2019年02月06日 | 毒親を持った子供の愚痴
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毒親を持った子供の愚痴

今更ながら自分の親が毒親だった事に勘付き始めてしまった。 一度気付いてしまうと日々ストレスが溜まる一方なので ガス抜きにブログでちびちび愚痴ろうと思いブログ始めました。 子供を育てている方は反面教師になるかもです。(※アフィリエイト広告を利用しています)

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跡取り人形。

2019.02.06 (Wed)


 私は長男として生を受けた。

 所謂、世間で言うところの家の跡取りと言うやつだ。

 そんな私に対して親が事ある毎に口にしていたのが、

「跡取りのお前がやらなければならない」
「それをやるのは跡取りのお前しかいない」
「跡取りのお前がやってくれないとみんなが困る」
「跡取りのお前がやらなければお姉ちゃんがやらなければならなくなる」
「お前が家を継がないとお姉ちゃん達(姉夫妻&その子ども)に迷惑がかかる」

などで、それは一方的な使命の押し付けであった。

 そこに私の意向などは一切無く、私に選択の余地は一ミリもない。

 みんなが困る? 姉が困る? 姉の子ども(親にとっての孫)に迷惑がかかる?

 誰かが困ると思う事、迷惑と感じる事を、私に押し付ける事には何も感じないの?

 私が困ったり、迷惑に感じる気持ちはどうでもいいの?

 いつもそんな疑問と不満を抱えていた。

 なんで私(だけ)がやらなければならないのか?

 そう訊ねたところで返ってくるのはいつも同じ。

 母親の半ギレ気味な「跡取りだから」という答えにならぬ答えと父親の他人事と決め込んだ無言だけ。

 疑問も不満も増すばかりで一向に解消される事はなかった。

 姉夫妻やその子どもへの配慮はしても、私への配慮は一切しない私の親たち。

 なぜ親は私の気持ちを考慮しないのか?

 私はその事をずっと考えてきた。

 ずっとずっと考えて、

 そうしてたどり着いた答え。

 それが親にとって私は人間(ひと)ではなく家を継がせるための道具、跡取り人形であるというものだった。

 人形であればその気持ちなんて気にする必要がない。

 だって人形には心がないのだから。

 親は私の気持ちを気にしていないのではなく、気持ちを持たぬものとして見ているのだ。

 跡取り人形の私は家を継ぐのが当たり前の物、ただそれだけ。

 親の中で私はそういう存在なのである。

 だから人間である姉や義兄、その子どもの気持ちは気にするが、人形(物)である私の気持ちは気にもとめないのだ。

 そんな跡取り人形という物として扱われてきた私。

 それでも私には心がある。

 心を否定されれば心は傷つく。

 心があるのに心がない物として扱われてきた私の心はズタボロである。

 そんなズタボロな心の私に、相変わらず物扱いを続ける親。

 私の心は傷つくいっぽうだ。

 一体いつまで私の心はもつのだろうか?

 いつか心が壊れて本当の人形になってしまった時、

 私は一体どうなってしまうのだろうか?

 不安と恐怖に苛まれながら、

 今日も時間だけが刻々と過ぎていく……


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