青の交響曲は一般車両(6200系)を改造。3両1編成で定員は65人。外装は落ち着いた濃紺色にゴールドのラインをあしらっているほか、前面や側面にエンブレムなどの装飾を施しています。
大阪阿部野橋駅に到着した「青の交響曲」。ミュージックホーンが装備され、クラシック曲をアレンジした曲が流れます。
座席は全て2列+1列で幅広のデラックスシート
グループで楽しめるサロン席(3~4人用)
ホテルのラウンジをイメージしたラウンジ車両(2号車)。革張りのソファを配置。
バーカウンターで地元の特産品を活用したスイーツやワインなどを販売します。
西吉野の柿スイーツセット
地元ワイナリーの国産ぶどうジュース
車窓からのどかな風景が楽しめます。
走行中に吉野川も眺めます。
吉野駅に到着した青の交響曲
キーホルダーやタオルなどのオリジナルグッズを販売
同沿線には、日本遺産に指定された「明日香村」、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された「金峯山寺」、美しい自然景観を誇る「みたらい渓谷・洞川温泉」など、さまざまなな観光資源に溢れています。特に吉野は日本一ともいわれる桜の名所なので、桜が咲く時期は特急券の争奪戦になりそうです。
大阪阿部野橋駅~吉野駅間を1日4便(2往復)運行。水曜運休。所要時間は約1時間20分で、停車駅は現在の特急停車駅と同じ、大阪阿部野橋・尺土・高田市・橿原神宮前・飛鳥・壺阪山・吉野口・福神・下市口・六田・大和上市・吉野神宮・吉野の各駅。 料金は、大人=720円(特急料金510円+特別車両料金210円)、小児=370円で、それぞれ普通運賃も必要。特急券は乗車日1カ月前の10時30分から販売する。
【関連記事】
あべのハルカスで「青の交響曲」デビュー記念のコラボスイーツ
近畿日本鉄道の観光特急「青の交響曲」 車窓から吉野の景観
近鉄の観光特急「青の交響曲」特急券発売 初日分は6分で完売
近鉄の観光特急「青の交響曲」、スイーツなどの車内メニュー決定
近畿日本鉄道、南大阪線・吉野線の観光特急「青の交響曲」公開