ルシオール・キッズ・クラブ

“ルシオール”(luciole)とは、フランス語で「ほたる」という意味の言葉です。

ルシオール・キッズ・クラブでは、昔、守山のまちなかで乱舞していたほたるを、科学的なアプローチによって再生させる環境学習を行います。

★体験することを大切にします。
　遊ぶように、ワクワク活動しましょう。
★体験のなかでの気づきと、科学的な法則や理論などを用いて、仮説を立て、実践します。結果を観察しながら、改良していく、というプロセスを大切にします。

ほたるが自生できる河川環境づくりを行います。
活動をとおして、
子どもたちが、たくましく生きる力を育みます。
また、守山のまちなかで、自然と共生したまちづくりを行う人びとのコミュニティを形成したいと考えています。

わたしたちの活動フィールドは、守山市の中心市街地のなかにある「あまが池親水緑地」（吉川川）です。JR守山駅から徒歩10分のところにあり、すぐとなりには、守山小学校と守山幼稚園があります。

あまが池親水緑地（吉川川）
JR琵琶湖線「守山駅」西口から徒歩10分です。

※あまが池プラザ（中心市街地活性化交流プラザ）のサイトへ
http://www.amg-p.jp/access.php

滋賀県守山市は、古くからのゲンジボタルの群生地でしたが、戦後の環境悪化により絶滅しました。「再びほたるを飛ばせたい」という思いから、住民が独自に研究・開発したホタルの人工飼育の技術をベースに、守山市では1979年から「ほたるが飛ぶまち」づくり事業（幼虫の人工飼育と放流等）が行われています。

この活動は、長年、ほたるが飛ぶまちづくりに努力されてきた住民から「わしらは、人工飼育して放流して飛ばすだけでなく、ほんまは、ほたるが自生できる河川環境を取り戻したいんや」という声がきっかけとなり始まりました。旧市街地の活性事業で付け替え工事がなされた河川（親水緑地）をフィールドに「科学的なアプローチ」と「地域の高校生や、親子メンバーとの協働作業」を特徴として取り組んでいます。