独断的映画感想文:魔法使いの弟子
日記:2011年2月某日
映画「魔法使いの弟子」を見る.
2010年.アメリカ.監督:ジョン・タートルトーブ.
出演:ニコラス・ケイジ(バルサザール・ブレイク),ジェイ・バルシェル(デイヴ・スタットラー),アルフレッド・モリナ(マクシム・ホルヴァート),テリーサ・パーマー(ベッキー・バーンズ),モニカ・ベルッチ(モルガナ・ル・フェイ/ヴェロニカ).
1000年の昔,善の魔法使いマーリンを殺した魔女モルガナは,悪の魔法使いマクシム,善の魔女ヴェロニカと共に瓶に封じ込まれる.
一人残ったマーリンの弟子バルサザールは,マーリンの後継者の出現を待って一人不老不死の生涯を送ってきた.
ある日遂にマーリンの後継者となるデイブを発見するが,デイブは物理オタクで恋人ベッキーに夢中の平凡な青年だった….
現代における魔法使い同士の決戦を描くディズニー映画.ポイントは昔のアニメ「ファンタジア」に出てくるデュカスの名曲「魔法使いの弟子」のモチーフが映画の中で現れるということと,魔法の決戦に現代の物理オタクが参戦するということだろうか.
逆に言うとその他には特に映画の魅力はありません.
如何にもディズニー,如何にもアメリカの通俗的な映画としか言いようがない.
主人公には容姿風貌性格等含め,魅力が余りに乏しい.これでよくヒロインが好きになってくれたものである.
一番魅力的だった敵役を演じたアルフレッド・モリナが,余りにあっさりと主人公にやられてしまって,これも不満の種.
CGや特殊効果含め見るべきものは見あたらない.暇とお金が有り余っている人向け.
★☆(★5個が満点)
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