蓮子の兄、晶貴が蓮子を連れ去る
■ 龍一、山梨にくる
昨日(7月25日)は事情があって、花子とアンを見過ごしてしまいました。残念。
一昨日は、嘉納伝助が龍一を匿っている花子の家に突然やってきて、伝助、英治、龍一がくんずほぐれつ、取っ組み合いの喧嘩になったところに終わりましたが、さて、その取っ組み合いが、昨日はどんな結末に迎えたことやら。ちょっと気になりますが、それはさておき。
今日は、龍一が、突如、蓮子のいる山梨の花子の実家にやってくるところからはじまります。
花子の父、吉平が、蓮子に産月がきたと早合点して、龍一に電報を打ち、あわてて龍一がやってきたのでした。
龍一は伝助からの便りをももってきていました。封書とかばんです。
蓮子が封書を開けると、それは離縁状と離婚届でした。かばんの中には、伝助が蓮子に買い与えた宝石の数々が入っていました。
さすがに伝助。最後は、きっぱり蓮子を諦めることにしたのですね。
蓮子、龍一喜び合う2人。
蓮子はいいます。「この宝石はあの人に買い与えられたもの。もらうわけにはいかないわ。返しましょう」。うなずく龍一。
■ その夜、花子の実家では
その夜は、花子の母、ふじの作るほうとうなべでささやかな宴会です。蓮子、龍一を囲んで、吉平、ふじ、幼馴染の朝市とその母、リン、花子、花子の子、歩が囲炉裏の回りに集まっています。
蓮子はしみじみいいます。
「もう、私たちは天涯孤独の身の上になった。誰の助けも借りることはできない。これからは、2人だけで生きていくしかない。そう決意していたけれど、そんな私たちをこうして暖かく迎えてくれる人たちがここにいる。こんなに幸せなことはありません」
龍一も、父親を亡くし、演劇三昧で学業に身をいれてこなかったことから、家族に勘当されている身でした。蓮子と恋に落ちてからの龍一は、弁護士を目指して学業に精を出しているところです。
吉平が龍一に焼酎を進めながらいいます。
「龍一君も早く一人前になって、生まれてくる子どもや家族を守らなければな」
うなずく龍一と蓮子でした。
■ 龍一の兄、晶貴がやってきた!
翌日のこと。吉平が、村の牧師のところに安産祈願にいこうと龍一を誘います。「歩のときも牧師様に安産祈願してもらったんじゃ」
2人がでかけた後、その留守を狙うかのように、不審な男たちが、吉平の家に乱入してきて、蓮子を連れ去ろうとします。抵抗する蓮子に花子、そしてふじ。そこにリンや村人も加わります。
不審な男たちは何者か? その背後から顔をだしたのは、蓮子の兄、伯爵、晶貴でした。
「俺といっしょにこい!」、晶貴は力ずくで蓮子を連れ去ろうとします。
そこに立ちはだかる花子。
「蓮様はやっと本当の幸せを見つけたのです。やっと幸福になろうとしているのです。そんな蓮様の幸せを、実のお兄さんが、奪っていいというのですか。蓮様にも幸せになる権利があるのです! 帰ってください!」
やや、たじろぐ晶貴。
蓮子はいいます。「花ちゃん、もういいのよ。どんなことがあっても、私はきっとこの子を立派に産んでみせます。花ちゃん。心配しないで。また、きっと会えるから」
怒りに何も見えなくなっている晶貴は、蓮子を引き裂くように連れ去るのでした。
では、この続きはまた来週。ごきげんよう、さようなら。
■ ほうとうなべ
ところで、花子の母の得意な「ほうとうなべ」。山梨の名産ですよね。
以前、私もよく作りました。小麦粉をしっかりこねて、幅広麺にします。なべのだしは味噌仕立て。一度、幅広麺をお湯の中でゆがき、豚肉や野菜と一緒に煮るのです。あれはおいしかったなあ。
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昨日(7月25日)は事情があって、花子とアンを見過ごしてしまいました。残念。
一昨日は、嘉納伝助が龍一を匿っている花子の家に突然やってきて、伝助、英治、龍一がくんずほぐれつ、取っ組み合いの喧嘩になったところに終わりましたが、さて、その取っ組み合いが、昨日はどんな結末に迎えたことやら。ちょっと気になりますが、それはさておき。
花子の父、吉平が、蓮子に産月がきたと早合点して、龍一に電報を打ち、あわてて龍一がやってきたのでした。
龍一は伝助からの便りをももってきていました。封書とかばんです。
蓮子が封書を開けると、それは離縁状と離婚届でした。かばんの中には、伝助が蓮子に買い与えた宝石の数々が入っていました。
さすがに伝助。最後は、きっぱり蓮子を諦めることにしたのですね。
蓮子、龍一喜び合う2人。
蓮子はいいます。「この宝石はあの人に買い与えられたもの。もらうわけにはいかないわ。返しましょう」。うなずく龍一。
■ その夜、花子の実家では
その夜は、花子の母、ふじの作るほうとうなべでささやかな宴会です。蓮子、龍一を囲んで、吉平、ふじ、幼馴染の朝市とその母、リン、花子、花子の子、歩が囲炉裏の回りに集まっています。
蓮子はしみじみいいます。
「もう、私たちは天涯孤独の身の上になった。誰の助けも借りることはできない。これからは、2人だけで生きていくしかない。そう決意していたけれど、そんな私たちをこうして暖かく迎えてくれる人たちがここにいる。こんなに幸せなことはありません」
龍一も、父親を亡くし、演劇三昧で学業に身をいれてこなかったことから、家族に勘当されている身でした。蓮子と恋に落ちてからの龍一は、弁護士を目指して学業に精を出しているところです。
吉平が龍一に焼酎を進めながらいいます。
「龍一君も早く一人前になって、生まれてくる子どもや家族を守らなければな」
うなずく龍一と蓮子でした。
■ 龍一の兄、晶貴がやってきた!
翌日のこと。吉平が、村の牧師のところに安産祈願にいこうと龍一を誘います。「歩のときも牧師様に安産祈願してもらったんじゃ」
2人がでかけた後、その留守を狙うかのように、不審な男たちが、吉平の家に乱入してきて、蓮子を連れ去ろうとします。抵抗する蓮子に花子、そしてふじ。そこにリンや村人も加わります。
不審な男たちは何者か? その背後から顔をだしたのは、蓮子の兄、伯爵、晶貴でした。
「俺といっしょにこい!」、晶貴は力ずくで蓮子を連れ去ろうとします。
そこに立ちはだかる花子。
「蓮様はやっと本当の幸せを見つけたのです。やっと幸福になろうとしているのです。そんな蓮様の幸せを、実のお兄さんが、奪っていいというのですか。蓮様にも幸せになる権利があるのです! 帰ってください!」
やや、たじろぐ晶貴。
蓮子はいいます。「花ちゃん、もういいのよ。どんなことがあっても、私はきっとこの子を立派に産んでみせます。花ちゃん。心配しないで。また、きっと会えるから」
怒りに何も見えなくなっている晶貴は、蓮子を引き裂くように連れ去るのでした。
では、この続きはまた来週。ごきげんよう、さようなら。
■ ほうとうなべ
ところで、花子の母の得意な「ほうとうなべ」。山梨の名産ですよね。
以前、私もよく作りました。小麦粉をしっかりこねて、幅広麺にします。なべのだしは味噌仕立て。一度、幅広麺をお湯の中でゆがき、豚肉や野菜と一緒に煮るのです。あれはおいしかったなあ。
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