ボルネオ島探鳥記(2023年6月) 後半
朝7時の便でブルネイを発ち、わずか40分のフライトでマレーシアのコタキナバル空港に到着。
キナバル山が見えるかと窓側の席にしたけど、あいにくの曇天だね。
入管もあっさり通り抜けて、ガイドさんの待つ到着ロビーへ。
本日の目的地へ出発する前に簡単な朝食。
健康そうな地元のお嬢さんのグループに出会えて、眠気も一変に覚めたわ ^^
この道路は舗装路とダートが半々くらいで、前を行く車のホコリがひどくてガイドさんも辛そう。
マレーシアの最高峰のキナバル山(4,095メートル)が見えてきた。
タンブナン(Tambunan)の町からほど近い熱帯雨林の中に今日の探鳥地が在る。
#カンムリシャコ ♂♀ #冠鷓鴣 #CrestedPartridge
https://youtu.be/ncQ-rX8-5PE ←Youtube動画版
#キンバト #金鳩 #EmeraldDove
#チャガシラガビチョウ #茶頭画眉鳥 #ChestnutCappedLaughingthrush
#マングローブヒメアオヒタキ #MangroveBlueFlycatcher
#オジロウチワキジ #尾白団扇雉 #BulwersPheasant
https://youtu.be/gf_zapCTYKc ←Youtube動画版
#シキチョウ #四季鳥 #OrientalMagpieRobin
@TrusMadi山
観察小屋にはすでに5名ほどの(中国系の)グループが撮影中で、我々も三脚をセットして撮影開始。
ここの売りはオジロウチワキジとカンムリシャコらしく、先客もしきりにシャッターを切っていた。
強烈な雷雨の中をTerupidの町に戻る。
ホテルにチェックインして楽しい夕食のはずが、なんとガイドさんがホテルをブッキングミス してたとか。
他のホテルを物色中だから安心して食べてとは言われたものの、美味しいはずのミーゴレンを食べても気が気では無い。
急遽の手配で着いたのは、町はずれの怪しいホテル。
ベッドの下はホコリのかたまりだけど、もはや文句を言う気力もなくしてシャワーを浴びて寝た。
ヤモリが鳴く部屋で過ごした翌朝。
今日は、メインターゲットのボルネオコクジャクに会うために泥だらけの山道を登るらしい。
途中に川渡りが在り、ヒルも多いらしいのでゴム長とヒル除けスプレイを準備した。
水量は膝に満たなかったので何とか渡れたけど、雨降りの後は難儀するだろうな。
この後は急坂が続き、心臓が悲鳴を上げることに。
ガイドさんに三脚を持ってもらったので、両手ストックで泥と石の道をひーこら登ってハイドに到着。
この日は我々のみだった。
#ボルネオエボシコクジャク #烏帽子子孔雀 #BorneanPeacockPheasant
https://youtu.be/Yl3y07A7aGo ←Youtube動画版
この鳥に会うために泥と石ころの坂道をストック突いて登ったが、それだけの価値はあったと思う。
ランチは道中の屋台で買ったお饅頭。
ムスリムの国なので、当然ながら「豚まん」は売ってなかった。
#コシアカキジ ♂ #腰赤雉 #CrestedFireback
#コシアカキジ ♀ #腰赤雉 #CrestedFireback
https://youtu.be/1z9oHPjvfc4 Youtube版動画
もし、エボシコクジャクとコシアカキジが見れなかったら明日も登山すると聞いてビビってたけど、何とか目的達成できてひと安心。
#ビワハゴロモ #LanternFly
ハイドで潜んでたら目の前の木に奇天烈な生き物がとまった
かなり大きくて、こちらに向いて飛んできたときはのけ反りそうに成った。
夜は宿の近くのレストランで。
私がビールを飲みたいのを察してか、ガイドさんがインド系のお店を選んでくれた。
ムスリムで無ければ飲酒などのルールは緩いんだとか。
最終日はキナバル自然公園での探鳥。
ブルネイ経由の帰国フライトは19時発なので、半日程度は遊べそう。
キナバル山が近い。
#ノドグロキヌバネドリ #WhiteheadsTrogon
緑一色のジャングルの中に真っ赤で大きな鳥。目立たないはずが無い。
#キエリゴシキドリ #黄襟五色鳥 #GoldenNapedBarbet
#スンダウグイス #SundaBushWarbler
#不明 #N/A
#コキティナヒメイナズマ ♀ #N/A
#キエリアブラゼミ #N/A
#ボルネオルリチョウ #BorneanWhistlingThrush
自動車道に並行して沢沿いのトレイルが在る。Trogonを探してトレイルを歩く。
マレーシアの道路では至る所にAWASの看板が在る。危険との意味らしい。
キナバル山を後にしてコタキナバルの町へ土産物を買いに立ち寄る。
鳥見の旅では観光地へ立ち寄ることがほとんど無いけど、これからは余裕ある日程で現地をエンジョイしたいものだ。
空港のロビーで銃を構えた警官に取り囲まれた。
とは嘘で、「一緒に写真を撮りたい」とお願いしたら、笑顔で並んでくれた。 Thank you。
ブルネイ航空のスカイラウンジは相変わらずのがら空きで、なんか心配。
これから成田空港へ向けて6時間弱のフライト。
ガラ空きなんで三人分のシートを使って寝て帰れるのは嬉しい。
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