronted Barbet♀
生息域=標高0~900m 体長=18cm
 
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マエカケカザリドリ / Purple-throated Fruitcrow
生息域=0~800m 体長=25~30cm
カラスのようだし英名にもCrowと在るが、アンデスイワドリと同じくカザリドリ科に属する
喉の紫色はオスだけの特徴
 
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ヒメテンニョゲラ / Cinnamon Woodpecker
生息域=標高0~1,100m 体長=20cm
割と地味な外見の鳥ですがはうっすらと頬紅をさしている
この日は曇天の逆光で、写真を撮るには最悪の環境だった

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サカツラハグロドリ / Masked Tityra
生息域=0~1,600m 体長=21cm
和名のサカツラは酒面の意味で、お酒を飲み過ぎて赤くなったような顔が由来と聞いて妙に親しみを覚えた
 

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チョコキムネオオハシ / Choco Toucan
生息域=標高0~1,500m 体長=43~46cm
他のオオハシとの同定に難儀したが、クリハシオオハシは下口ばしも茶色の筈なので
 
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クリハシオオハシ / Yellow-throated Toucan
生息域=標高0~1,500m 体長=53~56cm
同定に難儀したが、ニショクキムネオオハシは目の周囲が青いはずなので
チョコキムネオオハシは下口ばしが黒いはずなので

ちなみにAvibaseの分類でも各論在るようで、そのうちに名称が変わるかも
 
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チャバネフウキンチョウ / Rufous-winged Tanager 
生息域=標高0~900m 体長=13cm

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カオグロヒワミツドリ / Black-faced Dacnis 
生息域=標高0~1,600m 体長=11cm
 


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ヨコジマオオガシラ / Barred Puffbird
体長=22cm 生息域=0~500m
ファインダーを覗いたときに、頭でっかちな鳥の印象が強かったが、図鑑を調べたら和名がオオガシラだったので納 

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アカオキリハシ / Rufous-tailed Jakamar
生息域=標高0~800m 体長=24cm
錐のように尖った口ばしなので、キリハシと命名されたんだとか
木陰での写真を露出補正したので美しくはないけど、赤と緑の反対色の組み合わせは個性的だ
 

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シマクマゲラ / Lineated Woodpecker
生息域=標高=0~1,500m 体長=33~36cm
証拠写真シリーズ(笑)
かなりすばしっこい奴なうえに曇天だし、見上げる高さだしで…
言い訳には事欠きません
 

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ノドアカフウキンチョウ / Rufous-throated Tanager
生息域=標高500~1,500m 体長=12cm
ゴマ模様の下腹と赤茶けた喉が印象的
この写真では見えないけど、青みを帯びた羽根もきれい

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ミンド周辺での探鳥を終え、首都キトへと向かう

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帰路のロスバンコスで昼食を取ったのは、眼下の眺望がすばらしいレストランMirador Rio Blanco

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わたしはティラピアの唐揚げを食べてみたけど、意外と淡泊な味だったな

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テーブルからは窓越しに見える庭が在って、お姉さんが野鳥用のバナナを補給してくれる

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コシアカミドリチュウハシが、バナナを食べに来た 

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キトの町の北端部を通る
今回の旅ではエクアドルの首都キトはスルーして周辺の田舎の村ばかりだけど、名所旧跡巡りの旅じゃ無いので納得

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前の車でヒッチハイク中のお父さん、ちょっと危ないんですが‼

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せっかく地球のど真ん中に来たんで、赤道記念館に立ち寄ってみることに

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入場料を払って中に入ってみると、赤道記念と言うよりもインディオの生活具の展示とか即売がメインのような雰囲気

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怪しいオヤジがインディオの暮らしや、こぶし大の頭蓋骨の置物を作る方法を説明したり

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赤道の北と南では渦の巻き方が変わることの実験?を見せたりと怪しさぷんぷんだったけど、それなりに楽しかったな
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これが緯度00°00′00″での決めポーズなんだと言われたままに決めてみたが^^;

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キトの町は通過して今夜の宿へと急ぐ

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旅の初日にも泊まったZaysant Ecolodgeのマイルーム
広くは無いが南米っぽいムードが良いな

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部屋のベランダにはハンモックが在って

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キトの町?が見おろせる

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この旅では過食気味だったんで、私の希望も反映されて質素な夕食に

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2019年12月15日 (日)

エクアドル探鳥記(2019年10月) 5日目

■5日目( Santa Rosa Bird Lodge → Bellavista Cloud Forest Reserve )

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今日は、ミンド(Mindo)の東北方向の雲霧森(Cloud Forest)で色んな小鳥を探す予定

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今日も早朝5時半にロッジを出発、夜明け直後なのでまだ暗いな

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ほぼ30分でSanta Rosa Bird Lodge に到着
取りあえずカメラをセットしておいて…

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お楽しみの朝食弁当 :-)
豪華では無いけど、コックさんの心遣いが詰まってて嬉しい

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ハイムネモリミソサザイ/ Grey-breasted Wood Wren
生息域=標高700~3,300m 体長=11cm
大きさは日本のミソサザイと同じくらい
薄暗い草藪だったので、ISOは6400に !!
日本のミソサザイだと切り株などに乗って囀ってくれるけれど、こちらは今一つサービス精神が無いわ ^^;

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マミジロイカル / Buff-throated Saltator
生息域=0~1,800m 体長=21cm
オリーブ色の背中、顔の白と黒のストライプがきれい
明るい枝に止まるまで、ずっと待ち続けた甲斐が在った

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ヘビじゃ無いよ😅

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キンカムリブチタイランチョウ / Golden-crowned Flycatcher
生息域=標高800~2,400m 体長=21cm
明け方とともに誘蛾灯の傍に飛来し、夜間に集まっていた虫を食べる

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ベニイタダキアメリカムシクイ / Slate-throated Redstart
生息域=標高600から2,600m 体長=13cm
グレーと黄色を組み合わせた鳥が多い中で、頭頂の赤いワンポイントが印象的な鳥
暗い環境だったので撮影条件は最悪だった
(SS=1/320を稼ぐためにISO=6400に上げる暴挙😅)

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今日も明るく元気なネルソンさん

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シマガシラムシクイカマドドリ / Streak-capped Treehunter
生息域=標高1,500~2,300m 体長=21cm
夜間にバードテラス近くの誘蛾灯に集まった虫を食べるために、色んな鳥が集まる

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ミミグロハチドリ / Speckled Hummingbird
生息域=標高1,400~3,600m 体長=9cm

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ビロードテンシハチドリ / Gordeted Sunangel
生息域=標高1,700~3,000m 体長=9cm
白い首輪とベルベットのように変化する喉がきれい

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フチオハチドリ / Buff-tailed Coronet
生息域=標高1,500~2,800m 体長=11cm
きらめく緑色の身体と淡いベージュ色の尾羽、黄色の肩章やまっすぐな口ばしが特徴

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ムラサキフタオハチドリ / Violet-tailed Sylph
生息域=標高800~2,400m 体長10~19cm
体長と同じくらいの尾羽を揺らしながら飛ぶ姿は優雅
アオフタオハチドリ(Long-tailed Sylph)とも似ているが、紫色の尾羽と喉元が特徴

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6Kmほど東のBellavista Vloud Forest Reserveへ移動する

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カオグロキヌバネドリ / Masked Trogon
生息域=標高1,500~3,600m 体長=25cm
中型のキヌバネドリに属し、
緑・白・赤の三色の胸がきれい
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n Trogon と似ているが、尾羽の白帯が同定の決め手

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ミヤマオニキバシリ / Montane Woodcreeper
生息域=標高1,500~3,000m 体長=20cm
派手な色の鳥が多い国で、この鳥を見るとホッとするのは私が日本人だから(笑)
薄暗い林の木を素早く昇る鳥を撮るのは難易度が高くて、歩留まりは最悪だった

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アカイタダキアメリカムシクイ / Russet-crowned Warbler
生息域=標高1,500~3,500m 体長=14cm

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ニッケイハエトリ / Cinamon Flycatcher
生息域=標高1,000~3,400m 体長=13cm
地味ながらも可愛い鳥
それにしても、肉桂蠅取りとは古風過ぎるネーミング()

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ナンベイオウゴンイカル / Golden Grosbeak
生息域=標高3,600m 体長=20cm
低地からの高地まで幅広く生息
メキシコのYellowGrosbeakも同じファミリー(wikipediaより)
IUCNで絶滅危惧種に指定されており、ここ10年で30%の減少が見られている

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エリマキカマドドリ / Streaked Tuftedcheek
生息域=標高1,900~3,600m 体長=21cm
ふっくらとした白い襟巻で、他の種との見分けは簡単

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シマガシラオニキバシリ / Streak-headed Woodcreeper
生息域=標高0~1,400m 体長=20cm 

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キバラフタスジハエトリ / Flavescent Flycatcher
生息域=標高1,600~2,600m 体長=12cm

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ハイイロタチヨタカ / Common Potoo
生息域=標高0~2,400m 体長=35~40cm
熱帯雨林に生息する。夜行性で、日中は枯れ木に止まって休息する
飛翔しながら昆虫を捕食する。(wikipediaより)
私が「ヨタカ見たい」と何度もせがむので、ガイドのネルソンさんが探してくれた
中央アメリカから南アメリカに分布するタチヨタカ科の鳥だけど、さすがに日中は眠ってるね

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ジュズアオカケス / Turquoise Jay
生息域=標高1,700~3,500m 体長=30cm
ほぼ真上の枝をあちこちに動くんで、こんな証拠写真しか撮れなかった^^;

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ランチはピザが食べたいねってことで、少し早めに探鳥を終えてロッジへ戻る
壁画は子供たちが書いたらしいが、こんなカラフルで楽しいね

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ロッジのコックさんは料理上手で、このピザも本格的だったな

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近くにMariposario蝶園が在ると聞いて、暇つぶしに行ってみた

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色んな蝶が居ます

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これなんか、日本のミスジチョウに似てるね

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せっかくのモルフォ蝶なのに、休憩中は羽根を閉じてるとは😅

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職員のお姉さんが毛ばたきで壁に止まってる蝶を追い出してくれた💛
ちょっと~、どこ見てるんですか(笑)

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お姉さんのおかげでモルフォ蝶の表羽根が見れたけど、それでも半開き

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帰路のドライバーさんはフレンドリーで、「日本のお友達にも宣伝しといてね」と頼まれた

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今晩は控えめでとお願いしたらパスタにしてくれたが、何となくイタリアンな日だった

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2019年12月12日 (木)

エクアドル探鳥記(2019年10月) 4日目

■4日目( La 23 de Junio → Milpe Bird Sanctuary )

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本日のメインは、喉から奇天烈な物がぶら下がるナガエカサドリ

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早朝4時半にロッジを発ち30Kmほど走って着いたのがナガエカサドリの山(La 23 de Junio) 

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居ないかな~?

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シニショクキムネオオハシ / Yellow-throated Toucan
生息域=標高0~1,500m 体長=53~56cm
遠くの木の梢に口ばしの大きな鳥が飛来した
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アカエリクマタカ / Ornate Hawk-eagle
生息域=標高200~1,200m 体長=56~68cm
ガイドのネルソンさんが、遠くにタカが居るよと教えてくれたが、余りにも遠すぎ
思いっ切りトリミングしてみたけど、タカって解る?
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ツバメフウキンチョウ / Swallow Tanager
生息域=標高0~1,700m 体長=15cm
逆光で目が見えないのが残念だな

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ウスゴシフウキンチョウ♀ / Lemon-rumped Tanager♀
生息域=標高0~2,000m 体長=18cm

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ハゲラ / Smoky-brown Woodpecker
生息域=標高300~2,500m 体長=18cm

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ナガエカサドリ / Long-wattled Umbrellabird
生息域=標高200~1,200m 体長=36~ 41cm
エクアドル探鳥のMustと言われる通りの超ユニークな鳥
喉の肉垂が傘の柄のように垂れてて、時おりキュッと縮む感覚は男子のアレと似てるかも
この垂ものは♀には無いらしいが、妙に納得(笑)

世界は広いなと、痛感させてくれる珍種だね 
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チョコレートバト / Ruddy Pigeon
生息域=標高0~1,700m 体長=30cm

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山を降りて、ふもとの村に在るガイドさんの自宅で休憩
エクアドルコーヒーと一緒に出してくれたのはエンパナーダスと呼ばれるスナックで、小麦粉の生地でチーズを包んで焼き上げたもの

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広い庭ではニワトリなどが放し飼いされてて、小さなヒナがうたた寝してた

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ランチはSan Miguel de Los Bancos の町で食べることにした
イタリアンのお店にも興味あったけど、南米で食べる中華料理がどんなものか試してみた

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海鮮ラーメン風ヌードル
見た目は本格的だったけど、味付けは中華料理とは程多くて残念だった

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日本アニメがスペイン語で放送されていた
ちなみに、ガイドのネルソンさんは日本アニメを見て育ったらしく、キャプテン翼も好きなんだとか
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クロコンドル / Black vulture
生息域=標高0~3,000m 体長=56~64cm
エクアドルに遍在する旅の初日、上空をコンドルが飛んでるのを見付けてガイドに言ったら、「ただのヴァルチャーですよ」と徐行すらしてくれなかったそんな彼を恨みながら何日も旅して気付いたのは、クロコンドルは国内に遍在する普通種で、わざわざ車を停めてまで撮る鳥じゃ無いらしい
エクアドルの人に取ってはトンビ位の存在らしい

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セスジカッコウ /  / Striped Cuckoo
生息域=標高0~1,500m 体長=29cm
カシラダカのような風貌だけどカッコーだよとガイドのNelsonさんから教えてもらった
大きさは日本のカッコーと同じくらいだけど、鳴き声は程遠いので少々がっかり 

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キバラヒタキモドキ /  Rusty-margined Flycatcher
生息域=標高0~1,700m 体長=17cm
タイランチョウ科の鳥とのことだが、日本には無い科なのでよく解からない
ちなみに、漢字では黄腹鶲擬と書くらしい 

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キガタムクドリモドキ / Yellow-tailed Oriole
生息域=標高0~1,700m 体長=22cm
Rio Blanco川の近くの集落で見付けた 

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カワリヒメウソ / Variable Seedeater
生息域=標高0~1,700m 体長=11cm
メキシコ南部からペルー南西部にかけて分布する
残念ながら鳴き声は覚えてない
動画だと音も撮れるので、
次回からは積極的に動画を撮りたいな 

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ナツフウキンチョウ / Summer Tanager
生息域=標高0~2,800m 体長=17cm
は見た目通りのくすんだ黄色だが、(未見)は鮮やかな赤色 

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カオジロブユムシクイ / Tropical Gnatcatcher
生息域=標高0~1,800m 体長=11cm
縄張り意識の強い鳥で、領域に入ったスズメフクロウなどを集団で追い払う
は全体に薄い体色 

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カオジロブユムシクイ / Tropical Gnatcatcher
生息域=標高0~1,800m 体長=11cm
縄張り意識の強い鳥で、領域に入ったスズメフクロウなどを集団で追い払う
は全体に薄い体色 

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ハシブトヒメウソ / Thick-billed Seed-finch
生息域=標高0~1,400m 体長=13cm
種子類を主食にしているので短く頑丈な口ばし
は真っ黒だが、の身体は明るい茶色で羽根が濃い茶色 

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アカアシカマドドリ / Pacific Hornero
生息域=標高0~2,500m 体長=19cm
様々な環境で見かける鳥
シナモン色の背中と淡い黄
褐色の腹部が特徴

泥,草,羽毛などを混ぜ合わせてかまど形の巣をつくることからその名がついたらしいが、この鳥も巣作り中なのだろうか?

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ホオグロミヤビゲラ / Black-cheeked Woodpecker
生息域=標高0~1,000m 体長=19cm

海抜1,000メートル以下の低地に住む中型のキツツキ
エクアドルでは、主に海岸地方の明るい林や住宅地で見かける
 

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キンノジコ / Saffron Finch
生息域=標高0~2,800m 体長=13cm

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キビタイマユカマドドリ / Buff-fronted Foliage-gleaner
生息域=標高300~1,700m 体長=19cm

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スミレセンニョハチドリ / Purple-crowned Fairy
生息域=標高0~1,400m 体長=9cm
緑基調のハチドリが多い中で、シアン色の鳥はめだつ
和名の「スミレ」には少しだけ違和感を覚える 

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ハマダラヒラハシハエトリ / Yellow-margined Flycatcher
生息域=標高0~900m 体長=13cm

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チャバラオリーブハエトリ / Ochre-bellied Flycatcher
生息域=標高0~1,000m 体長=13cm

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アオクビフウキンチョウ / Blue-necked Tanager
生息域=標高0~1,500m 体長=13cm
水色と紺色の組み合わせがお洒落な鳥
それにしても遠かった 

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ヤシフウキンチョウ / Palm Tanager
生息域=標高0~1,900m 体長=17cm
名前のとおり、椰子の木に集まるとのこと

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ハシナガタイランチョウ / Common Tody-Flycatcher
生息域=標高0~1,800m 体長=10cm

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マダラタイランチョウ / Masked Water-tyrant
生息域=標高0~1,500m 体長=15cm
どことなくハクセキレイを彷彿とさせる水場の鳥
元はエクアドル西側の海岸地方(Costa)で生息していたが、最近は中央部(Siera)まで進出してき 

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オリーブヒメキツツキ / Olivaceous Piculet
生息域=標高0~1,300m 体長=9cm
体長9cmの、とても小さなキツツキ
日本で最も小
さいキツツキのコゲラでさえ15cmもあるので、この鳥の小ささを感じてもらえますか
針山のような頭が可愛い
 

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ネズミカザリドリモドキ / Slaty Becard
生息域=標高0~1,000m 体長=14cm
カザリドリモドキは、雌雄で外観が異なる小型のヒタキ
は未見ですが、名前の通りに鼠色の身体らしい 

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ミナミコシアカフウキンチョウ(幼鳥) / Flame-rumped Tanager(juvenule)
生息域=標高0~2,000m 体長=18cm
図鑑やネットを探しても見つからなかったが、ガイドのNelsonさんに問い合わせて、答えを教えてもらった

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キンバネモリゲラ / Golden-olive Woodpecker
生息域=標高0~2,100m 体長=23cm
日本のアオゲラに似たキツツキで、中南米では普通に見られる
は下あごの付け根が赤いのでとの識別ができる 

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アカモズモドキ / Red-eyed Vireo
生息域=標高0~2,000m 体長=14cm

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シロエリハチドリ♂ / White-necked Jacobin♂
生息域=標高0~1,800m 体長=9cm
光沢のある背中とは対照的に、お腹から尾羽にかけて真っ白な鳥
名前が指すように白い襟も特徴
 

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ズグロミツドリ / Green Honeycreeper
生息域=標高0~1,300m 体長=13cm
はトルコ石のよう水色に黒い頭巾で、は若草色 

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キンノドフウキンチョウ / Silver-throated Tanager
生息域=標高200~1,700m 体長=13cm
ほぼ黄系の体色に真っ白い喉と黄緑の混ざった羽根がきれ
人懐っこい鳥で、バナナフィーダーに寄って来る 

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ハイハシムナフチュウハシ / Pale-mandibled Aracari
生息域=標高0~1,600m 体長=41~43cm

大型のチュウハシで尾羽の付け根と目じりの赤が印象的
主に果実を食べている 

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Mindoの民間保護団体Mindo Cloudforest Foundationが運営する保護区
ここでハチドリを見たりお土産のTシャツやキャップを買ったり

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ロッジの食事メニューは連泊している我々が飽きないように日替わりなのが嬉しい

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