松濤地区
高級住宅地と言われる松濤地区も最近は変わってきた。
相続税が高いので土地を手放す人も多く、広い敷地を分割して手ごろな建売住宅を販売している業者も多いのではないか。
理由はわからないが、観世能楽堂も取り壊され、広い駐車場となっている。
見事だった大きな樹も伐採され味気ない。
近くにある都知事の公邸として建てられた公館は、その後民間に売り渡され今は誰が入っているのかいないのか、さっぱりわからない。
元観世能楽堂から山手通りに向かって坂を登っていくと、戸栗美術館がある。
入ったことはないけれど、陶器類が多いらしい。
その先には一軒家レストランのはしりである「シェ・マツオ」がある。
ボーイが掃除をしたり、門のそばに立っていたりするのをよく見かける。
↑ これはベンチ?
ちょうど松濤の一番の高台に松濤中学校がある。
日本一地価の高い学校じゃないかな、と密かに思っている。
学校の塀には生徒の絵画などが飾られるちょっとしたスペースが設えられている。
ちょっとしたギャラリー。
ここからは下り坂になり、松濤公園が見える。
この写真の時期は3月の初めの頃。
まだ街路樹の辛夷も蕾もつけていなかった。
2月には公園も荒れているように見えたが、3月の時点では少し整備されたようだ。
↑ がメインの入り口。
トイレは改修中。タクシーの運転手さんがよく利用している。
↓ 松濤美術館。
この日は休館だった。
4月初めに又行ってみると、公園近くの民家の庭とこの花(確かではない)が満開、公園の八重桜も咲き誇っていた。
蘇芳は貧相だったけれど。
そして、まだ蕾も出ていなかった街路樹の辛夷は花をすでに落としていて、数輪の花が幹にへばりついているだけだった。
季節の移り変わりは激しい。
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