独断的映画感想文:マッドマックス 怒りのデス・ロード: なんか飲みたい

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2016/08/08

独断的映画感想文:マッドマックス 怒りのデス・ロード

日記:2016年7月31日
映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を見る.1
2015年.監督:ジョージ・ミラー.
出演:トム・ハーディ(Max Rockatansky),シャーリーズ・セロン(Imperator Furiosa),ニコラス・ホルト(Nux),ロージー・ハンティントン=ホワイトリー(Splendid),ゾーイ・クラヴィッツ(Toast),ライリー・キーオ(Capable),ネイサン・ジョーンズ(Rictus Erectus),メーガン・ゲイル(Valkyrie),ヒュー・キース・バーン(Immortan Joe),ジョシュ・ヘルマン(Slit).2
汚染され水と石油が枯渇した未来の地球.砂漠を放浪していたMaxは,水源地を確保しそこに築いた砦の絶対的支配権を持つImmortan Joeの部隊に輸血要員として捕獲される.
水と石油の交換に出撃したFuriosaのウォータンクが,指揮を離れ脱走したことから,Immortan Joeは部隊を引き連れ後を追う.Maxは血を抜かれながら部隊に同行する羽目になる.3
ウォータンクは巧みな戦略でImmortan Joe の部隊を置き去りにし,唯一後を追ったMaxが拘束された車輌の兵士NuxとMaxは,結局Furiosaと行動を共にすることになる.FuriosaはImmortan Joeの5人の妻たちを連れ,自らが生まれた「緑の土地」を目指していた….
MadMaxが帰ってきた!!4
観客は全編を貫く強烈な文句なしのカーアクションを,存分に楽しむだろう.
どこまでも汚染し尽くされ一切の希望がない世界で,MaxとFuriosaの命がけで協力するが孤立を怖れない関係には胸を打たれる.
この映画は何といっても息もつかせぬカーアクションが観客を鷲掴みにして離さないが(特にウォータンクの存在感は圧倒的で,この巨大車輌に,Immortan Joeの軽車両部隊が襲いかかるシーンは,戦艦大和の最期を想起させる),音楽の素晴らしさも特筆すべきであろう.アクションシーンのテンポ良いバックミュージックに加え,静かなシーンでの叙情的な音楽は誠に魅力的だ.5
俳優陣もシャーリーズ・セロンを筆頭に素晴らしい演技.
映画の魅力を満載した好編,3Dで劇場鑑賞がベストだろうが,DVDでも充分に楽しめる.
★★★★(★5個が満点)
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