独断的映画感想文:REDリターンズ
日記:2014年5月某日
映画「REDリターンズ」を見る.
2013年.監督:ディーン・パリソット.
出演:ブルース・ウィリス(フランク・モーゼス),ジョン・マルコヴィッチ(マーヴィン・ボックス),メアリー=ルイーズ・パーカー(サラ・ロス),イ・ビョンホン(ハン・チョバイ),アンソニー・ホプキンス(エドワード・ベイリー),ヘレン・ミレン(ヴィクトリア),キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(カーチャ・ペトロビッチ),ブライアン・コックス(イヴァン・シモノフ),ニール・マクドノー(ジャック・ゴードン),デヴィッド・シューリス(カエル),スティーヴン・バーコフ(コッブ),ティム・ピゴット=スミス(フィリップス長官),ギャリック・ヘイゴン(デイヴィス).
往年の(アクション)スターが一堂に会して暴れまくるシリーズの第2作.今回はアンソニー・ホプキンスまで登場して物語に花を添える.
といってこの映画では物語は二の次で,各俳優の見せ場とアクションシーンを繋ぐのりしろに過ぎない感じ.実際どういう話しだったか良く覚えていない.
それより面白いのは,殺人と陰謀を糧に生きてきた彼等の半生がちらりと覗くシーンだったり,今の利害対立がかっての友情でころりと和解したり,その逆に今の共闘関係がかっての確執で決裂したりという展開である.
またアクションシーンでの各俳優の「決め」も良く計算されていて,こうなると歌舞伎の荒事と同じですな.
俳優ではメアリー=ルイーズ・パーカーが垂れ目の愛嬌あるキャラクターを演じ魅力的.なかなか楽しいコメディ映画である.
★★★★(★5個が満点)
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