2013 - 02/26 [Tue] - 01:24

ドキプリさんのサブタイトル詐欺もここに極まれり。
何せひだまりポカポカ・キュアロゼッタ登場の4話サブタイトルが
『お断りしますわ！私、プリキュアになりません！！』

ありすお嬢様初変身回の感想でございます。
OPの歌詞によると、可愛いだけじゃないのがガールズの約束。
たしかに可愛いだけではなかった…！

3話にてキュアダイヤモンドめでたく覚醒！
…が、妖精の1人・ランスが行方不明になってしまい
えらいこっちゃなマナ＆六花に声をかけてきた四葉ありす嬢。

彼女はマナ＆六花の小学校時代の同級生でした。
四葉財閥の令嬢で豪邸に住み、執事（セバスチャン）付きという、
まさにテンプレ通りのお嬢様。小学校ではお嬢様なのが悪目立ちしてしまい
悪ガキにいじめられたりもしていたようです。で、それをかばったのがマナ＆六花。
学校が別れても、3人は月イチのお茶会で交流を持っているようです。

しかしながら、本日のお茶会は臨時のもの。議題はプリキュアの件！！
行方不明のランスは四葉邸にて保護されていました。
なおかつ、ありすは1話で戦いの舞台となったクローバータワーの
オーナーであり、タワーの防犯カメラにマナがキュアハートに変身するシーンが
バッチリ収められていたのを見ていました。
この分じゃ、町なかで変身したダイヤモンドのことも知ってそうだ…。

そのプリキュア情報は、ありすがクシャポイ（笑）したので、秘密が
漏れることはありませんでした。しかし今後はどうかわかりません。
そこで、ありすはプリキュアのプロデュースを願い出たのでした。
マナと六花が安心して戦いに集中できるように。
ジコチュー発生地へ送迎。情報統制など…。つうかセバスチャン有能すぎです。
本人は戦いの最中にお茶飲んでましたが、ウォークマンジコチューの
充電切れを見抜いたように、視野も広いようでした。

ちなみに今回のお当番もイーラ。
ジコチュー側も、プリキュアが増えつつあることに戦々恐々していました。
「早めに滅ぼした方がいいだろうな。あのトランプ王国の時のように」
ベールの台詞が意味深です…！

さて、ウォークマンジコチューとの戦闘後、戦わなかったありすにランスが言います。
「ありすはどうして戦わないランス？」
「ありすもプリキュアに変身して一緒に戦うべきでランス」
ランスがありすに保護されてから、どのような交流があったのかは
描かれませんでしたが…。ランスはありすに、プリキュアとしてふさわしい
素質を見出していたようです。

しかし、プリキュアに変身するにはキュアラビーズが必要。
ありすはそれを持っていない…。と思ったら持ってたあああ！
クローバータワーの露店のお兄さんにいただいた、と言っていたので
ジョー岡田のことで間違いないでしょう…。

ああ～～、描かれなかったランスやジョー岡田とありすの交流見たいww
物語の行間を想像させてくれるドキプリさん凄えよ…！

ともあれ、これでありすがプリキュアに変身する条件は整いました。
「ありす、僕は君と巡り会うためにこの世界に来たんだランス。
お願いランス！プリキュアになって、僕と一緒に戦ってランス」
なんと、黄色妖精熱血でした！行方不明になったりドン臭いかと思いきや…。
使命感に溢れていました。…が、ありすの返事は「ごめんなさい」。

ショックで飛び去るランスでした…。でも、もちろんちゃんと理由はありました。
前述の、マナや六花と一緒だった小学校時代にありすはケンカをしたのです。
それは、いじめっ子からありすを助けたマナへの仕返しに、彼らが自分の兄を連れて
殴り込んできた時のこと。っていうか情けねえな男子…。
この時、なんとマナがいじめっ子に泣かされてしまいました。

発端は、小学生同士の売り言葉に買い言葉だったのですが…。

「お前、本当は自分が目立ちたいだけだろ」
「お前、みんなからウザイって言われてるんだからな」
「でしゃばりなのはホントだろー」
「お節介、目立ちたがりー」

これはキツい…。
この時のマナは「やめなさいよ男子！」的な思考だっただけで
自分の正義感を自分でも理解できてなかったんだろうと思います。
なにせ小学生ですしね…。
とはいえ相手は、マナが「正義感とは」を理解してて懇切丁寧に説明してあげたとしても
わかってはくれなさそうな悪ガキさん達ではありましたがね…。
でもいつか、前へ前へグイグイ出るタイプのマナをよく思わない
人物とのエピソードもあるのだろうと思っていましたが
ここでもう出て来るとは！っていうかマナ、小学校時点で
なかなかトラウマ必至の事件に遭遇しましたな…。
この、マナの涙を見たありすは『キレて』しまったのでした。

「取り消してください。マナちゃんに対する暴言、今すぐ取り消してください！」

ピアノに習字、空手に柔道、剣道、合気道…。
たくさんの習い事をしていたありすはいじめっ子とその兄をボコボコに…！
文字通り柔よく剛を制しちゃったのでした…。
そして、ありすに残ったのは力への恐れ。
この場合は畏れがふさわしいかな…。

セバスチャンが進言して、素直な気持ちを口にしたありす。
本当はありすも、戦ってマナ達の力になりたいと思っていた。
けれどいつかまた自分を見失って、誰かを傷つけてしまうのでは
ないかと、プリキュアの力を得ることを怖がっていたのです。
だから、四葉財閥の財力や権力という違う形の力で2人を助けようとしたのかな…。
躊躇するありすを説得したのは、これまた熱血ランス！
ちょ、この子意外とできる子じゃない！
「プリキュアの力は、大切な人を守るためのものランス！
それを怖がっちゃだめランス！」
その言葉は、かつて祖父に言われた言葉と同じでした。

「力は、己の愛するものを守るためのもの
それを忘れなければ、2度と力に飲まれることはない」

力とは、大切なものを守るためのもの。ありすの心は決まりました。


その頃、ラジカセジコチューと戦うハート＆ダイヤモンド。
そういやマナはラジカセ知らんかった…！マジすか！
カセットテープを巻き戻すとかもわかんないんだろうな…。
テープに足を掴まれて建物に叩きつけられ…大ピンチです！
そこに颯爽と登場！ありす＆ランス。ありすにもう迷いはありません。
大切なものを守るために参戦です。合言葉は、プリキュア・ラブリンク！

ひだまりポカポカ、キュアロゼッタ！

世界を制するのは愛だけです。
さあ、あなたも私と愛を育んでくださいな。
う～ん、相変わらず黄プリさんはお遊戯会なみのいい動き！ww

武道の心得があるキュアロゼッタ。
戦いを通じて改めて力の意味を実感します…。
その胸から零れ落ちたキュアラビーズから繰り出される技は
カッチカチのロゼッタウォール！

なぜでしょう、何でか腕に力こぶを作りたくなる掛け声です…。

防御は最大の攻撃なり。ラジカセジコチューをノイズキャンセリング！
キュアハートの決め技で、ぶじジコチューを浄化です！
戦闘後、満足げなセバスチャン。大喜びのランス。
それと、晴れ晴れした様子のありす。彼女にとっても
この日は一歩前に進めた日になったのでしょう。

ありすの立ち位置としても、マナ＆六花というふたりはプリキュアの
中にどう入ってくるのかとちょい不安でしたが…。
2人をサポートしつつ、守りを固める的ポジションとは絶妙です。
性格的にも1番冷静に物事を見られるようですし、きっとマナと六花だけでは
見えない視野を持っているはず。これは心強い仲間が参入しましたね！

めでたしめでたし…で終わるかと思ったら、ラスト20秒で地雷が！
キュアソードの話題になり、ありすの台詞。
「それでしたら、心当たりがあります」
まさか…！？と思いましたが、なんとクローバータワーの
防犯カメラにソードも映っていたことが発覚！

むしろ正体もばっちりフライデーされてるっぽい…。
おいおい、アイドルが撮られちゃってどうしますよまこぴー！