横山宏トリビュート展
本日(6月11日)から東京・原宿のビームス東京カルチャートで
「横山宏トリビュート展」が開催されます。
横山さんは、イラストレーターであり、模型紙においてプラモデルの部品を匠にアレンジしてデザイン/製作されたパワードスーツ「マリーネンクリーガー」の原作者として有名。私も大好きなクリエーターです。
それがなんと6月15日で60歳!還暦を迎えるのです!!
日頃からフットサルをやっていて、とても若い姿をFacebookで見かける事がおおいのですが、まさか60歳とは。
将来横山さんのような「ちょい悪オヤジになりたい人」です!!。
さて、この展示会。上記のポスターに書かれているクリエーターの方々の名前が・・・超超超ビックネームばかり。
私の名前もしっかりと刻まれておりますが、このメンツを知ったのはつい数日前。
こんな事ならばもっと事前準備をしておけば・・・。話をいただいたのは3〜4か月前でした。
しかし、その時にはすでに、仕事のスケジュールが過密になっていた時期でしたので作品を作る時間がない事が解っておりました。
「なんとかなるさ」
いやなんともなりません。
だって、どうあがいても製作時間3日しか確保できないんですもの。。。
取りあえず、締め切り直前になって、積みプラの中から大好きなホバー兵器「ナッツロッカー」を選びました。
「クルミ割り」と名がついた無人ホバー兵器。敵のパワードスーツがピーナツ型をしていて、それらを次々に破壊することからこの名前がついています。
で、いきなり完成写真がこちら。
第2次大戦において、戦前の兵器不足で苦しんでいたドイツ軍は、工場から最終迷彩塗装をする前の錆び止め塗料をしただけで前線に送り込んだ逸話を取り入れた「オキサイドレット・ナッツロッカー」という想定です。
シャア専用のような「赤」というのが、「そりゃないな」という仕上げになるかと思いきや、以外と強そうでアリですね。
まぁ、お察しの通り、横山さんの還暦祝いなので、赤いチャンチャンコの「赤」と車体番号「60」をかけて。。。
実は私、マシーネンのキットはかなり持っていますが、完成させたのは初めて(汗)
しかし、トリビュート展で普通にキットを作ってそれで上記の名前のクリエーターと同じ会場に並べるとは、流石に恐くて出来ません。
当初から狙っていたコンセプトは「横山さんの還暦パーティー用のナッツロッカー」でした。
最終完成品はこちらです。
「ナッツロッカー・プロパガンダ」
マシーネンの兵器開発で尽力した横山博士の生誕60周年の記念パレードの中継機。
後部に設置されたボールタイプのアンテナで全世界に中継映像を発信する為の専用機という想定です。
フランスのプラモデルメーカー「エレール」の1/650スケールのエッフェル塔と、サッカーボール型のナッツ入れを組み合わせて、インパクトのあるアンテナを製作。
やはり横山さんと言えばサッカーですからね。
お得意のアンティークの箱の台を組み合わせると、なにかアンティークのオブジェのよう♬
6月の29日にまで開催中です。
昨日納品に行った際に、他の方の出品作品の凄さに、失禁寸線でした。。。
行かないと損しますよ(断言)
<定期PR>
※2021年2月11日発売
2015年にジオラマ作家として独立してから5年間に受注した仕事をまとめた写真エッセイ集。今までのジオラマ本のように作り方のHow to 記事も盛り込みながら、それぞれの仕事をどのように受注してアウトプットしたかを綴ったビジネス本として執筆しました。
好きな事を仕事にしたいクリエイター志望の方へのヒントになれば!
※2019年4月10日発売
失われつつある昭和の駄菓子屋を1/24スケールで徹底的に作り込み、その作り方を図面、写真で超解説したジオラマHOW TO 本。和風日本家屋の構造解説でドールハウスや鉄道模型などのジオラマ作りの参考になります!
※2016年8月に発売された私の初のジオラマHow to写真集「作る!超リアルなジオラマ」
イラストと写真を織り交ぜて、ジオラマ作りの考え方や作り方、保存の仕方、写真撮影、SNSでのアピールの仕方など重箱の隅を突くように執筆した本です。現在6刷突入で2万冊突破で好評発売中です!
※2015年に発売された私の初の作品/エッセイ集「凄い!ジオラマ」をカラー写真2倍に増量+本の多さアップで生まれ変えた「凄い!ジオラマ[改]ジオラマ作りの楽しさを文章と写真で楽しめる本です!2018年11月発売
※このBlogをスマートフォンでご覧の方、スマートフォン表示ではなく、「PCモード表示」にすると、過去の記事の検索や、問い合わせの為のメール送信のフォームがご覧いただけます。