独断的映画感想文:ターザン REBORN
日記:2017年4月某日
映画「ターザン REBORN」を見る.
2016年.監督:デイヴィッド・イエーツ.
出演:アレクサンダー・スカルスガルド(John Clayton/Tarzan),マーゴット・ロビー(Jane Clayton),サミュエル・L・ジャクソン(George Washington Williams),クリストフ・ヴァルツ(Leon Rom).
一部ネタばらしあります.
19世紀末,コンゴの支配権を列強から認められたベルギー王・レオポルドは,開発資金の枯渇に悩み,レオン・ロムをあるコンゴの族長のもとに送る.
目的は族長の保有するダイアモンドを資金として,コンゴ全土の制圧と住民の奴隷化を図ることであった.
一方,レオポルド国王はコンゴ開発への英国の支援を求め,その視察にグレイストーク卿:ジョン・クレイトンの派遣を依頼してくる.
ジョンは妻ジェーンと米国特使で黒人のジョージと共にコンゴに向かい,ターザンとして生まれ育った故郷の村にまず到着したが….
ターザン誕生の過去のシーンと現在のレオン・ロム一派との争闘をない交ぜて綴るターザンの物語.
物語は動物と黒人の味方・ターザンが,ダイアに目が眩んで動物も黒人も殺しまくる白人達を懲らしめるという単純なもので,クライマックスで動物たちが一致協力して白人に立ち向かうという漫画チックな展開となるのは,いささかがっくり.
但しCGは良く出来ているし,ターザンの肉体美には魅了される.後に残るものはないが,楽しいエンタテインメント映画.
★★★(★5個が満点)
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