独断的映画感想文:ダブルボーダー
日記:2015年1月某日
映画「ダブルボーダー」を見る.
1987年.監督:ウォルター・ヒル.
出演:ニック・ノルティ,パワーズ・ブース,リップ・トーン,マイケル・アイアンサイド,マリア・コンチータ・アロンゾ,クランシー・ブラウン,ウィリアム・フォーサイス,マット・マルハーン.
メキシコとの国境の町でレンジャーを務めるジャックは,かっての親友キャッシュが作り上げた麻薬王国と対峙している.キャッシュは,ジャックの愛人サリタの最初の男でもあった.
そこにハケット率いる軍の特殊部隊がキャッシュの殲滅を狙って絡んでくるが,ハケットの目的は実は別のところにあった….
女を巡る男対決かと思ったら妙に特殊部隊が絡んできて,またこの特殊部隊の動きは良く分からず,プロットは滅茶苦茶といった方が良い.
三者三つ巴の戦いというには緻密さがいまいち,男女の物語とするには男たちの女に対する考えが全く表現されていない.という訳で消化不良な映画だが,アクションに引っ張られて最期まで見ました.
ドンパチは確かに面白い.軍の特殊部隊といううさんくさい連中の結末も,まあ納得のいくものであった.
濃い役者が揃っているのも見応えがある.若いニック・ノルティ,マイケル・アイアンサイドが良かった.
★★★☆(★5個が満点)
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