中央本線・・・189系M50編成 ラストラン 撮影記:あおたけ 撮影記:SSブログ
SSブログ

中央本線・・・189系M50編成 ラストラン 撮影記 [鉄道写真撮影記]

2000.jpg
2018.01.20 中央本線
さようなら「あずさ色」・・・
189系M50編成 ラストラン 撮影
 

JRの前身である国鉄の時代に製造された特急型車両、いわゆる国鉄特急型 (´ω`*)シブイ。
国鉄がJRとなって30年が経ち、続々と国鉄型車両の引退(廃車)が相次ぐなか ヽ(´д`;)アア…、今やその貴重な生き残りとしてファンの注目を集めているのが、おもに中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」(定期列車を補う臨時列車)、富士急行線へ直通する臨時快速「ホリデー快速富士山」などで運転機会のある、豊田車両センター所属の189系 (゚ー゚*)イッパーキュ。
私も少年時代に上野駅で見た特急列車への憧れから (*゚v゚*)カコイイ!、なるべく精力的に国鉄特急型の189系を撮影(記録)し、ちょくちょく拙ブログでご紹介してきました。つい先日も雪景色での189系を記録に残したくて、長野の大糸線まで「スキー臨」を撮りに行ったのは記憶に新しいところ (^_[◎]oパチリ。

しかし、その189系(豊田車)が定期的に使われ続けてきた臨時列車の「ホリデー快速富士山」ですが、とうとう今春3月のダイヤ改正(3/17実施)で使用形式を189系からJR型のE257系(500番台)に変更することが、JRのリリース(春の臨時列車概要)にて正式に発表されました Σ(=゚ω゚=;)マジカ!?。製造から40年以上が経つ189系、後継車への置き換えは常にウワサされていたものの、いざ公表されるとやはり衝撃は少なくありません (_ _lll)ガクッ。

2000_1.jpg
JR東日本八王子支社が公表した、
春の臨時列車概要。
「ホリデー快速富士山」の記事欄には、
使用車両が「E257系5両」とあります。
そして同様に
今まではおもに189系で運転された、
「山梨富士」、「富士山(金曜運転)」も
E257系に変更・・・。
(´д`;)アア…

これによって189系(豊田車)の全編成が引退に追い込まれるのかどうか、現時点での私にはまだわかりませんが σ(・ω・`)ウーン…、それに先駆けるかのように3本が在籍する豊田の189系のうちの一本、白地に水色と薄紫色の帯を巻いた「あずさ色」と呼ばれる、「M50編成」の引退が決定 (´・ω・`)ショボン。1月20日の土曜日に豊田と河口湖の間を往復(中央線と富士急を直通)、そして25日の木曜日に豊田から長野への片道運転(中央線・篠ノ井線経由)で、事前募集のツアー列車(団体臨時列車)による「ラストラン」が設定されました (゚- ゚)ラスト…。

贅沢ながら189系のなかでも、とくに国鉄色のM51編成を好んで撮影している私ですが、中央線の沿線に住む鉄ちゃんの一人として、この「あずさ色」にも思い入れがないワケではありません (゚ー゚*)M50…。けっして精力的とは言えないけれど、何度も撮影機会がありましたし、乗るほうでもちょくちょくお世話になったものです(おもに立川・三鷹から新宿までのわずかな距離ですが)(´ー`)シミジミ。
そんな「あずさ色」ことM50編成のラストラン、やはり引退の花道はちゃんと見送ってあげたい サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。ホントのラストとなる長野ゆきのツアーは平日(木曜)で撮ることができないため、私は前週の土曜日に運転される河口湖ツアーの撮影へ赴くことにしました。

 

1月20日(土)

M50編成ラストラン(河口湖ツアーの団体列車)の運転日。
おそらく私にとって、これが最後の撮影機会になるであろう「あずさ色」の189系 (´・ω・`)ショボン。その撮影に気合いを入れて臨むのはもちろんのこと (*`・ω・´)-3フンス!、この日の中央線や富士急では当該の団体列車だけでなく、いつもの189系で運転される「ホリデー快速富士山(ホリ快)」も走るので、そちらも合わせて記録したいところ (゚∀゚*)オオッ!。何せ先述したように、「ホリ快」の使用形式も置き換えが刻一刻と迫っていますから、こういう機会は一回でも大事にしたいものです  (*`・ω・´)-3フンスッス!。

・・・と、思っておきながら、寝坊した il||li _| ̄|〇 il||lii。

なぜかこの日に限って、スマホのアラームが鳴らなかった (・・?)アリ?。いや、これは典型的なお寝坊さんの言い訳であり、実際は鳴ったんだろうけど、まったく気がつかなかったのよね ┐(´д`)┌ ヤレヤレ。目が覚めたのはアラームの設定時刻から一時間半も過ぎたころでした (;`ロ´)ハッ!。
幸いにもすぐに家を出ればM50編成のラストランにはどうにか間に合いそうだけれど、その30分前に通過する「ホリ快」のほうはちょっとキビシい感じ・・・σ(・ω・`)ウーン…。カーテンを開けて外の様子を見ると曇り空だし、一瞬は撮影に出かけるのをやめようかとも思ったのですが、やはりラストランとなる「あずさ色」は記録に残したい σ(・∀・`)トリタイ…。
とにかく、慌てて着替えを済ませてカメラバックを手に取り、チャリンコで駅へとダッシュし、中央線の下り快速電車に飛び乗ります ε=ε=ε=┌(;゚□゚)┘イソゲ!。いつも私が中央線の撮影に出かけるときの時間より遅めだったことで(寝坊したから)、今回は珍しく豊田を始発駅とする下り列車に乗り継ぎました(ふだんは高尾で乗り継ぐことが多い)ε=┌(;゚д゚)┘ノリカエ!。あとで調べてみると、豊田始発の中距離列車はこの一本(8時10分発の甲府ゆき527M)のみのようです ( ̄。 ̄)ヘー。

2001.jpg
中央線の普通列車はおなじみの211系。
豊田始発の甲府ゆきは、
セミクロスシート仕様の編成でした。
▲中央本線 豊田

どうにか列車に乗って落ち着いたところで・・・ε-(´o`;A フゥ…、M50編成のラストランを狙うにあたり、私にはひとつ気になることがあります。それはM50編成の正面に、引退を記念した特別のヘッドマークが掲げられるのかどうかということ σ(゚・゚*)ンー…。
役目を終えて引退する車両にとって、最後の花道となるラストラン(さよなら運転)サヨナラ~(´;ω;)ノ~~~。そこには長年の活躍を労うように、かつては惜別の特別なヘッドマーク(看板やステッカー)を列車の正面に掲げるのが、定番の装飾とされていました。ちなみにM50編成が所属する豊田車両センターでも過去には、中央線の201系115系が引退する際のさよなら運転で、それぞれ特別マークが掲出されています ( ̄。 ̄)ヘー。しかし最近では安全面を考慮してなのか、それともふだんどおりの姿で送り出したいという意図があるのか、特別マークは必ずしも掲げられるものではなくなってきているみたいです (゚ペ)ウーン…。
私は事前に知らない、M50編成のヘッドマークの有無。はたして今回はどうなのだろう σ(・∀・`)マーク…。特別マークが掲げられるのであれば、それがしっかりと分かるように列車をアップで撮りたいし、とくに何もなく【団体】などの味気ない表示ならば、むしろそれが目立たないような遠景で撮りたいところ アリ?(゚Д゚≡゚Д゚)ナシ?。
そこで、私の乗った普通列車が豊田車両センターの脇を通過する際に車窓から、出発準備で構内に留置されているM50編成の姿を確認してみると・・・(「゚ー゚)ドレドレ

2002.jpg
豊田を発車してすぐ、車窓の左手に見えるのが
三本の189系が所属する「豊田車両センター」。
今日の主役であり、
引退を控えている189系M50編成(あずさ色)は、
いちばん手前に留置されていました。
(゚∀゚)オッ!
同編成はまもなく
住み慣れたこの地を去ることに・・・。
(´・ω・`)ショボン
▲中央本線 豊田-八王子(車窓から)

そのお顔はとくに変わった様子なく、ふだんどおりの【回送】表示を掲げているのが見えました。これは単純に幕を回すだけで変更できる【団体】表示での運転で決まりかな? σ(゚・゚*)ンー…。 ひょっとしたらこのあとに特別な装飾が施される(シール式マークなどが貼られる?)のかもしれないけれど、あと一時間後に出庫することを考えると、残念ながら装飾される可能性はかなり低いと思われるので、私はヘッドマーク重視の接近戦ではなく、風景を重視した撮影ポイントを目指すこととしました m9(`・ω・´)ケテイ!。ホントは特別マークを密かに期待していたんだけれどね・・・(・∀・`)ザンネン。

2003.jpg
豊田から中央線を下って一時間弱、
大月のひと駅手前にある猿橋で下車。
(・ω・)トーチャコ
天気はあまり良くないね・・・。
▲中央本線 猿橋

豊田0810-(中央527M)-猿橋0905

遠景という撮影の方向が定まり、私が下車したのは山梨県の猿橋(さるはし)(・ω・)トーチャコ。
この時点でM50編成が猿橋を通過まではあと50分ほど、そして「ホリ快」の通過までには25分しか時間がありません σ(゚・゚;)ンー…。私が目指す撮影ポイントまでは、駅から徒歩30分の距離。ということは、ふつうに歩いていては「ホリ快」には間に合いそうにない (´Д⊂ムリポ。まあ最悪でも、M50編成のラストランが撮れれば良いか・・・としながらも、やはり足は小走りで撮影ポイントに向かっていました ダダダッ!! ε=ε=ε=┌(;゚Д゚)┘。寒空のもとでひとり甲州街道を走る私。己の寝坊が招いたこととは言え、キっツいなぁ・・・ε-(-ω-;)ハァ…。

2004.jpg
2005.jpg
駅から歩い・・・いや、走って、
たどり着いたのはこんなところ。
小さな祠の脇に上へと続く階段があります。
それを上まで登ってみると・・・

やがて街道をはずれて、丘の上へ続く坂道をぜえぜえ言いながら上がり、とどめに心臓破りの急な階段をてっぺんまで昇りきると・・・ハァ...ハァ...(;;´Д`) ゼエ...ゼエ...、そこからは、こんな景色が望めました (*゚ロ゚)ハッ!!。

2008.jpg
眼下に見えたのは、
中央本線の名所・新桂川橋梁。
曇天ですが、
なかなか壮大な眺めじゃありませんか。
w(*゚o゚*)wオオーッ!

住宅街の向こうに構える、特徴的な形をした緑色の橋。これは下を流れる桂川(かつらがわ)に架けられた、中央本線の新桂川橋梁で、中央本線の名所とも言われる鉄橋です w(*゚o゚*)wオオーッ!。
この名鉄橋を手軽に上から俯瞰できる撮影ポイントとして知られるのが、今回の私が訪れた「四季の丘」と呼ばれる、まさに丘の上の高台 (・o・*)ホホゥ。ここは本来、晴天だとM50編成(の往路)が通過する午前中は、日差しが逆光となる撮影ポイントなのですが、今日は朝からどんよりとした曇天 ( ̄ω ̄;)ドングモリ…。お日さまが出ないと私の気分的にはあまりテンションが上がらないものの、日差しの光線状態を考えなくてよいならばと、中央線名所が手軽に撮れるこの場所を選んでみました (´ω`*)ナルヘソ。
坂や階段を駆け上がってきたことで乱れていた息を整えつつ、さっそくカメラを構えます ε-(´o`;A フゥ…。
ところで、「ホリ快」には間に合ったのかというと・・・σ(゚・゚*)ンー…。

2009.jpg
離れていても響き渡る轟音とともに、
中央線名所の鉄橋を渡りゆくのは、
189系の「ホリデー快速富士山」。
▲中央本線 鳥沢-猿橋

M51のホリ快が撮れました~!ヽ(´▽`)ノワ~イ♪
私が撮影ポイントに到着してわずか数分後、カメラを構えて最初にやってきた列車こそが、189系の「ホリデー快速富士山」(゚∀゚)オッ!。そう、どうにかギリっギリで間に合ったのです ε-(´∇`*)ホッ。この日の「ホリ快」は国鉄特急色のM51編成が登板してくれて、ワタクシ的には嬉しい収穫。これは駅から急いで走って来た甲斐があったというものです (*⌒∇⌒*)ヨカッタ♪。中央線名所の新桂川橋梁を渡りゆく国鉄色イッパーキュー(189)、かつての特急運用全盛時に比べたら編成が短いとは言え、やっぱりカッコいいなぁ 。゜+.(o´∀`o)カコイイ!゜+.゜。これが3月以降は見られなくなるかもしれないと思うと、やっぱり残念・・・σ(・∀・`)ウーン…。

2010.jpg
アングルを引いてもう一枚 (^_[◎]oパチリ。
背景に山の稜線まで入れてみました。
山あいの風景に映える国鉄特急色。
でも、これだとさすがに
ちょっと列車が小さすぎかな・・・?
▲中央本線 鳥沢-猿橋

ちなみに、お寝坊さんでかなり出遅れた私 (゚ー゚*)ネボスケ。もしもこの場所が先客多数のキャパいっぱいで、撮影できなかったらどうしよう・・・σ(・ω・`)ウーン… と、不安に思いながら訪れてみたものの、先にいらした同業者はわずかにお二人だけ (゚ー゚?)オヨ?。しかもそのうちのお一方は、今の「ホリ快」を撮ったら撤収してしまいました ε=(=゚ω゚)ノ オサキッ!。M50編成はほかの場所で撮るのかな?σ(゚・゚*)ンー…。結局この場所は残られたお一方と私の二人だけで、以降は誰も現れることがありませんでした (´ー`)マターリ。まあ考えてみれば、M50編成は毎週のように「ホリ快」でここを通過していたわけですし、何も今さらこのような遠景で撮ろうとする方は少ないのかもしれません。

2011.jpg
待ち時間で不意に現れたのは、
あまり風景に映えない、シックな黒っぽい列車。
コイツはいったい何者かと言うと・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?
▲中央本線 鳥沢-猿橋

2012.jpg
上写真をトリミングして拡大。
その正体は皇室のお召し列車*としても使用される、
ハイグレード車両のE655系「和(なごみ)」。
私はまったくのノーマークでした。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
(*その場合は貴賓車相当の特別車を中間に連結)

基本的に列車移動がメインで徒歩鉄の私。いつもはなるべく時間に余裕を持っての行動を心がけているため、たいていは撮影するお目当ての列車が来るまでに一時間以上の待ち時間があるものですが ワタシ(゚- ゚)マ~ツワ♪、寝坊した今回は撮影ポイントへ到着してすぐに「ホリ快」、そしてお目当てのM50編成もその30分後にやってきます(しかもその間に、ノーマークだったE655系が現れた)。効率はいいけれど、なんだか落ち着いたような、落ち着かないような不思議な緊張感のなか、やがてM50編成の通過時刻迎えました (゚∀゚;)ドキドキ。

2013.jpg
新桂川橋梁の橋上に姿を現した、
189系のM50編成。
すれ違う211系もそのラストランに、
エールを送ります。
▲中央本線 鳥沢-猿橋

2014.jpg
幾重にも連なる山々を背にして
中央本線名所の新桂川橋梁を渡る、
「あずさ色」の189系。
アルパインブルーの特急列車は、
高原に吹く風のごとく、
爽やかに走り去ってゆきました。
▲中央本線 鳥沢-猿橋

さようなら、M50・・・(゚ーÅ)ホロリ。
どんよりとした冴えない曇天のもとでも、その明るい車体色で存在感を表してくれた「あずさ色」の189系。幾度となく渡った中央線名所の新桂川橋梁は、まさに同編成を見送るのに最適な舞台です 。+。:.(´ω`)シミジミ.:。+゚。直前にすれ違った211系の普通列車には、カブられるのではないかと一瞬ヒヤリとしましたが、ウマくやり過ごすことができました ε-(´∇`*)ホッ。ひょっとすると先に撤収された方は、このカブりを警戒して移動されたのかもしれませんね。

もともとは国鉄時代からの特急色(国鉄特急色)や、JRとなって一時的に塗り替えられた「グレードアップあずさ色」だった中央本線「あずさ」用の183系を、98年の長野五輪開催を機にイメージアップを図るため、クールで爽やかな色に塗り替えられたのが、白地に水色と薄紫・・・いや、正式にはフォギーグレー(白地)にアルパインブルー(水色)とファンタジーバイオレット(薄紫)を配した、この「あずさ色」と呼ばれる色でした (´▽`*)アズニャソ♪。以来、特急「あずさ」として、特急「かいじ」として、そして「ホリデー快速富士山」などとして、ずっと中央本線を走り続けてきた「あずさ色」の特急型。最近ではこの色が、富士山へのアクセスにマッチしているとの声も聞かれるようになりました。
でも・・・その勇姿は、もうこれで見納めです (つω-`。)グスッ…。

あらかじめ設定したアングルで慎重にシャッターを切ったあと、私はその姿が見えなくなるまで目で追い続けました。おつかれさま、「あずさ色」の189系M50編成 (´;ω;)ノ~~~サヨ-ナラ-。今朝は寝坊したけれど、やっぱり最後に見送ることができてよかった・・・。


10411.jpg
豊田の189系三兄弟のなかで、
最初に去ってしまった
「あずさ色」のM50編成。
山梨DC(観光キャンペーン)の際に共演した、
「モモずきん」も寂しがっていることでしょう・・・。
数多く撮ったM50編成のなかで、
この一枚が私のお気に入りです。
▲10.4.11 富士急行 三つ峠-寿


さて、この日に運転されるM50編成のラストランは豊田〜河口湖の往復で設定されており、午後には復路が運転されるのですが、私にはちょっとした別件(?)があるので、撮影はこれにて終了です (´w`*)ドツカレサン。
でも、せっかく山梨の猿橋まで来たので、帰る前にちょっと寄り道 ヨリミチ…((((o* ̄-)o。実は猿橋という地名や駅名には、まさにその由来となった橋があるのです。私が訪れた撮影ポイントからはそう遠くないので、ちょっと見物して行こうと思います。

2016.jpg
撮影ポイントとなった丘の上から下り、
甲州街道まで戻ると、
その先にあるのが「名勝・猿橋」。
ε(・⊥・)3  ウキ?

2017.jpg
木製の欄干がシブいだけの、
ただの人道橋かと思いきや・・・
(=゚ω゚=*)ンン!?

2018.jpg
横から見るとこんな面白い形。
なんと、橋を支える刎木(はねぎ)には、
屋根瓦が施されているではありませんか。
これはなかなかユニークな構造。
w(゚o゚)w オオー!

甲斐の猿橋」は、岩国の錦帯橋、木曽の棧(かけはし)と並ぶ、日本三奇橋のひとつ。架橋された年代は不明ですが、江戸時代には甲州街道に架かる重要な橋でした(現在のものは1984年に架け替えられたもの)。この猿橋は谷は深くて橋脚がたてられず、両岸から張り出した四層の刎木(はねぎ)によって橋を支える構造(刎橋)で、その刎木を雨などによる腐食から防ぐため、瓦屋根が取り付けられているのだそうです (・o・*)ホホゥ。また、猿橋という橋名の由来は、深い渓谷を何匹もの猿が弓のように連なって橋を作り、渡っていた様子をヒントにしたからだと言われていて、そのエピソードも面白い ε(・⊥・)3 ウキ。

2019.jpg
撮り鉄後の休憩を兼ねて、
土産物店で売られていた今川焼を食べながら、
猿橋の持つ趣を味わいます。
今川焼なんて、久しぶりに食べたなぁ・・・。
(゚д゚)ウマー!

2020.jpg
ちなみに・・・
この付近にはもうひとつの歴史的名所として、
かつて中央本線が走っていた
旧線跡の遺構(隧道跡)があると聞いており、

私はてっきりこの発電所の水路橋が
それだと思ったのですが、

実はこれはもとからの歴史ある水路橋であり、
中央線の遺構はもっと奥まったところにある・・・
と言うことを帰ってから知りました (ノO`)アチャー。
中央線の遺構はまた
四季の丘へ撮影に行ったときにでも

再訪したいと思います。

この趣深い構造の猿橋、ブログ仲間でこのあたりを地元とする「しおつさん」がご自身のブログでご紹介されており、機会があれば見物したいと考えていたのです (・∀・)イイネ。今回は撮り鉄ついでの寄り道ではありますが、じっくりと眺めて堪能することができました。

さ、用事があるので東京へと帰ろう・・・カエロ…((((o* ̄-)o。

2021.jpg
猿橋の見学を終えて戻ってきた猿橋駅。
よく見ると同駅の外観デザインは・・・
σ(゚・゚*)ンー…
そう、実は瓦屋根が重なった
猿橋をモチーフにしたものになっているのです。
(゚∀゚*)オオッ!
▲中央本線 猿橋


一昨年の485系(仙台のA1/A2編成)、昨年の583系(秋田のN1+N2編成)に続く、今回の189系M50編成の引退。とうとう189系の牙城まで崩されて、まさに風前の灯となっている国鉄特急型 ヽ(´д`;)アア…(「踊り子」の185系や「やくも」の381系などはまだ元気に活躍しているけれど)。先述したように3月の改正では「ホリデー快速」からの撤退も伝えられており、残された189系の動向も気になるところです (゚ペ)ウーン…。個人的に189系は今までもちょくちょく撮影してきたけれど、今後はさらにその一回一回の記録が重みを増すのではないかと思われ、与えられた撮影機会を大事にしていきたいところです (*`・ω・´)-3フンス!。


2023.jpg
「日本三大奇矯 猿橋」の看板を横目に、
上りの高尾ゆき普通列車が入ってきました。
午後の都内で用事(?)のある私は、
これに乗って猿橋をあとにします。
▲中央本線 猿橋


猿橋1059-(中央538M)-高尾1141~1146-(中央特快1152T)-新宿1228~1236-(山手1215G)-目白1242



共通テーマ:趣味・カルチャー