大河ドラマ 龍馬伝 第46回 「土佐の大勝負」 龍馬は山内容堂と面談したりしてませんが、、、 | こちら、きっどさん行政書士事務所です!
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まず第一に、龍馬が桂浜に降り立った時点で
未だ脱藩者の大罪人である。
だから「安芸広島 浅野家家来 小沢庄次」
と変名させて藩庁に届け合法的に滞在させているのである。

この滞在中に二度目の脱藩の罪は許されるのであるが
「内決ゆえ公然城下を歩かぬように」
それでも釘をさされている。
(坂本家で宴会したのは本当らしい)

勿論、龍馬が大殿様である山内容堂と面談し、直訴するなど大ウソ。
容堂のお側衆に会って説得したのみ。
それに今回龍馬が力説していた
「大政奉還論」は、とっくの昔に土佐藩の方針と決定しており
論点は出兵か?非出兵か?に移っている。
その出兵を要請する為に、危険を冒して土佐まで乗り込んだ訳で
だからこそ、ミニエー・ライフル銃千丁の意味があるのである。
このフィクションの龍馬vs容堂の直接会談では
ミニエー・ライフル銃千丁を持参する意味が無い、
いやむしろ矛盾する。

それより、根本的な事として
龍馬帰省の時期に後藤象二郎は上京していて土佐にいません。
福田靖が、自己流にどんどん勝手に話を作っていくので
物語のあちこちに無理が生じて、辻褄が合わなくなってくる。
その綻びを繕う為に、また作り話を繰り返す。
嘘つきが、その言い訳の為にどんどん嘘を重ねる理屈である。

残り2話となってこんな提案をするのもなんだけど
放送の最後に
「この物語は実際にあった事例を元に作られたフィクションです。
 実際の事件や歴史とは異なります」
とテロップ入れてくれないかな~。

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