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![220307 GardenDiary](https://blog-imgs-150-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20220307212828d84.jpg)
春の素敵なガーデンが満載で、庭作りのアイデアが沢山あるので参考になります。
花苗もまだまだ増えて、春の庭を妄想で絵コンテを描き、バラと草花の鉢植えで作るので、
花の咲き方でキャンバスに見立てた庭はいくらでも描き替えが出来るので、アートな庭が出来たらいいなって思っています。
![フェスタ1](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206151754382fd.jpg)
![フェスタ2](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120615175451f32.jpg)
民族衣装で花つみしていた人たちが、一斉に広場に集まり華やかなダンスになりますと、
「ローズフェステバル」も最高潮にたっします。
晴れの舞台み~~んな本当に楽しそうです。
![フェスタ3](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120615175512dd3.jpg)
広場には各地区の昔ながらの暮らしを、その地区の人たちが楽しそうに表現しているのを、
見ているだけでこちらもほのぼのとして来ます。
本当に楽しい年に一度のお祭りです。
![フェスタ4](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/2012061517553384b.jpg)
会場のスナップです。
![花とみ1](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206132315568e7.jpg)
この日は各地から色とりどりの衣装をまとったグループが集い、それを見ようと色々な国の人が集まってきます。
ここはフェステバル広場の横に広がる広大な畑で、花つみを楽しんでいます。
![花つみ2](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120613231624224.jpg)
観光客の注目を集めようと、摘み取った花びらを空に向かって投げ上げてくれます。
![花とみ3](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120613231642464.jpg)
![花とみ4](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120613231659fe4.jpg)
み~~んな写真を撮ってもらうのが楽しくてたまらないって感じで、カメラを向けるとポーズをとってくれたりします。
なるべく観光客が映らないようにするのが大変なんですよ。
あれ~~カザンラクは香油を取るダマスクローズだけだと思っていた私が無知だったのか、
あまりにもダマスクローズが有名なので気が付きませんでした。
![アルバ2](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120610215749052.jpg)
カザンラクのバラ畑で写真とった後に気になる白バラの畑の側で車を止めてもらいました。
これは何だと、有刺鉄線の間をくぐって近づいてみました。
![アルバ4](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120610222522184.jpg)
近くで見た白バラの正体は何と「アルバ・マキシマ」画像右、「アルバ・セミプレナ」画像左でした。
アルバ・セミプレナはアルバ・マキシマの枝変わりとされています。
この二つの品種が混在していました。
香りは強くダマスクローズに比べると爽やかです。
その後の説明で香油を採るには
ダマスクローズの香油1kg採るには3500~4000kgの花びら
アルバローズの香油 1kg採るには4000~4500kgの花びら
と天然の香油を採るには大変なことがわかりました。
どちらも古い品種で、フレンツェの美術館にあるボッチェッリの名画「ヴィーナス誕生」で描かれている白バラはこの「アルバ・セミプレナ」で、私も見ましたがアルバ・セミプレナの特徴がよく描かれています。
なんとこの2品種もNHKバラ百科で私が解説しています。
なんとカザンラクで栽培されているピンクと白の花の解説しているなんて偶然とはいえ面白いですね。
![アルバ3](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206102158242b2.jpg)
アルバの花摘みしている様子です。
緑の色濃く人工的なものも緑に溶け込んでしまいそうな大地が広がっています。
その中にローズオイルを取るために栽培されているバラ畑があります。
畑の一面は大きく、サッカー場が6面ぐらい入る大きさが単位になっています。
![花摘み1](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206082249174c5.jpg)
この日のために来たようなもので(笑 )早く花摘みが見たくて、早く行きたいとガイドさんを困らせたようです。
と言うのは、花摘みの時間は早く夜明けから11時頃までだからです。
その時間帯が夜露を受けた花がしっとりとみずみずしいからです。
ここは普通のバラ栽培の畑でホテルから車で10分ぐらいの所にあります。
バラの花を摘む時期は一家総出で行い、この季節だけの労働者も沢山来ていると言っていました。
ガイドさんの説明によりますと、一家5人で花摘みして収入は3500円ぐらいだそうです。
![花摘み2](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120608224930935.jpg)
![花摘み3](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206082250135bc.jpg)
今の時期一番花を採花した後で、房咲きになり始めていて花数は一番多い時期のようでした。
NHK「バラ大百科」のカザンラク(Kazanlik)の解説を書いたこともあり、一度は訪ねてみたいと前々から思っていた所です。
カザンラクはこの地の香料用に栽培されているダマスクローズの総称で、ほとんどが「トリギンティペタラ」で、日本でカザンラクで販売されているのはこのバラです。
![花摘み4](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120608225034645.jpg)
![花摘み5](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206082250555d1.jpg)
始めは作業の邪魔にならないよう遠くの方から見ていましたが、近くで見たくてだんだん近づいて行きました。
観光客が来るような所では無いですが、目が合うと優しく微笑んでくれるので、そのうち図々しくなり手で合図して顔を向けてくれるよう頼むようになりました。
右下の方は我々が写真を撮りだしたら、髪に房咲きの枝をさしてくれました。
![花摘み6](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/20120608225115b74.jpg)
収穫した花を運ぶのは馬車です。
馬車がまだ活躍していて、刈り取った草を満載した馬車を良く見かけました。
![花摘み7](https://blog-imgs-51-origin.fc2.com/a/r/i/arisima/201206082251334f0.jpg)
一時間ぐらい経ったころはすっかり馴染んで、馬に乗ってみなさいと言うそぶりで、同行者が私に乗ったら、乗ったらと言うので、お言葉に甘え乗せてもらいました。
まさかこのような体験出来るなんて思いもよりませんでした。