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酒とソラの日々 / Lazy Days of Liquor and the Skies

酒のこと、空のこと、写真のこと、しーちゃんのこと、北海道のこと、気象のこと、映画のこと、詩のこと

消え行く羊たちの彩り ── また・夏恋日記 令和七年三月二十六日(水)

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さえき奎(けい)
消え行く羊たちの彩り「消え行く羊たちの彩り」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight
 本日のトップ画像は、高積雲(ひつじ雲)の雲端付近に出現した光環だ。「消え行く羊たちの彩り」などという実にクサい画像タイトルは、密集していたひつじ・・・雲の雲片が次第にばらけて、最後は光環を見せながら美しく消えていく様子をイメージしたものなんだよね(笑)。というのは全くの後付けで、俺の頭の中では昨日の記事を思い出しながら、マトンやラムのイメージで満ちあふれていたことは言うまでもない・・・(*´﹃`*) 。

 先日の記事で、もうずいぶん長いことスウィーツ断ちをしている俺が、特別に、真に特別に、今季に限って限定(自己)認可した「鶯餅」なんだが、近隣のスーパーのどこを探しても売っていないんだよね(笑)。うーん、数年前まではフツーに見かけていたような気がするんだが、これは一体どうしたことなんだろう(笑)。通販で鶯餅の元祖とされる「御城之口餅」をお取り寄せしようかとも思ったんだが、これって「つぶあん」なんだよね。"鶯餅はこしあん"というのが大原則であるからにして、元祖だか老舗だか知らんが、俺はそったらもんは絶対に鶯餅として認めない(笑)。昨日外出したついでに、市内の某和菓子屋に寄ってみたんだが、やはり置いていない。お店の人が言うには「あまり人気がないので、もうずいぶん前からやっていない」「桜餅やお彼岸のおはぎの時期と重なっているせいもあるかも知れない・・・」なんてことだった。ということで、代わりに桜餅(道明寺)をすすめられたんだが、悩んだ末に地元名物のいが饅頭を買ってきた(笑)。もちろんこしあんだよ(笑)。し、仕方ねえじゃないか。どこにも売っていないんだからさ・・・(笑)。

 さて、俺のところ(埼玉県北部地方)では、本日の最高気温は24度止まりで、惜しくも3日連続の夏日とはならなかった。その代わりというか、黄砂と花粉のカクテル大気が全天を覆っていた(笑)。埼玉県では視程がわずか6kmだったらしく、ソラがはっきりと真っ黄っ黄で、特に地平付近なんかは濃~いきな粉色をしているんだよね(笑)。家中の窓という窓を固く閉ざして引き籠もっていた一日であった(笑)。




音がする 君が瞬くその刹那僕の頭ではじける分子  (まるひら銀水)




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【改稿版】 「ベルの成吉思汗たれ」は道民の阿片である ── また・夏恋日記 令和七年三月二十五日(火)

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さえき奎(けい)
石楠花色に黄昏れる「石楠花色に黄昏れる」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f8, 1/60sec., ISO400, WB:Daylight
一口に夕焼け雲と言ってもその色合いとなると実に様々だ。ブラッド・カラーとしか言い様のないものや濃い朱色からシャンパンゴールド調まで千変万化の色彩と言っても過言ではない。中でも俺が一番好きな色がこの石楠花色の夕焼け雲だ。朱から橙、黄色系への変化は何となくわかるのだが、この色合いだけは明らかにマゼンタ系なのでちょっと不思議だ。夕焼けなどそれほど複雑な現象には思えないのだが、決して素人が考えるような単純なメカニズムではないってことなんだろうな。

 今宵は、全道民のソウルフードであるジンギスカンの話をしようと思う。あ、そこの人「また、お前の北海道おくに自慢か・・・」なんてこと言わないで、少しだけつき合ってくださいよ(笑)。そうだね。嬉しいにつけ、悲しいにつけ道民はジンギスカンをやるんだよ。花見だといってはジンギスカン、遠足だ、ハイキングだといってはジンギスカン、川遊びにも、潮干狩りにも、お盆にも、月見にも、クリスマスにも、正月にもやるし、やれ誕生日だ、結婚記念日だ、入学だ、卒業だと理由をつけてはジンギスカン・パーティーをやる。いや。特に理由がなくてもやる(笑)。とにかく年がら年中ジンギスカンを食らう人たち、それが道民なんだよね(笑)。

 一昔前に全国的ジンギスカン・ブームがあったおかげで、今は多くの店でマトンラム肉を買うことが出来るようになったが、以前はそうではなかった。「全国どこでもフツーにジンギスカンを食うものだ」と信じて疑わない道民一家が、転勤なんかで東京へ越して来た場合、まず遭遇する悲劇がこれだった。どこの肉屋に行ってもマトンやラムなんて売っていやしない。まあ、個人商店の肉屋の店主なんかはプロだから、売ってはいないがマトンやラムを知らないなんていうことはない。しかし、スーパーなんかの店員は、そったらもん知らなくて当然だ。なので

母:あのー、マトンがほしいんですけど・・・
店員:え、トンマですか? 生憎当店にはそのようなお肉は・・・(どんな獣の肉なんだろう? どこの国の人かな?)


なんてちょっと胡散臭いヤツに思われたりしたものだ(ウソです)。かくして、パニックになったおかーさんは、何軒もの肉屋をはっちゃきこいて探し回るも結局入手出来ず、豚肉なんかを手にしてとぼとぼと帰宅するしかなかった。いざ夕食時になると

娘:おかーさん、これラムじゃないっしょ。お店でばくってもらって来てよ
息子:ボク、こったらがっちゃいご飯いらないから


などと家のだはんこきどもからごもくそ言われ、

母:あましたら、いたましいっしょ。けっぱって食べなさい

なんて叱りながら、自分だって箸が進まない(笑)。その上、帰宅したおとーさんからも

父:ジンギスカンだってゆうから仕事切り上げて帰って来たんだべや。こったらもん食えるか!

などと理不尽な八つ当たりをされて、さすがのおかーさんも切れて反撃に出る(笑)。

母:はんかくさいんでないの。私だってあちこちこわい思いして探したさ。だけど、どこにも売ってないんだから仕方ないっしょ。大体あんたが内地なんかに飛ばされるから悪いんだべさ

などと、つい余計な一言を口にしたりして、家庭内不和の原因ともなったそうだ(ウソです)。




成吉思汗のたれ(ベル食品)ジンギスカン鍋((株)マツオ)
「成吉思汗たれ」(左)と「ジンギスカン鍋」(右)
画像(左)出典:ベル食品(株)公式サイト
画像(右)出典:(株)マツオ(松尾ジンギスカン)公式サイト

 ジンギスカンといえば絶対に欠かすことの出来ないアイテムがある。一つは「ジンギスカン専用のたれ」だ。「焼き肉のタレでいいじゃないか?」ってあなた、焼き肉のタレを頭からぶっかけられたいだべか(笑)? そったらもんじゃジンギスカンは食えねんだって(笑)。ベルの「成吉思汗ジンギスカンたれ」、これだって。これがなきゃジンギスカン・パーティーは始まらないんだよね。花見なんかでこれを忘れたりすると、調達担当者は全員から袋叩きにされて、街まで走って買いに行かされたものだ(ホントです)。往年のジンギスカン・ブームのおかげで、これが今ではスーパーでフツーに買えるのは本当にうれしいじゃありませんか。絶対に切らさないように常備しているのは当然として、俺は目玉焼きでも、トンカツでも、ステーキでも何でもかんでもこれをかけて食う。これがまたバカ美味なんだよね。もう「道民の阿片」と言っても過言じゃない(笑)。

 もう一点がジンギスカン鍋だ。「鉄板とかフライパンじゃだめなの?」ってあなた、フライパンで頭ぶっ叩かれたいんだべか(笑)? 上の写真をよーく見れって。鍋の中央が高くなっていて溝が穿ってあり、鍋の縁の周りがぐるりとお堀のように低くなっているべ? これがジンギスカン鍋のミソなんだべさ。ジンギスカンをやったことのある人なら知ってると思うけど、マトンを焼くとじゅうじゅうと半端ない油が出るんだって。だから、肉を小高い丘の部分で焼いたら溝を伝って油がお堀に溜まる。そのお堀のところに野菜を置いて焼くっつうシステムがこの鍋のキモなんだべさ。この造形って、もはや工芸品の域に達していると俺は思っているんだよね。全道の家庭でこの鍋を常備していない家庭は皆無だと言っても過言じゃない。もしそったら家があったら、それは道民のモグリと思って間違いねんだべさ。それどころか「家用」と「野外用」の複数所有する家も珍しくねんだって(笑)。今じゃあ、あんた、IH対応の鍋とかお一人様用鍋ってのもあるんだよ。「IH対応って家でもやるのか?」って、あんた、さっき「家用」と「野外用」の双方を備える家もあるって言ったっしょや。家中の窓という窓を開け放し、家具という家具を新聞紙で覆ってでもやるんだべさ。ジンギスカンを一度でも食したことのある方ならわかるよね。あのもうもうとした油煙で家中がギトギトになるのを防ぐためなんだけど、それでもやるのが道民の心意気ってもんだべさ。もうほとんどビョーキだね。何とでもゆってくれって(笑)。




ベルのたれ左党も下戸も花浮かべ榻同とうどうの鍋囲むえん  (まるひら銀水)




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春はいつだって一気に押し寄せる ── また・夏恋日記 令和七年三月二十四日(月)

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さえき奎(けい)
From Day to Night #32"From Day to Night #32" Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/125s, ISO100, WB:Daylight
 冬のある日の日没近く、大楠の向こうに現れた飛行機雲がうねりながら巻積雲(うろこ雲)に化けたかと思う間もなく、見る見るうちに消散して行った。まあ、我が家のバルコニーからはよく見ることのできる空景なんだが、この日は西天の色合いが格別美しかったことを覚えている。

 さて、昨日高知と熊本で日本列島のトップを切って桜(ソメイヨシノ)が開花したのに続いて、本日は東京、長崎、宮崎、鹿児島で相次いで開花した。東京をはじめとして各地とも概ね平年並みの開花ということなんだが、今週は西日本から関東地方にかけて暖かい日が続くので各地で開花ラッシュになりそうだ。開花から満開までも平年なら一週間ほどなんだが、あっという間に満開になりそうだという。うーん、今季の花見はちょっと忙しいことになるかも知れんね。我が家の標本木(笑)である、公園のように広い裏隣家のソメイヨシノも日に日に赤味を増しているのが分かるんだよね。今週中には間違いなく開花すると思うが、今からすごく楽しみだ(笑)。

 とは言うものの、俺のところ(埼玉県北部地方)では、今日は朝から曇りがちで最高気温が18度止まりだった。これでも4月並の気温なんだが、連日のバカ陽気に慣らされた身には「冬が戻って来たんじゃないか」と思ったくらいに寒く感じたよ(笑)。まあ、明日からは、また初夏のような陽気が戻ってくるらしいので安堵しているところだ(笑)。そうそう、今年の繁忙期は意外と順調に推移しているんだが、それでも今週は断続的に残業になりそうな気配はしているんだよね・・・(笑)。




未明過ぎ「不登校サボリ届」を裁可して昨日の続きの今日を始める  (まるひら銀水)




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春は麗し、乙女の姿しばしとどめん ── また・夏恋日記 令和七年三月二十三日(日)

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さえき奎(けい)
ある飛翔 (その108)「ある飛翔 (その108)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/125s, ISO100, WB:Daylight
 本日も俺のところ(埼玉県北部地方)では、バカ陽気というか25度越えの夏日になった。もちろん今年の"初夏日"だ。いくら何でも、もう寒の戻りはないだろうと思っていたら、月末にはまた気温が急降下するらしい。相変わらず花粉はバンバン飛んでいるし、気象庁は25~26日には九州から関東地方にかけての広い範囲に黄砂が飛来するなんてことも言っているんだよね・・・。でも、でも、でもだよ・・・俺は春が、秋などというあの忌まわしい季節の10000倍の10000乗くらい大好きなのであります(笑)。




「十四歳」

 磯貝裕美

ぼんやり
外を見ているときも…
ノートのはじっこ・・・・
花やらちょうちょを
描いているときも…

あなたの声は、
聞き分けられたの。

ときめき揺れる、
春まだ浅い教室で

背中で あなたを
想っていました




出典:『磯貝裕美詩集 マーマレード』 (かまくら春秋社 平成23年/2011年刊)



「17才」

 木坂涼

ねこのように
ブルブルブルッてできたら
とってもらくになれるのに




出典:木坂涼著『じかんはじぶんを』所収 (水脈舎 昭和56年/1981年刊)



「じゅうはち」

 しーちゃん

18才の心の中の
"よこしま"は
ペロンと出した舌だけが
幼い心で残っている
そんな
"ずるさ"です




 14歳から18歳までを詠んだ、お気に入りの女性詩人の作品を三篇並べてみた。女子っていいよね・・・というか、こういう詩を読んでいると、俺って"男子"と呼ばれた頃からこれっぽっちも成長していないんじゃないかと、今更ながら激しく落ち込んでしまうんだよね。うーん、今夜もまた濃いめ濃いめになってしまうじゃないか・・・。そうそう、このミニミニアンソロジーには"15歳"と"16歳"が欠けているので、その代わりという訳でもないんだが、したたかに酔いどれて 〽十五、十六、十七と・・・ などとあの歌を口ずさんでみたのであった(笑)。

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春のバカ陽気リターンズ! ── また・夏恋日記 令和七年三月二十二日(土)

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さえき奎(けい)
VHFアンテナのある空景 (その97)「VHFアンテナのある空景 (その97)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight
 本日のトップ画像は、お馴染み「VHFアンテナのある空景」シリーズから一葉ご紹介させていただきたいと思う。この時の太陽高度は約32~33度といったところなので、真上に見える光彩は巻層雲(うす雲)に出現した外接ハロの一部ということになるんだろうが、もうほとんど上部タンジェントアークに近い。画像右下のうっすらとした光彩は一見右幻日のようにも見えるかも知れないが、太陽との位置関係から推察すると22度ハロ(内暈)の一部が出現しているんだよね。何度でも書くけれど、22度ハロを「ハロ、ハロ」とバカの一つ覚えみたいに連呼するのはそろそろやめようぜ。

 さて、俺のところ(埼玉県北部地方)では、最高気温が24度超となって本当に久々に春のバカ陽気が戻ってきた。ということで、これまたマジで久方ぶりに「春眠暁を覚えず」の大爆睡をやってしまった(笑)。まあ、昨夜は痛飲した挙げ句の果てに、日付が変わってから旧作映画を2本観てしまったので、こうなるだろうという予感は少なからずあったんだけどね(笑)。「午前中だけでも休日勤務しなきゃ・・・」とか「春うららのお布団読書もいいな・・・」などというプランもほんの少しだけ脳裏を過ぎったような気もするんだが、物事には遂行すべきタイミングというものがあるし、生活リズムにメリハリをつけるってすごく大事なことだと思わないか(笑)。

 ということで、結局起きたのが正午過ぎというか午後1時に近かったんだよね(笑)。それからは、いつもの定例コースに突入して・・・(以下略)。午後8時現在、陽当たりのよい2階の書斎兼仕事場兼寝室の室温は25度もある。起きてからずっと半袖Tシャツの素足で過ごしているんだが、全然問題ない。うーん、バカ陽気って実にいいもんだね・・・(笑)。もう飲むこと以外は何もする気がしないので、夕餉というか晩飯は、多分「吉○家の純正冷凍牛丼」になるような予感がする(笑)。




黄鉄鉱パイライト 今はまだ愚者の金だけど引換券添えて君にあげる  (まるひら銀水)




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「SPRINGはずむかも」じゃなくて、マジではずんでくれよ! ── また・夏恋日記 令和七年三月二十一日(金)

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さえき奎(けい)
錯覚の楽しみ (その10)「錯覚の楽しみ (その10)」 Canon EOS 5Ds R, EF24-105mm F4L II IS USM, f11, 1/2000s, ISO100, WB:Daylight
本日のトップ画像はショボい「22度ハロ(内暈)」なんだが、巻層雲(うす雲)がスパッと一直線状に断ち切れているうように見える。いわゆる"断層雲"(雲と空との境界が直線上に分断されている雲のことなんだが、学術的な分類名ではない)のようにも思えるんだが、実はこれって飛行機雲の影なんだよね(笑)。つまり、この巻層雲は分断されている訳でもなければ消滅飛行機雲のように帯状に消えているのでもない。巻層雲の上にある飛行機雲(のなれの果て)の影が投影されているだけのことなんだよね。"地震雲"なる与太話とは全く無縁・無関係なので、カルト方面の皆様方はくれぐれもよろしゅうに(笑)。

 昨日の記事でニホンザリガニを詠み込んだ拙歌を一首載せたんだが、我が国固有種であるニホンザリガニ(日本蝲蛄; Cambaroides japonicus, 十脚目・アジアザリガニ科・アジアザリガニ属)は、今や北海道と北東北にしか生息していない絶滅危惧種なんだよね。その北海道、特に道東では北米由来の外来種であるウチダザリガニ(内田蝲蛄; Pacifastacus leniusculus trowbridgii, 十脚目・ザリガニ科・Pacifastacus属)に席巻されて急速に生息域や個体数を減らしているそうだ。何しろサイズからして全然違うんだよね(参照:日本に生息するザリガニ3種の大きさ比較)。俺も屈斜路湖で初めてその姿を見た時は仰天したよ(笑)。とにかくデカい。同じ外来種でも、内地の田んぼにいるアメリカザリガニなんかよりずっとデカいんだよ(笑)。

阿寒湖畔の新名物「レイクロブスター天丼」阿寒湖畔の新名物「レイクロブスター天丼」(手前側)と「塩茹で」(奥側)
出典:阿寒湖漁業協同組合公式サイト

 阿寒湖畔では、漁協や旅館、飲食店などが連携して、この厄介者のウチダザリガニの駆除と実益を兼ねて水揚げしたウチダザリガニを"レイクロブスター"という商品名で販売やメニューを考案しているんだよね。俺も何年か前に天丼と塩茹でをようやく賞味することができたんだが、フツーに美味かったというか、冷凍のむきエビなんかよりはずっと味わいがあるように感じたよ(笑)。それもそのはずで、ヨーロッパ、特に北欧などではザリガニは高級食材で、夏の味覚として広く親しまれているんだよね。もし、阿寒湖観光の機会があれば是非是非ご賞味いただきたいと思う。

 さて、俺のところ(埼玉県北部地方)では、本日最高気温が17度と、ようやく春の陽気が戻って来た・・・って、もう春分の日も過ぎた3月下旬だからね(笑)。この週末は、何と24~25度のバカ陽気になるらしい。このまま一気に桜の開花へと突っ走ってほしいものだよね。では、フォロワー・読者諸兄姉の皆様方もよい週末をお過ごしください。




我ありき唯一無二の君ありき影遥かなり春採のをか  (まるひら銀水)




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麦藁帽子の君とお手々つないで ── また・夏恋日記 令和七年三月二十日(木)

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さえき奎(けい)
花粉の賜あるいは善行 #3「花粉の賜あるいは善行 #3」 Canon EOS 5Ds R, EF70-200mm F2.8L USM, f16, 1/4000s, ISO100, WB:Daylight
 先日掲載した「花粉の賜あるいは善行」シリーズの第3弾ということで、今年も4年前と同じように街路灯越しに撮ってみたカットをご紹介してみたいと思う。撮りながら「ちょっとあの時のと違うな・・・」と感じたんだが、帰ってから画像を比較するとやはり交換されていたんだよね。光環だけに・・・(笑)。以前のは丸形のランプシェードだったんだが、今はスクエアな台座の上に(おそらく)LEDランプが載っかっているタイプになっていた。そこで、花粉光環が灯に見えるようにフレーミングしてみたんだが、どんなものだろう(笑)。(参考画像:丸形ランプシェードの街路灯越しの花粉光環

 本日は春分の日だったんだが、午前中だけ"休日勤務"をやった。まあ、繁忙期だということもあるんだが、昨日中途半端なところで終わった仕掛かり分をやっつけておきたかったんだよね(笑)。その繁忙期だが、今のところは比較的順調に消化しているんじゃないかと思っている。そういうことには多分ならないと思うが、ぎりぎりになって立て続けに緊急案件が入ってこないことを祈るだけだよ(笑)。

 せっかくのめでたい春分の日なんだが、俺のところ(埼玉県北部地方)では今日も肌寒い一日だった。よく晴れて風もないというのに、最高気温が12度止まりなどという状況だった。まあ、それでも真冬とは明らかに違っている。何と言っても日差しに勢いがあるのがうれしいよね。午後からは、昼酒モードに突入にしてハイボールを飲りながら、お机読書に勤しんだりもした。夕餉は、久しぶりにマスタードをたっぷり利かせたホット・サバサンドをこさえようと思っている(但し、サバはレトルトパック)。もしかしたら、スパークリングワインも開けるかも知れん(笑)。




麦藁帽子の君連れて日本蝲蛄ザリガニ採り リメイクするならその辺りから  (まるひら銀水)




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休眠打破って人間にも必要だよね ── また・夏恋日記 令和七年三月十九日(水)

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さえき奎(けい)
VHFアンテナのある空景 (その96)「VHFアンテナのある空景 (その96)」 Canon EOS 5Ds R, EF16-35mm F4L IS USM, f16, 1/1000s, ISO100, WB:Daylight
 本日のトップ画像は、例によって"困った時"の「VHFアンテナのある空景」シリーズの一葉だ(笑)。層積雲(うね雲)にはうっすらとショボい光環がかかり、画像左下から右上へと大きく渦を巻くように弧を描いている。画像上部辺りでは既に高積雲(ひつじ雲)に遷移しているのかも知れない。VHFアンテナにシルエットになっている鳥は、友情出演してくれた顔なじみのキジバトさんだ(笑)。まあ、何の変哲もないいつもの空景なんだが、一幅の絵画のような雰囲気もあってちょいと気に入っているカットなんだよね。

 さて、関東地方は今朝もかなり冷え込んだ。早朝寒くて目が覚めた時はまだ雨だったのに、起き出す頃からはみぞれ混じりになった。まあ、俺のところ(埼玉県北部地方)ではその程度で済んだんだが、東京では雪になって、うっすらと積もったりしたらしい。今年は3月に入ってから何度も寒の戻りがあったし、雪だって2〜3回降った。この分ではさぞかし桜の開花も遅れるだろうと思っていたら、最新の開花予想によると東京では3月24日と平年並みなんだよね。昨年も寒い3月だったんだが、開花が29日と遅れたのは2月の異常暖冬によって「休眠打破」が弱かったことによるものらしい。この「休眠打破」とは、桜の花芽は秋から冬にかけて一定の期間低温に晒されることによって初めて休眠から覚めて開花に至るというメカニズムのことなんだが、単純に暖かければ早く咲くというものではないんだよね(笑)。これって、何の挫折も知らずぬくぬくと育った坊ちゃんや嬢ちゃんが、いつまでも親離れできずにヒキコモリになってしまうのとそっくりだと思わないか・・・なんてことを書いたら、桜から「あんな連中と一緒にしないでほしい。私は遅れてもちゃんと咲きます!」と抗議がくるかも知れん(笑)。




     君の部屋で岸洋子のアルバムを聴きながら・・・

うん、わかる 大好きという意味だよね 父親貶す眼が笑ってる  (まるひら銀水)




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