「もつれ」Dark Seedを思わせる2世界を交互に行き来して行き止まりを回避していくメインクエストですが。抜け道(出口)を発見するのが、まぁ面倒。長い迷路のようなダンジョンには辟易してきますよ、まず間違いなく。
途中で不用意に死に、リスポンで以前の段階に戻されたりして。また同じ道を探し出すことをやらされると……
それに、敵対生物に有効な手段を説得によって獲得しなくてはいけないので、説得失敗すると無駄弾が半端ないっス。
「ユニティ」ハイラⅡの古代遺跡で“針を探す”わけですが。この操作卓で盤上のどこかに光を停止させるとクリアらしいのは分かりますが、サソリがヒントとはいえ。星座の棒線って地球人にしか分からないはずで。そもそも作ったのが、地球出身の少なくとも同じ星座を認識する時代の人間ということになるわけで。「いつから存在していたのか?」と、考え出すと夜も眠れなくなりますね。5000年前から星座は存在していたそうですから、ユニティの歴史はそれにプラス300年といった辺りなのでしょうか?
「発掘」ここも、ひと繋がりで一本道、抜け穴のないトンネルのような階層構造を行ったり来たりさせられる、クソなクエストです。
クエストマーカーが当面の最終目的地しか表示しないため、迂回路に沿って移動することが必要となります。しかし、どの扉に進めば目的地へ着くのか、さっぱりな状況に陥ることでしょう。
方向音痴になってしまうと、どちらから来たのかすら分からなくなります。来た道を戻ってしまえば前進できないわけで、永久に出られません。閉所恐怖を感じさせるには十分なロケーションだと思います。
よくもまぁ、こんな旧式なレベル(DOOM時代のフロアのこと)を作りやがったなぁと。正解は一本道で、正しい区画を抜けていけば必ずゴールにたどり着けるものの、旧来のFPSと違って敵の居る方(撃ってくる方)へ進めばいいとはいきません。なぜかと言えば、廃墟で敵がいないから。ぐるぐると堂々巡りが可能な構造の中で、正しい通り道を選ぶ面倒くささったら。「今夜はこの辺にしておこうか」なんてことになると、再開時には「アレ? どっちから来たんだっけ?」になること必至かもしれません。
もつれ以上の迷惑クエストでした。
「新発見」またもや銃撃戦。変幻自在のスターボーンを何十人と相手に、回復パックや弾丸が底をつくほどに戦闘に明け暮れるクエスト。相も変わらず、単調で変化のない戦闘。パワーを使っても、転ばせる、燃やす、盾で防ぐ、くらいのものでは? 重火器のマイクロガン(リアルの通称ではミニガンまたはガトリング砲)がかなり有効ですが、果たして用意した弾(3000発)で足りうるのか。楽しくならずに、うんざりしてくる要素の1つです。
ミニガンって、そもそもFalloutの武器じゃないですか。SFらしい有効な武器に出会えていないのは不味いですよね。フェイザーとかないの? グラビティーガンは? ゲームの世界観が舞台の宇宙とは反比例して狭いというか、地味で簡素なんですよね。
もっとも指摘しておくべきは、
この世界、ホントに24世紀? ってことでしょう。なぜなら、コミュニーターや携帯デバイス、スマートフォンといったものが利用されていません。主人公は確かにコンステレーションのおしゃれな時計を貰いましたが、Google Mapsもなければ、Lineもありません。通信網のない中世なら致し方ないところでしょうが。
クエスト完遂をどうしてスマホで報告できないのでしょうね? クソおかしいでしょう。唯一「ミッションパネル」だけは理に適っていますが、あれも古風な掲示板クエストの伝で存在するにすぎませんよね、きっと。
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