独断的映画感想文:ハード・ラッシュ
日記:2014年3月某日
映画「ハード・ラッシュ」を見る.
2012年.監督:バルタザール・コルマウクル.
出演:マーク・ウォールバーグ(クリス),ケイト・ベッキンセイル(ケイト),ジョヴァンニ・リビシ(ブリッグス),ベン・フォスター(セバスチャン),ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(アンディ).
父の代からの裏稼業で運び屋の名声をほしいままにしたクリスは,今は足を洗い妻子と共に平和に暮らしている.ところが義弟のアンディが麻薬の運びを請け負った上,手入れにあってブツを海に捨ててしまった.組織から命を狙われる羽目になったアンディを守るため,クリスは偽札密輸計画を立て,仲間と共にパナマ行きの貨物船に潜り込むが….
新作が次々と公開され乗りに乗っているマーク・ウォールバーグの主演作.
偽札密輸で大金を稼ぎアンディの命を救おうとするクリス,一方組織側はクリスの活動を知り,彼に何とかヤクを密輸させようと介入する.
絶体絶命のピンチに陥るクリスは相棒にも裏切られ,最愛の妻の命が危機に瀕する.クリスの挽回の手立てはあるのか?!という映画.アクションに次ぐアクション,クリスの技と頭脳の冴えが痛快である.マーク・ウォールバーグの活躍には胸がすっとする.
但し,妻との関係も結局アクションとサスペンスという軸で描かれ,ケイト・ベッキンセールの存在感はあまりなかった.アクション過剰でドラマは希薄という感じである.
見終わった後何も残らないと言ったら言い過ぎか.
★★★☆(★5個が満点)
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