憧れの客車特急「はつかり」
10月14日の鉄道の日を記念して、仙台市の西公園に保存されているC60 1に、当時使われていた特急「はつかり」のヘッドマークが取り付けられました。
このイベントは13日と14日の二日間行われました。
私はC60も客車特急「はつかり」も見た事が無いので、これは行かねばならないと思い14日(日)に仙台に行きました。
2018年10月14日 仙台西公園にて
まずはオーソドックスに形式写真風に撮ってみました。
C60 1は、昭和28年に国鉄浜松工場において、C5927から改造されました。その経緯はキャブ側面の銘板類からも判ります。
C60として誕生後は尾久機関区に配置となり、その後盛岡機関区へ転属して昭和43年10月に廃車になるまで、東北本線で活躍しました。
2018年10月14日 仙台西公園にて
盛岡機関区在籍当時は、煙突周りに小デフが取り付けられ、シールドビームの予備灯も取り付けられていました。
現在はそのどちらも取り外され、東北の機関車ではない様な原型に近いスタイルになっています。
きれいな形の機関車を見れるのは嬉しい事ですけど・・・。
これに、レプリカではない本物のヘッドマークが付いているのは、もう目の保養そのものです。(笑)
「はつかり」のヘッドマークをしげしげと見たら、それぞれの鳥に目もくちばしも脚も付いているのに気が付きました。
雑誌などで見た特急「はつかり」の写真では、全然判りませんでした。
やはり実物を見る事が大切ですね。
普段からこの機関車を眺めていると言う地元民の南那轟さんによれば、こんなに多くの人が周りを取り囲むのは滅多にない事なのだそうです。
と言う事で、その貴重なシーンを私も撮ってみました。
このC60が保存・展示されている場所は、「C60広場」と言うのだそうです。
ちゃんと銘板(?)もありました。
機関車の横には、現役当時の写真や機関車の説明を記載した掲示板も建っていて、とても参考になりました。
2018年10月14日 西公園にて
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