コードギアス 反逆のルルーシュ R2 TURN 19「裏切り」
「カレン、キミは生きろ」
鹿嶺島にとどまるブリタニア皇帝 シャルル・ジ・ブリタニアとナイトオブラウンズ ナイトオブトゥエルブ。エリア11での黒の騎士団との戦いは全てシュナイゼル・エル・ブリタニアに一任していた。
フレイアによって破壊されたトウキョウ租界。
その破壊力と被害を目の当たりとして戦くニーナ・アインシュタイン。
己が破壊を引き起こしてしまった事に愕然とする枢木スザク。
ナナリー・ヴィ・ブリタニアの死を認めたくないルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、藤堂鏡志朗にナナリーを探すように命じる。
ルルーシュ、完全に壊れてしまってます。普段ならもうちょっと冷静に対応できるのだけど、ナナリーの事になると見境がなくなってしまうからな、このシスコンは。
斑鳩では逃亡したコーネリア・リ・ブリタニアを捕らえようとするディートハルト・リートの前に、特使としてシュナイゼルが直々に現れる。
一番黒い人が自ら乗り込んできました。それにしてもあっさりと接近されすぎだろう。
特使としても上の承認無しでは接近を許可されない筈だが。
藤堂はゼロに対して撤退を進言するが、その言葉に耳を傾けようとはしない。
ひたすら撤退するように告げるゼロの様子に、藤堂は独断で黒の騎士団の撤退を下す。そんな藤堂に反発するルルーシュだが、ロロ・ランペルージやジェレミア・ゴットバルトも撤退を指示してルルーシュを抑える。ご乱心した殿を抑える部下は大変です。
心身喪失状態となってロロに運ばれて帰還したルルーシュ。
ロロの携帯に付けられたペンダントを目にして、ロロを偽物と罵る。
殺そうとしてただ殺し損ねていただけだと告げるルルーシュは、ロロを追い払う。ルルーシュの言葉に愕然とするロロ。
やはりここに来て八つ当たりのようです。まぁ、ナナリーがいなくなってしまったら、ロロの存在価値はルルーシュにとってはなくなったのだから当然でしょうけど。
ニーナは今更乍らに自らが作った兵器の破壊力に恐れを抱くようになっていた。
そんな彼女にロイド・アスプルンドは科学を捨てて心を守るか、心を捨てて科学を選ぶかしなければならないと告げる。
自分が壊れている、というロイド。自分の科学への欲求が何よりも勝っているというのを自覚しているのでしょう。
てか、あれだけの破壊兵器なんだから、こうなる事ぐらい予測していようよ。
まぁ、きっと犠牲が黒の騎士団とかイレブンだけなら、なんとも思わなかったのかもしれないな。
ナナリーの探索を一人行い続けるジェレミア。
彼は被災地で1人佇むスザクの姿を見付ける。彼に対して話しかけるジェレミアだが、スザクは一言も発さないままだった。果たしてジェレミアは無事にナナリーを見付ける事が出来るのだろうか。しかしいくら佐世子が忍者でもなぁ……それこそ瞬間移動でもしない限りあの状況下では逃げられないからな。
あの襲撃の中、何とか被爆を逃れたアッシュフォード学園は避難所となっていた。
その中で、リヴァル・カルデモンドはミレイ・アッシュフォードと再会する事が出来て喜びを分かち合う。
会長、なんとか生き延びていたようです。リヴァルが制服を着ているのは、学校に着ていたから?
まったく連絡の取れないゼロの為、シュナイゼルとの会談にゼロ抜きで行う事となる。
藤堂は死んだ朝比奈から知らされた虐殺の情報が心から離れない。
シュナイゼル、コーネリア、カノン・マルディーニに対して、藤堂、ディートハルト、千葉凪沙、玉城真一郎という顔ぶれで行われる事になる会談。
シュナイゼルが玉城の同席を認めたのは、彼がいた方が話の誘導がしやすいと考えたからだろうか。たぶん彼の人となりを調べて、利用しやすいと考えていたのかも。
その会談でシュナイゼルは彼の正体が自分たちの弟であり、ブリタニアの元第11皇子だと告げる。
そしてギアスの存在も彼らに明かす。
彼らの言葉を直ぐに鵜呑みには出来ない。玉城は真っ向から反発して証拠を求めるが、そこにヴィレッタ・ヌゥを引き連れた扇要が現れると、証拠はあると語る。
信頼していたゼロをペテン師と呼ぶ扇。
一番信用してだけに、裏切られた反動が大きいという事か。に、しても女の言葉をあっさりと信用してしまったのか。
普通ならゼロに問いただすとかしても良さそうなんだけど。姿を消していたのは、話を聞いていたという事なんだろうな。
奇跡の種はギアスにあるけど、奇跡そのものは別にギアスでもなんでもないだけどなぁ。あくまでもギアスはその為の手段でしかないわけで。
自分たちをただの駒として扱っていたという扇に対して、ディートハルトはゼロの働きが消されるものではないと論ずる。
ギアスもブリタニアに対抗する力となるというディートハルトだが、その力が味方にも使用される事を示唆する。
そしてユーフェミア・リ・ブリタニアによる虐殺がルルーシュのギアスによるものだというコーネリアの言葉を肯定するように、シュナイゼルはルルーシュとスザクの会話の記録を聞かせる。
ああ、一つの嘘がドンドンとルルーシュを悪い方向へと向かわせる訳だ。ま、全ては自分の撒いた種ではあるわけだが。
ユフィについては事故のようなものだが、本人からすると自分がしてしまった事、という自責の念が強いから仕方ないのだろうけど。
ゼロによって日本人の虐殺が行われたという事実に動揺する藤堂達。更に彼らの背中を押すように、ギアスを掛けられた者たちの資料が渡される。その中には日下部や片瀬といった日本人の姿もあった。
ジェレミアが寝返ったのはギアスと全く関係ないのだけど、その辺は判らない事だから仕方ないだろうな。
自分たちにもギアスが掛けられているのではないか、シュナイゼルの言葉に疑心暗鬼となる玉城達。
そしてフレイアの存在をゼロに通知したが、ゼロがそれを味方には伝えなかった事が彼らの心を決定づけさせる。
自分たちがただの駒だったと知った彼らに、ゼロの引き渡しを要求するシュナイゼル。対して、扇は条件として日本の返還を提示する。
黒の騎士団でまともにギアスが掛けられたのってカレンぐらいなのではないのか。しかもどうでも良いところで最初のうちに掛けられただけだからな。
それにしても条件が日本の返還という辺りが、交渉に当たっているのが日本人しかいないから出来る事だよなぁ。
他の合衆国連合の人たちはどうでもいいのか……
憔悴したルルーシュの身を案じるC.C.。
そこに紅月カレンが姿を現れて扇からの伝言を伝える。
C.C.が記憶を失ったと聞かされるカレン。
ナナリーだけでなくC.C.もいなくなったルルーシュは一人きりとなっている事を知る。
絆創膏で治療しようとするC.C.は愛らしい。
扇達は何でカレンには真実を伝えてないのだろうか。やはりカレンがゼロに対してかなり忠誠心が高いからギリギリまで黙っていたのだろうか。ならカレンを伝言に使わなくても良さそうなものなんだけど。
C.C.がルルーシュをご主人様とか呼んで、服を脱がして頑張ろうとしている、とか聞かされたらそりゃあカレンも動揺するよな。てか、記憶をなくしているのは、服を脱いで貰って頑張る事の理由にはなっていませんよ……
カレンの救出が遅れた事を詫びるルルーシュに、カレンはナナリーと話した事を伝える。
だが、そんな彼らに藤堂たちによる銃口が突きつけられる。
彼らの反逆に驚きながらも脱出を検討するルルーシュ。そんなルルーシュを庇おうとするカレン。カレンは自分がルルーシュにとってどんな存在なのかと問いかける。
自分を取り囲む中にシュナイゼルの姿があった事に、この包囲網を突破する事は不可能と察したルルーシュは突然は笑い出す。
全てはゲームであり、黒の騎士団をただの駒だと告げるルルーシュ。
ルルーシュの言葉にルルーシュから離れるカレンに対して、ルルーシュは小さく生きろと呟く。その言葉に驚くカレン。
射殺するべく放たれる銃弾。だが、そこに蜃気楼に乗ったロロが現れてルルーシュを救う。
なんか、スザクに頼む時と同じパターンと化しているな。今度はカレンを救う為に、あからさまに嘘を吐いてるし。カレンもあっさりとルルーシュの言葉を信じて離れすぎです。
ゼロを売った、という事は日本の返還を了承させたのだろうか。
なんか、シュナイゼルの掌の上で上手く転がされてる感がヒシヒシと伝わってくるのですが……
ギアスを使い蜃気楼でルルーシュを逃がそうとするロロ。
そんな彼をアーニャが追跡するが、ロロは広範囲でのギアスを使用してその追跡を振り払う。
前回のフレイアで生死が心配されていたアーニャ、何事も無かったかのように生き残っていました。ま、死ぬ場面が無かったから生きているだろうとは思っていたけど、どうやって脱出したのか……撤退命令が出た頃には、なんとか復活していたのか?
生きる望みを失ったルルーシュはロロに止める様に告げるが、ロロはその言葉に耳を傾けない。
だがルルーシュの言葉を聞かないロロは追撃する黒の騎士団とブリタニア軍に対して、自らの命を犠牲としてギアスを何度も使用する。
包囲網を突破に成功したロロだが、ギアスの乱用によってもはや死を迎えるしかなくなっていた。
「ロロ、どうして俺を助けた。俺はお前を」
「兄さんは、嘘つきだから」
「え!?」
「嘘、だよね。僕を殺そうとしたなんて、僕が嫌いだなんて」
「そうか、すっかり見抜かれてるな。さすがは俺の弟だ」
「そう、だよ。僕は、兄さんの事なら、なんでも判る」
「ああ、そうだよ……お前の兄は嘘つきなんだ」
遂に息絶えるロロ。
ロロ、シャーリーを殺害したり、ナナリーを殺そうとしたり散々な事をしてきたが、最後の最後は良い死に方をしていきました。
ヤンデレは何処までもルルーシュ命だったようです。
利用されていたと判っても、ルルーシュと過ごした日々を大切にする為に命を掛けますか。
被災地に一人いたスザクは、突然笑い始める。
その笑いの真理は。
スザクも壊れました……
――ナナリー、ロロ、シャーリー、黒の騎士団。
俺は全てを失った。これが残された結果、いや、報いか。
でも、だからこそ。
有り難うロロ、お前が繋いだこの命……
俺にはまだ、なさねばならない事があったんだよな。
そう、俺には!
ロロの墓を作ったルルーシュは海の向こうにいる男を見据える。
最後の決着が残っているのです。
そして鹿嶺島にいるシャルルはそこに眠るシステムを使おうとしていた。
その掌にはギアスの文様が刻まれている。
「ラグナレクの接続。
これで古い世界は破壊され、新しい世界は創造される!」
――我が父、シャルル・ジ・ブリタニアよ。
俺の地獄への道行きにお前も一緒に来て貰う。
それが!
最後の戦いの為に決意するルルーシュ。
しかしシャルルはC.C.の不老不死の力を受け継いでいると考えると、殺せないのではないのか。それとも、中断した事で力の継承が中途半端になってしまったのか?
どうでもいいけど、これから黒の騎士団はどうするつもりなんだろうか?
交渉で日本を解放してもらえたとして、合衆国連合はどうするんだよ。独立を望む場所が現れたら、またブリタニアとは戦わないといけない筈なんだけど。
ま、ほとんどの奴らは日本さえ解放出来ればいいとか思ってるような奴らだからな。
黒の騎士団はTOPを失ったけど、暫定のTOPは藤堂なんだろうか? 真っ当に行けば黎星刻の筈なんだけど。
最終回に向けて一気に話が進んだ、という感じでしょうか。
しかしまだアーニャの謎とか、マリアンヌを殺したのは誰か、とか謎のままではあるのですけど……
次回 TRUN20「皇帝 失格」
シャルルの目的を知って、シュナイゼルが彼と敵対するという事か?
しかしジノが捕らえられているのは何故なんだろうか。シャルルと敵対した事で、ラウンズが全て捕らえられるのか?
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アニメ 感想 レビュー 第19話
鹿嶺島にとどまるブリタニア皇帝 シャルル・ジ・ブリタニアとナイトオブラウンズ ナイトオブトゥエルブ。エリア11での黒の騎士団との戦いは全てシュナイゼル・エル・ブリタニアに一任していた。
フレイアによって破壊されたトウキョウ租界。
その破壊力と被害を目の当たりとして戦くニーナ・アインシュタイン。
己が破壊を引き起こしてしまった事に愕然とする枢木スザク。
ナナリー・ヴィ・ブリタニアの死を認めたくないルルーシュ・ヴィ・ブリタニアは、藤堂鏡志朗にナナリーを探すように命じる。
ルルーシュ、完全に壊れてしまってます。普段ならもうちょっと冷静に対応できるのだけど、ナナリーの事になると見境がなくなってしまうからな、このシスコンは。
斑鳩では逃亡したコーネリア・リ・ブリタニアを捕らえようとするディートハルト・リートの前に、特使としてシュナイゼルが直々に現れる。
一番黒い人が自ら乗り込んできました。それにしてもあっさりと接近されすぎだろう。
特使としても上の承認無しでは接近を許可されない筈だが。
藤堂はゼロに対して撤退を進言するが、その言葉に耳を傾けようとはしない。
ひたすら撤退するように告げるゼロの様子に、藤堂は独断で黒の騎士団の撤退を下す。そんな藤堂に反発するルルーシュだが、ロロ・ランペルージやジェレミア・ゴットバルトも撤退を指示してルルーシュを抑える。ご乱心した殿を抑える部下は大変です。
心身喪失状態となってロロに運ばれて帰還したルルーシュ。
ロロの携帯に付けられたペンダントを目にして、ロロを偽物と罵る。
殺そうとしてただ殺し損ねていただけだと告げるルルーシュは、ロロを追い払う。ルルーシュの言葉に愕然とするロロ。
やはりここに来て八つ当たりのようです。まぁ、ナナリーがいなくなってしまったら、ロロの存在価値はルルーシュにとってはなくなったのだから当然でしょうけど。
ニーナは今更乍らに自らが作った兵器の破壊力に恐れを抱くようになっていた。
そんな彼女にロイド・アスプルンドは科学を捨てて心を守るか、心を捨てて科学を選ぶかしなければならないと告げる。
自分が壊れている、というロイド。自分の科学への欲求が何よりも勝っているというのを自覚しているのでしょう。
てか、あれだけの破壊兵器なんだから、こうなる事ぐらい予測していようよ。
まぁ、きっと犠牲が黒の騎士団とかイレブンだけなら、なんとも思わなかったのかもしれないな。
ナナリーの探索を一人行い続けるジェレミア。
彼は被災地で1人佇むスザクの姿を見付ける。彼に対して話しかけるジェレミアだが、スザクは一言も発さないままだった。果たしてジェレミアは無事にナナリーを見付ける事が出来るのだろうか。しかしいくら佐世子が忍者でもなぁ……それこそ瞬間移動でもしない限りあの状況下では逃げられないからな。
あの襲撃の中、何とか被爆を逃れたアッシュフォード学園は避難所となっていた。
その中で、リヴァル・カルデモンドはミレイ・アッシュフォードと再会する事が出来て喜びを分かち合う。
会長、なんとか生き延びていたようです。リヴァルが制服を着ているのは、学校に着ていたから?
まったく連絡の取れないゼロの為、シュナイゼルとの会談にゼロ抜きで行う事となる。
藤堂は死んだ朝比奈から知らされた虐殺の情報が心から離れない。
シュナイゼル、コーネリア、カノン・マルディーニに対して、藤堂、ディートハルト、千葉凪沙、玉城真一郎という顔ぶれで行われる事になる会談。
シュナイゼルが玉城の同席を認めたのは、彼がいた方が話の誘導がしやすいと考えたからだろうか。たぶん彼の人となりを調べて、利用しやすいと考えていたのかも。
その会談でシュナイゼルは彼の正体が自分たちの弟であり、ブリタニアの元第11皇子だと告げる。
そしてギアスの存在も彼らに明かす。
彼らの言葉を直ぐに鵜呑みには出来ない。玉城は真っ向から反発して証拠を求めるが、そこにヴィレッタ・ヌゥを引き連れた扇要が現れると、証拠はあると語る。
信頼していたゼロをペテン師と呼ぶ扇。
一番信用してだけに、裏切られた反動が大きいという事か。に、しても女の言葉をあっさりと信用してしまったのか。
普通ならゼロに問いただすとかしても良さそうなんだけど。姿を消していたのは、話を聞いていたという事なんだろうな。
奇跡の種はギアスにあるけど、奇跡そのものは別にギアスでもなんでもないだけどなぁ。あくまでもギアスはその為の手段でしかないわけで。
自分たちをただの駒として扱っていたという扇に対して、ディートハルトはゼロの働きが消されるものではないと論ずる。
ギアスもブリタニアに対抗する力となるというディートハルトだが、その力が味方にも使用される事を示唆する。
そしてユーフェミア・リ・ブリタニアによる虐殺がルルーシュのギアスによるものだというコーネリアの言葉を肯定するように、シュナイゼルはルルーシュとスザクの会話の記録を聞かせる。
ああ、一つの嘘がドンドンとルルーシュを悪い方向へと向かわせる訳だ。ま、全ては自分の撒いた種ではあるわけだが。
ユフィについては事故のようなものだが、本人からすると自分がしてしまった事、という自責の念が強いから仕方ないのだろうけど。
ゼロによって日本人の虐殺が行われたという事実に動揺する藤堂達。更に彼らの背中を押すように、ギアスを掛けられた者たちの資料が渡される。その中には日下部や片瀬といった日本人の姿もあった。
ジェレミアが寝返ったのはギアスと全く関係ないのだけど、その辺は判らない事だから仕方ないだろうな。
自分たちにもギアスが掛けられているのではないか、シュナイゼルの言葉に疑心暗鬼となる玉城達。
そしてフレイアの存在をゼロに通知したが、ゼロがそれを味方には伝えなかった事が彼らの心を決定づけさせる。
自分たちがただの駒だったと知った彼らに、ゼロの引き渡しを要求するシュナイゼル。対して、扇は条件として日本の返還を提示する。
黒の騎士団でまともにギアスが掛けられたのってカレンぐらいなのではないのか。しかもどうでも良いところで最初のうちに掛けられただけだからな。
それにしても条件が日本の返還という辺りが、交渉に当たっているのが日本人しかいないから出来る事だよなぁ。
他の合衆国連合の人たちはどうでもいいのか……
憔悴したルルーシュの身を案じるC.C.。
そこに紅月カレンが姿を現れて扇からの伝言を伝える。
C.C.が記憶を失ったと聞かされるカレン。
ナナリーだけでなくC.C.もいなくなったルルーシュは一人きりとなっている事を知る。
絆創膏で治療しようとするC.C.は愛らしい。
扇達は何でカレンには真実を伝えてないのだろうか。やはりカレンがゼロに対してかなり忠誠心が高いからギリギリまで黙っていたのだろうか。ならカレンを伝言に使わなくても良さそうなものなんだけど。
C.C.がルルーシュをご主人様とか呼んで、服を脱がして頑張ろうとしている、とか聞かされたらそりゃあカレンも動揺するよな。てか、記憶をなくしているのは、服を脱いで貰って頑張る事の理由にはなっていませんよ……
カレンの救出が遅れた事を詫びるルルーシュに、カレンはナナリーと話した事を伝える。
だが、そんな彼らに藤堂たちによる銃口が突きつけられる。
彼らの反逆に驚きながらも脱出を検討するルルーシュ。そんなルルーシュを庇おうとするカレン。カレンは自分がルルーシュにとってどんな存在なのかと問いかける。
自分を取り囲む中にシュナイゼルの姿があった事に、この包囲網を突破する事は不可能と察したルルーシュは突然は笑い出す。
全てはゲームであり、黒の騎士団をただの駒だと告げるルルーシュ。
ルルーシュの言葉にルルーシュから離れるカレンに対して、ルルーシュは小さく生きろと呟く。その言葉に驚くカレン。
射殺するべく放たれる銃弾。だが、そこに蜃気楼に乗ったロロが現れてルルーシュを救う。
なんか、スザクに頼む時と同じパターンと化しているな。今度はカレンを救う為に、あからさまに嘘を吐いてるし。カレンもあっさりとルルーシュの言葉を信じて離れすぎです。
ゼロを売った、という事は日本の返還を了承させたのだろうか。
なんか、シュナイゼルの掌の上で上手く転がされてる感がヒシヒシと伝わってくるのですが……
ギアスを使い蜃気楼でルルーシュを逃がそうとするロロ。
そんな彼をアーニャが追跡するが、ロロは広範囲でのギアスを使用してその追跡を振り払う。
前回のフレイアで生死が心配されていたアーニャ、何事も無かったかのように生き残っていました。ま、死ぬ場面が無かったから生きているだろうとは思っていたけど、どうやって脱出したのか……撤退命令が出た頃には、なんとか復活していたのか?
生きる望みを失ったルルーシュはロロに止める様に告げるが、ロロはその言葉に耳を傾けない。
だがルルーシュの言葉を聞かないロロは追撃する黒の騎士団とブリタニア軍に対して、自らの命を犠牲としてギアスを何度も使用する。
包囲網を突破に成功したロロだが、ギアスの乱用によってもはや死を迎えるしかなくなっていた。
「ロロ、どうして俺を助けた。俺はお前を」
「兄さんは、嘘つきだから」
「え!?」
「嘘、だよね。僕を殺そうとしたなんて、僕が嫌いだなんて」
「そうか、すっかり見抜かれてるな。さすがは俺の弟だ」
「そう、だよ。僕は、兄さんの事なら、なんでも判る」
「ああ、そうだよ……お前の兄は嘘つきなんだ」
遂に息絶えるロロ。
ロロ、シャーリーを殺害したり、ナナリーを殺そうとしたり散々な事をしてきたが、最後の最後は良い死に方をしていきました。
ヤンデレは何処までもルルーシュ命だったようです。
利用されていたと判っても、ルルーシュと過ごした日々を大切にする為に命を掛けますか。
被災地に一人いたスザクは、突然笑い始める。
その笑いの真理は。
スザクも壊れました……
――ナナリー、ロロ、シャーリー、黒の騎士団。
俺は全てを失った。これが残された結果、いや、報いか。
でも、だからこそ。
有り難うロロ、お前が繋いだこの命……
俺にはまだ、なさねばならない事があったんだよな。
そう、俺には!
ロロの墓を作ったルルーシュは海の向こうにいる男を見据える。
最後の決着が残っているのです。
そして鹿嶺島にいるシャルルはそこに眠るシステムを使おうとしていた。
その掌にはギアスの文様が刻まれている。
「ラグナレクの接続。
これで古い世界は破壊され、新しい世界は創造される!」
――我が父、シャルル・ジ・ブリタニアよ。
俺の地獄への道行きにお前も一緒に来て貰う。
それが!
最後の戦いの為に決意するルルーシュ。
しかしシャルルはC.C.の不老不死の力を受け継いでいると考えると、殺せないのではないのか。それとも、中断した事で力の継承が中途半端になってしまったのか?
どうでもいいけど、これから黒の騎士団はどうするつもりなんだろうか?
交渉で日本を解放してもらえたとして、合衆国連合はどうするんだよ。独立を望む場所が現れたら、またブリタニアとは戦わないといけない筈なんだけど。
ま、ほとんどの奴らは日本さえ解放出来ればいいとか思ってるような奴らだからな。
黒の騎士団はTOPを失ったけど、暫定のTOPは藤堂なんだろうか? 真っ当に行けば黎星刻の筈なんだけど。
最終回に向けて一気に話が進んだ、という感じでしょうか。
しかしまだアーニャの謎とか、マリアンヌを殺したのは誰か、とか謎のままではあるのですけど……
次回 TRUN20「皇帝 失格」
シャルルの目的を知って、シュナイゼルが彼と敵対するという事か?
しかしジノが捕らえられているのは何故なんだろうか。シャルルと敵対した事で、ラウンズが全て捕らえられるのか?
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