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ウサギの親子に育てられた先代猫を引き継ぎ、ロップイヤーの親子と同居するキジシロ猫の兄妹の日常と、筆者の趣味の釣りに関するブログです。(主に釣り、自動車関連の記事もあり)

 
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Category: 釣り   Tags: 釣り  三崎港  サビキ  北条湾  青魚  カタクチイワシ  シコイワシ  活餌  泳がせ  フィッシュイーター  

【三崎港・北条湾】北条湾に行きましたが強風と雨のため釣りは断念しました(2025年2月16日)

こんにちは。

前回の釣行時カタクチイワシの釣果が確認出来ましたので、トウゴロウイワシの群れが去った今、期待の新星現る感じで出来るだけ釣りをするつもりで北条湾に赴きましたが、終始止むことなく8m以上の強風が吹き、トドメは小雨ながらも雨が降ったり止んだりを繰り返し、日の出の時刻まで様子を見ましたが、荒天は変わらず釣りをすることは断念し海の様子を見て帰って来ました。



前回の釣行時の状況ですと、カタクチイワシの群れが北条湾周辺に寄っていることは間違いありませんが、イマイチ数が少なくこの群れの数がどのくらい増えているかを確認したかったです。

2月も下旬に差し掛かっているとはいえ、まだサバっ子が釣れ出すであろう4月下旬までは時間があり、それまでの間サビキ釣りでカタクチイワシの釣果、カタクチイワシ活餌泳がせ釣り…この辺を楽しませてくれるのではないかと期待しています。



海水の温度は前回の釣行時より1度上がって15度でした。

この日の時点では、暖かい海流も順調に流れ込んで来ており、釣り自体は出来ませんでしたが、カタクチイワシの群れが更に増えていておかしくない状況、且つカタクチイワシの群れが増えればフィッシュイーターの類の魚も寄る可能性が高くなってきました。

そもそもこの15度という海水の温度ですが、10年一昔前ですと神奈川県内の各釣り場ですと、温排水※などの影響を受ける釣り場以外では、夏場にこのくらいの海水温だった釣り場は結構あり、20度を超えるとかなり海水の温度が高いという印象でした。

※製鉄所や発電所など、大規模な工場等から海に暖かい排水を排出している場所。

冷静に過去を振り返りますと、如何に急速に海水の温度が上がってきているのかが分かります。

世界最大の氷河の漂流…台風の進路の変化…異常な降水量の短時間のゲリラ豪雨…過去に起こったことがない現象が次々に起こり変化していくのも分かります。

神奈川県内の各釣り場で釣りをする私達からしますと、この海水温の上昇は「釣り」という点だけに於いて申し上げますと、どちらかと言えば良い傾向にあります。

岸近くの海水の温度が高くなってきたので、今までは外海にしかいなかった魚が岸近くに寄り易く、大型の魚を釣り易くなったことは事実かと思います。

少々大袈裟の物言いになってしまいますが、これからの釣り…特に青魚、青物を始めとする回遊性の魚を狙う方は、海水温を制覇するものが釣りを制覇する…と言って過言ではないと思います。

まずはご自身がどういった釣りをするのか…

その釣りですとどんな魚が釣れるのか(狙えるのか)…

これを絞り込み、出来るだけ詳細に狙える魚の習性を理解し、一番大事なことは一般的に言われる「釣り期」ではなく、その狙う魚が適温とされる「海水温」を知ることが肝要です。

カレンダー、所謂暦、日本には4つの季節がある四季、こういったことは人間が勝手に作ったもので、魚達には全く関係なく彼らが行動する指針とするものは海水の温度や月の動き(月齢)なんです。

以前、この月齢(月の動き)と潮汐(大潮、小潮などの潮の動き)のお話をブログで書いたことがあるのですが、書き終わり自分で読んでみても、長ぇな…と思ったのですが、海水温から始まり、潮汐、月齢まで含めて魚の動きをお話ししますと、話が長過ぎて皆さん読んでくれないことが分かったので、以降「月」に関してのお話はしないようにしています。

ただ、この月齢は非常に大事なことで、同じ大潮の日でも新月(月が見えない)の大潮と満月(月が見える)大潮があり、皆さんもご存じかと思いますが、有名なお話しが珊瑚の産卵やバチ抜け※は満月の大潮の日に行われます。

※イソメやゴカイ類の所謂虫餌となる多毛類の海に住む生物が、通常は砂の中に隠れていますが産卵のために海中を泳ぎ回ること。

同じ大潮でも、月が見えるか見えないかで、実は魚の動きも大きく変わってくるんです。

月が見えるか見えないかで魚の動きが変わる理由は諸説あり、ここでまたそこから話しますと長文になってしまいますので、今回は割愛しますが、珊瑚などが満月の大潮の日に産卵する通り、魚の動きも同じ大潮でも月が見えている時の大潮の方がより活発に動きます。

ちなみになんですが、潮回りとして一番魚が釣りにくいと言われる長潮、若潮も同様で、新月寄り(月が見えない)の長潮、若潮の時は魚が1匹もいない釣り堀で釣りをしているような状況になることが多々あります。

全く魚の気配を感じず、魚達も泳ぎ回らないので魚影すら見えないこともあります。

人間が作った四季や暦などで、「この辺りから〇〇が釣れ出すだろう…」と、定説的に言われてきた釣りに関することは、現在ではほとんど当てにならず、そもそも真冬のこの時期に岸からサビキ釣りでカタクチイワシが釣れること自体一昔前では有り得ませんでした。

多くの釣り師の方がなんとなく「サビキ釣り」=「夏の釣り」とイメージすると思いますが、以前はその年によって若干のズレはあるものの、概ね夏場にアジやイワシ、サバなどの魚が岸近くに寄って来てサビキで簡単に釣れましたが、これはこの当時の潮の流れ方(主に暖流)がそういうサイクルだったからです。

そして、重要なことがこの潮の流れのサイクルと、人間が作った四季や暦のサイクルとほぼ合致していた…という点です。

もの凄く広義なお話しになってしまいますが、海の中で起こる様々な出来事は地球の自転や引力などの影響を多分に受けます。

所謂「潮汐」、潮の満ち引きも、地球、月、太陽の引力の影響で海水が引っ張られることによって起こります。

人間が作った暦などは、太陽や月が見える位置、潮の動きなど大元は一定の間隔で繰り返される自然の現象を時間軸に置き換えたもので、現在の海の中の出来事もサイクルとしては同じことが繰り返されています。

しかし、そこに水を差す形で見過ごすことが出来ず、顕著にズレを発生させていることが地球の温暖化です。

南極などの氷が解けて、固体だったものが水という液体に変わり、総体的に海水の量が増える…

大きな地震や海底火山の噴火などにより、海底が崩落、隆起することにより大きな潮の流れである暖流や寒流の流れ方が変わってしまう…

一つ一つは一々ニュースにもならない小さなことかもしれませんが、こういうことが度々繰り返され、いよいよ暦のサイクルと実際の海の中のサイクルのズレが顕在化してきた…一言で言うとこんな感じです。

黒潮の蛇行、エルニーニョ、ラニーニョなどの有名な海の中の大きな現象も、以前から繰り返し起こっていますが、和歌山沖で大きく黒潮が蛇行してしまう「黒潮の大蛇行」は、今年で7年目に入りますが、今までは単年で終息していたことがずっと続いてしまう…

他の現象も同様で、暖流の流れが不安定になったり、赤道付近で必要以上に海水が暖められてしまい、去年は台風こそ発生しましたが、一度も関東を直撃することはなく、明らかに以前とは台風が向かう進路が変わってしまっています。

魚達は当たり前の話ですが、時間という概念はなく自分達が居心地が良い…住み易い環境を求めます。

これらには、彼ら(魚達)の最大の使命でもある、子孫を残すための産卵をし易いかどうかも、もちろん含まれます。

下等動物になればなるほど、命を繋ぐ…子孫を残すために生きていると言って過言ではなく、魚に関してはエサが豊富で産卵がし易い場所を常に求めて行動します。

陸っぱりからの釣りレベルで、ここまで影響が出る前、しきりに近海での漁の不漁がニュースに取り上げられていた時期がありました。

神奈川県などですと、シラス漁の不漁などがそれに当たるのですが、この頃はここまで沿岸部に影響は出ておらず「ふ~ん、そうなんだ…」くらいでしたが、いよいよ沿岸部での釣りレベルでも様々な影響が出始めています。

こういう様々な変化は全て悪いことばかりでもなく、一長一短であり今後はもっと地球全体の温暖化の影響は出てくると思います。

小難しいお話しが苦手な方でも、今後は「温暖化」「海水温」最低でもこの二つのキーワードは頭の片隅にでも置いておき、意識して釣りをされると何れは釣果に結び付けることが出来ると思います。

少々手前味噌的なお話しで恐縮なんですが、北条湾周辺で良くお声掛け頂く地元の方達の中で、こういった小難しい話をされる方はいらっしゃらないのですが、散歩などで毎日同じ海を見ていて、そのお話しを聞かせて頂くと「あぁ…なるほど…」と合点がいくことが多くあります。

以前は見たことがないこんな魚が釣れていた…こんな魚の群れが寄っていた…などですが、こういったお話しを地元の方がされる時は、若干驚きを持って話して下さるのですが、聞いている私が「それはないだろ~w」と思うことはほとんどありません。

むしろ「やはりな…」と思うことが多々あります。

そしてこういった変化の速度がここ5年くらいで急速に早まっている気がします。

私のXブログをご覧頂いております方は、ご自身が釣りをされ、釣りの参考情報としてお読み頂いていると思いますし、私もその一助になれれば…という思いで情報を発信させて頂いております。

近年はこの早まっていく変化に対して、危機感に近い感覚が常にあり、魚を釣るという上でエサや仕掛け、釣り座などよりも海水の温度変化に対する意識を最優先しなければ釣果に結び付けにくい…こう強く思っており、毎回の釣行記事で海水の温度に関してのお話をさせて頂いております。

そして、これは青魚や青物など回遊性の魚に限ったお話しではなく、海の中にいる魚全体に影響を及ぼすからなんです。

毎度毎度「また海水の温度の話かよ…」、正直こう思われているかもしれないな…と思いながら記事を執筆していますが、先にも申し上げましたように、今後の釣りは海水温を制するものが釣りを制する…という状況になっていくと思います。

たかが海水温、されど海水温…

魚達はこの海水の温度で行動が大きく変わります。

釣りは魚との知恵比べでもあり、魚の行動を先読みし釣果に結び付ける意味でも、今後はより一層海水の温度に目を向けて頂ければと思います。

次回は出来る限り釣りをして、状況を確認し改めてご報告させて頂きます。

2025年2月16日午前7時前の北条湾岸壁周辺の様子
2025年2月16日午前7時前の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】カタクチイワシの群れが寄って来ているようです(2025年2月11日)

こんにちは。

前回釣行予定だった2025/2/2は、風が強い予報な上に降雪の予報だったため、釣りに関することは一切するつもりはなかったのですが、年末から年始に掛けて一気に8度も上がった海水の温度が、その後釣りに行く度に徐々に下がっていることが気になっていました。

釣りバカ…

まさに釣りバカの性でしょうか、釣りに行く気がないのに休みになると、自然と釣りに行く時間に目が覚めてしまい、この日も無意識に目が覚め、すぐさま外の状況を確認すると雪ではなく雨が降っていました。

この時期は夏場とは違い、北条湾の場合は深部に川が流れ込んでいることや、地形的に海水が滞留し易いため外的要因※で海水の温度が影響を受け、不安定になり易いです。

※気温が低いと川の水は気温の影響を受け易く、冷やされた川の水が雨などで大量に北条湾内に流れ込むことなど。この話は北条湾内に限ったお話しで、一般的に海水の温度は気温などの影響はほとんど受けません。

一つの目安として、海水の温度が10度を下回りますと、青魚を始め各小魚達の群れが低い海水の温度を嫌い北条湾内から出てしまいます。

この状況が、北条湾内に於いては今の時期の一番最悪なパターンで、サビキ釣りで何も釣れず、エサとなる小魚がいませんので、当然フィッシュイーターの類の魚も寄り付きません。

本当に魚が何も釣れない状況になってしまいます。

強めの雨が降っていたとはいえ、雪ではなくその後も雪に変わることはないであろう天気予報…

何を血迷ったか、バケツと水温計だけ持ち、一目散に北条湾を目指しました。



懸念していた通り、海水の温度は前回の釣行時よりも1.5度下がり12度。

雨量がそれなりにあったので、海面には雨粒の波紋が出来ており、海の中の様子は伺えませんでした。

それでも、少し歩いて観察しましたが、残念ながら魚の気配を感じることは出来ませんでした。

そして、今回の釣行(2025/2/11)なんですが、ここで更に海水の温度が下がっていると、この先サバっ子が釣れ出す4月下旬頃までの状況が、最悪のパターンになることが濃厚になってしまいます。

時間が経つのは早いもので、60cmオーバーのヒラスズキを2本釣った釣行から、約1ヶ月が過ぎようとしていました。

ヒラスズキを釣った釣行以降は、まさに天と地…兄妹猫のご飯すら釣れない釣行が続き、同じ場所で釣りをしているのか疑いたくなるような状況です。

この日はとにかく海水の温度が知りたくて仕方がありませんでした。

北条湾周辺に到着し、まずは北条湾に流れ込んでいる狭塚川周辺、花暮岸壁などを観察しましたが魚の気配は感じられませんでした。

北条湾岸壁にやって来ると、釣りをしている人は一組だけ…

閑散としているこの状況も、魚が釣れないことを物語っているようでした。

様子見程度で小一時間ほど釣りをしてみました。



海水の温度を計ると14度。

釣りはせず、海水の温度だけを計りに行った2/2より2度ほど温度が上昇しており、取り急ぎ一安心しました。

年始から下がり続けていた海水の温度が上昇に転じているこの状況は、暖かい海流が年始の時ほど勢いはなくとも、地味に北条湾周辺に流れ込んで来ている証であり、僅かながらでも今後青魚を始めとする小魚の群れが北条湾周辺にやって来る可能性は残されました。

どういった小魚の群れが北条湾周辺に寄るかにもよりますが、フィッシュイーター達の群れが寄る可能性も当然残っています。

釣りを始めてほどなくして、海鵜の大群が飛来します。



この動画の状況は、海鵜達が着水した場所に小魚の群れがいるわけではありませんが、集まった場所から近い場所に小魚の群れがいる可能性は高く良い傾向であると言えます。

足下にはキビナゴと思われる、サイズ的にはサビキ釣りで釣ることが出来ないサイズですが、かなりの数の群れが泳いでいました。

そもそもキビナゴは暖かい海水を好む魚で、ここ3年くらいで北条湾では見掛けるようになり、全体的な海水の温度の上昇により生息範囲が北上してきたものと思われます。

海水温の上昇…という点では、ここ3年程で珊瑚が岸壁の縁などに生えるようになりました。



5年~6年ほど前に、これも海水温の上昇の影響によるものでしたが、ウニが大量発生し北条湾周辺がウニだらけになり、そのウニの食害により海藻という海藻が根こそぎなくなった年がありました。

海藻がなくなった時は、同時に根魚もいなくなり、以前は虫餌でチョイ投げをするとヘダイやマダイの稚魚、晩秋などには落ちハゼなどが釣れることがあったのですが、この鯛系の魚や産卵目的で北条湾にやって来る魚も全くいなくなりました。

ウニの駆除により、海藻も生えだしたな…という頃に、同時に見掛けるようになったのが上記ポストの珊瑚の仲間で、色とりどりの珊瑚が現在は生えていますが、これが増え過ぎるとまた違った問題が起きると思います。

珊瑚が群生してしまいますと、例えば雑食性でも主に海藻や藻などを食べる魚はいなくなる可能性があります。

雑食性ではありますが、ボラなどは海底に生える藻などを主食としており、珊瑚の群生で藻が生える場所が失われますと、ボラなどは北条湾にはやって来なくなる可能性があります。

メジナなどもサビキ釣りで良く釣れますが、メジナも海藻は良く食べます。

珊瑚が目立つようになった現在は、今後北条湾に居付く根魚の種類がガラリと変わるターニングポイントかもしれません。

この日釣れた魚がこちらです。



50分ほど釣りをして3匹しか釣れませんでしたが、カタクチイワシの群れが寄っているようです。

潮の動きなどからしましても、釣りをしていた時は魚の活性は高かったと思われますが、50分で3匹という状況を鑑みますとカタクチイワシの群れはいるものの、数はまだ少ないと思われます。

カタクチイワシに関しましては、ここ数年今の時期にカタクチイワシの群れがやって来ることが多くなっているんですが、近々では子持ちのカタクチイワシの群れが寄ることが多かったです。

前々回の釣行記事で、この辺は詳しくお話ししておりますが、この日釣れたカタクチイワシは去年産まれた個体の群れだと思われます。

イワシ類は、その種によって若干の差はありますが、生後1年で10cm~15cmほどに成長し、以後成長速度は遅くなり寿命は5年~7年と言われています。

また、生後2年目から産卵行動をするようになります。

子持ちのカタクチイワシですと、産卵前に体力を付けるためにエサが豊富な北条湾にやって来ており、産卵のタイミングで一気に全ての群れがいなくなります。

この産卵に関しての「一気」という表現は、何万という数の群れが一晩でいなくなるレベルで、ものの見事にいなくなります。

この日釣れたカタクチイワシは、サイズからしても明らかに生後1年以内と思われ、産卵場に向かうために、確実にどこかのタイミングで全ての群れがいなくなる…という状況ではありませんので、海水温如何ではしばらく北条湾周辺にいる…という可能性もあります。

下手をすれば、サバっ子が釣れ出しても残る可能性もゼロではありません。

こうなりますと、寄るカタクチイワシの群れの数にもよりますが、このカタクチイワシの群れを追ってフィッシュイーター達がやって来る…という状況も有り得ます。

次回の釣行時にどのくらいカタクチイワシが釣れるか…というところは要チェックかと思います。

この日釣れた青魚はカタクチイワシのみで、カタクチイワシ以外は根魚の釣果になりました。







こちらは持ち帰った魚種です。

2025年2月11日 北条湾釣行 釣果

2025年2月11日 北条湾釣行 釣れた魚種


この日はメバルは結構な数釣れましたが、何れも20cm未満と小さかったので全てリリースしました。

メバルやカサゴは成長速度が恐ろしく遅く、体長が30cmに到達するのに10年以上掛かります。

北条湾に入り浸る以前、観音崎で遠投でのマダイ釣りにハマっていた頃に、40cm近いメバルを釣ったことがあるのですが、明らかに10年以上生きていた個体でかなりの老魚だったと思われます。

メバルの寿命は一般的に10年以上と言われており、魚の中では長生きする種なんですが、とにかく成長スピードが遅い魚ですので、あまり小さいサイズのメバルは持ち帰らず出来る限りリリースして頂ければと思います。

メジナウミタナゴも結構な数が釣れたのですが、この日は人間用の魚料理を作る気が無かったので、単純にサイズの大きな魚から順に兄妹猫のご飯分だけ持ち帰りました。

去年の晩秋以降、北条湾内の海水温が非常に不安定になり、一時期根魚が完全にいなくなり全く釣れませんでした。

この日は釣れた根魚を全て持ち帰ることはしませんでしたが、トータルで50分釣りをして20匹以上釣れました。

この状況を鑑みますと、北条湾内の海水の温度が安定してきたと言って良いと思います。

総体的にこの日の時点では、大半の状況が良い方向に向いていると思います。

ただ、近々の釣行記事で繰り返し申し上げておりますように、時期に関係なく近年は突然暖流の流れ方や勢いが変わり、状況が一変することが度々起きています。

これは北条湾という場所に限った話ではなく、急速に温暖化が進んでいる状況から、どの釣り場でも起こり得ることで、今後はそういった温暖化の影響を考慮して釣りをしていく必要がある…と私は考えています。

過去の釣行記事でこの辺も詳しくお話ししておりますが、北条湾周辺の海域は東京湾、相模湾、黒潮…この3つのキーワードで暖かい海流の流れや勢いが変わるのですが、ここ5年~6年を見ていますと、東京湾内の各釣り場が一番釣果が安定しているように見受けられます。

私がブログとXを併用して情報を皆様にお伝えしていることも、実は上記のようなことが理由の一つなんです。

Xは端的にリアルタイムで情報を発信出来ますが、細かいことをしっかりと説明することが出来ません。

ブログは細かいことをしっかりとお伝え出来ますが、ブログを書くことを生業としているわけではなく、私もしがないサラリーマンが故、空いた時間にブログを書くことになり、どうしても記事を書くのに時間が掛かってしまい実際の釣行と記事の公開にタイムラグが生まれてしまいます。

ブログで記事を公開した時には、北条湾がブログの記事の内容と全く違う状況になっていた…

あの…サングラスのハゲ…適当なことばっか言いやがって…という状況に現在は元より今後はそういうことが多くなると思います。

釣り専用のX(旧Twitter)のアカウントを作って今年で7年目になります。

釣り専用のアカウントを開設した当時は、こんなに時間的なことを意識したことはありませんでした。

現在は一週間という時間が非常に長く感じ、次に釣り行った時に北条湾がどうなっているのか分からない…ある意味楽しみでもあるのですが、こういうことを常に思っています。

私の場合は釣れない時期でも釣り場は変えず、1年間同じ海を見ているので逆に如実に実感します。

今後は更にリアルタイム、詳細…この辺を意識し出来る限り皆様が理解し易く納得出来る情報発信を心掛けて参りますので、改めてブログ共々ご覧頂ければと思います。

先程申し上げましたが、様子見程度の釣り…という感じで釣りに行きましたので、人間用の魚料理はありませんが、兄妹猫には久しぶりに釣って来た魚を食べさせてあげることが出来ました。



焼いて皮を剥いだ魚はメジナなんですが、身を取り軽く塩を付けて食べてみたんですが、非常に脂感もあり美味しかったです。

次回釣れた際は、人間用にも持ち帰ろうと思います。

兄妹猫の朝食は、思いの外ほぐし身が取れたので、朝ご飯はメジナのみをあげました。



メジナは海藻を良く食べるので、人間には美味しく感じる風味なんですが、どうしても磯臭さがあります。

妹猫は、どうもこの磯臭さが嫌いなようで、案の定地味に残しました。

変わって兄妹猫の夕食ですが、ウミタナゴの方が磯臭さが少ないので、妹猫もそれなりに食べてくれたのですが、3匹しか釣れなかったカタクチイワシを夕食時にあげました。

兄妹揃って青魚が大好きなことは周知の通りなんですが…

兄猫がまさかの暴挙に…w



一番大きなサイズのカタクチイワシを1匹だけ兄猫にあげ、小さいサイズのカタクチイワシ2匹を妹猫にあげたのですが、妹猫が上から降りてくる時に、既に兄猫は妹猫の器のカタクチイワシを狙っていたようで、妹猫が食べ始めた途端に兄猫が妹猫のカタクチイワシを奪いました…w

改めて青魚が好きなんだな…ということを実感すると共に、次回はもっと時間的に粘ってでもカタクチイワシを釣って来てあげようと思いました。

今の時期は魚が釣れず、気温も低く釣りに行くモチベーションが一番低くなりがちですが、この日の釣行を見ますと、全体的に良い傾向にあり一抹の望みは持てる状況にあると思います。

サバっ子が釣れ出すまでに、出来ればあと1本泳がせ釣りで大物を仕留めたいところです。

2月も中旬に差し掛かりましたが、サバっ子が釣れ出すであろう時期まで約2ヶ月ありますが、希望を捨てずに釣りに行きたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2025年2月11日午前8時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2025年2月11日午前8時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】荒天のため釣りはせず海の状況だけ確認して来ました(2025年2月2日)

こんにちは。

この日は海の状況の確認だけですので、釣りはしておらず端的にお話しさせて頂きます。

去年(2024年)の釣り納めの時に、海水の温度が10度まで下がりました。

↑これは通常の状態と比べますと下がり過ぎです。

約一週間後の、今年(2025年)の釣り始めの時に海水の温度が18度まで上昇しました。

↑これは上がり過ぎです。

その後、週を追う事に1度ないし2度くらいずつ海水の温度が下がり、この日の時点で12度でした。



海水の温度がめまぐるしく変わってしまうので、何度が通常の温度なのか分からなくなっている方もいらっしゃると思いますが、例年と比べますと、この日の12度くらいが北条湾に於いては今の時期の一般的な海水の温度だと思って頂いて問題ないと思います。

このくらいの海水の温度ですと、下限ギリギリですが青魚達にとって特に問題がある海水の温度ではありません。

去年の暮れの10度という海水の温度も、雨が続いたりしますと、そのくらいまで以前から下がることもありました。

10度という海水の温度は、青魚などにとっては少々厳しい温度ではありますが、例年でもその温度まで下がることもあり、10度~12度くらいが通常で、年明けの18度という海水の温度が異常なんです。

年明けの60cmオーバーのヒラスズキ2本という釣果は、何も私が釣りが上手いから厳しい中でも釣果に結び付けることが出来た…ということではなく、この異常に急上昇した海水の温度によってもたらされたものなんです。

詳細は去年の釣り納めの記事辺りから、前回の釣行記事までお読み頂けますとお分かり頂けると思いますが、毎年この時期に泳がせ釣りでヒラスズキのような釣果が狙えるか…と申しますと、まさに偶然の産物でこの日の海水の温度+トウゴロウイワシ北条湾から去った今、サビキ釣りも泳がせ釣りも狙える魚がほとんどいないという状況が平常運転だと思って下さい。

近年は、この突如として海水の温度が急上昇することが通年を通して多発しており、近々での釣行記事で海水の温度が…と連呼しておりますのは、海水の温度が下がることによって釣る魚がいなくなるのを懸念しているのではなく、急激に海水の温度が急上昇することを懸念しているからなんです。

一見しますと、海水の温度が上がって何が悪い??

と思いがちなんですが、海水の温度が上がって、月単位くらいでその上がった温度が維持されればまだマシなんですが、数週間で上がったり、下がったりを繰り返しますと、回遊性の魚のみならず本来北条湾に居付いている、所謂根魚の類の魚も海水の温度変化が激し過ぎていなくなってしまうからなんです。

こうなってしまいますと、北条湾が本当に魚が何も釣れない釣り場…になり兼ねないんです。

とは言いましても、自然界の出来事ですので、私に海水の温度が安定するような対策を講じることも出来ず、見守ることしか出来ませんが、ここ数年の北条湾を広く見てみますと、どの季節に於いてもジリジリと魚が釣りにくい状況になっていることは否めないと思います。

冷たい海水を好む魚、暖かい海水を好む魚、回遊する魚、同じ場所に居付く魚、どんな魚でも海に住む以上、各魚達の行動の重要な指針の一つが海水の温度であることは間違いありません。

ここ数年は北条湾内の海水の温度が乱高下と言って良い状況で変化してしまいます。

海水の温度を安定させる策を講じることは出来ませんし、魚が釣りにくくなってきていることも事実です。

しかし、逆に今まで釣れなかった魚が釣れるようになったり、新たな魚が寄る可能性も秘めており、一長一短ではありますが海で釣りをする以上、切っても切れないのが海水温ですので、これからも注視していきたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2025年2月2日午前5時半頃の北条湾岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】トウゴロウイワシの群れが北条湾から離れたようです(2025年1月26日)

こんにちは。

毎年のことではありますが、いよいよその時がやってきました。

タイトルにもありますように、トウゴロウイワシの群れが北条湾周辺を離れたようです。

地元の方からの又聞きのお話にはなりますが、宮川、通り矢、三崎港周辺には未だに残っているトウゴロウイワシの群れもいるようですが、これも時間の問題で、そう遠くない時期に北条湾を含む城ケ島周辺から全てのトウゴロウイワシの群れが離れると思われます。

私は通年を通して、サビキ釣り活餌を現地調達での泳がせ釣りをしております。

この1年を通して釣れる各魚の動きを、大項目、中項目、小項目と分けますと、近年は四半期ごとの大まかな魚の動きしか読めず、中項目以下の細かいこと(先のこと)は、その時にならないと分からない…というところが実状です。

大項目で1年を通して見てみますと、まさにトウゴロウイワシ北条湾を離れた今、これが北条湾でのサビキ釣り泳がせ釣りの1年の締めとしますと、次は4月下旬から5月上旬、GWの辺りでサバっ子が釣れ出し、北条湾でのサビキ釣り泳がせ釣りの1年が始まります。

今の時期から4月下旬までの約2ヶ月間は、釣れても根魚であるメバルやメジナ、ウミタナゴなどしか釣れず、釣りに行くだけ無駄…というような釣行が続きます。

しかし、ここ3年くらいはこの何も釣れないはずの2ヶ月間の時期に、「えっ!?」と思うような小魚の群れが北条湾内に入って来る年がありました。

子持ちのカタクチイワシが大集結した年…

成魚サイズのマイワシの群れが現れた年…

10cm強くらいのサイズのキビナゴが釣れた年…

先程の項目のお話しですが、一昔前は1年を通して四半期ごとの各魚の動きもある程度読めていました…というより、魚の動きがルーティンで安定していたので、海水温だのへだのと小難しいことを考え予測などする必要がありませんでした。

手前味噌で恐縮ですが、スレ具合や好む色、エサなど魚の動きがほぼ完璧に分かっていたので、釣りに行ってボウズという日はまずなく、私は釣れているのに隣の方は全く釣れない…こういう状況なども多々あり「どういう仕掛けを使っているんですか?」や「なぜ私は釣れないんでしょう?」など、現地で聞かれることもたくさんありました。

私はどちらかと言えば強面なので、聞きたくても近寄り難く聞けない…こういう方もいらっしゃるのではないか…こういったこともXブログで情報を発信する切っ掛けになり、更に言いますと現地でアドバイスをさせて頂いても、表面的なことしか伝えられず、その裏にある大事な背景までは中々立ち話では伝わりません。

いろいろ気付くことで、北条湾以外の釣り場で釣りをしても、釣れる釣り師になれると思いますし、立ち話では伝えきれない部分をお伝え出来ればと、Xやブログで情報を発信させて頂いております。

しかし、近年では先ほどの項目のお話しの通り、「こういう仕掛けを使って下さい」「こういうエサを使って下さい」「どのくらいの時期になると何の魚が釣れますよ」と断定的に申し上げることが出来ないような、仮に現地でいろいろ聞かれましても有効なアドバイスがどこまで出来るか分からない…こういう状況です。

この日の釣行は確実にトウゴロウイワシの群れは離れたのか…これを確認するために釣りに行ったようなもので、普段は釣り座をころころ変えることはしないのですが、この日は釣り座を変えて釣りをしてみたり、製氷所の前から花暮岸壁まで歩いて海を観察し、トウゴロウイワシの群れがいないことを目視で確認しました。

トウゴロウイワシの群れが北条湾を離れますと、サビキで釣れる魚はほぼ根魚に限定され、当然フィッシュイーター達も寄り付きませんので、まともな魚はまず釣れず釣りに行っても無駄状態になります。

トウゴロウイワシが釣れなくなれば、何も釣れない時期の到来…下手をすればサバっ子が釣れ出すであろう4月下旬頃まで、釣りに行けども、行けども魚は釣れない…こういう悲惨な状況になるにも関わらず、徹底的にトウゴロウイワシがいないことをこの日は確認し、心のどこかに安堵する気持ちがありました。

魚が釣れない状況になったのにどうして安堵したのか…

近年どんどん読みにくくなってきた各魚の動き…トウゴロウイワシが今の時期に北条湾を離れるということは、ここ数年目まぐるしく変化し私が付いていけなくなりつつある海の状況ですが、私が考えていること全てが間違っているわけではなく、ある程度は魚の動きを予測出来ているということにもなります。

ちなみに、この日はネンブツダイも確認出来ず、例年時期を違わずしてネンブツダイとトウゴロウイワシは北条湾を離れるのですが、恐らくネンブツダイも北条湾周辺を離れたものと思われます。

年末から年始に掛けての急激な海水温の上昇然りなんですが、異変として感じたことの一つに、去年の秋釣りをしていてアイゴが異常なくらいに多くいることが気掛かりでした。

去年の秋から年末に掛けて急激に海水の温度が下がり、この下がり方も異常でしたが、この時点でアイゴの姿は見なくなりました。

アイゴは低過ぎる海水温を嫌い北条湾内から出たものと思われますが、本来低い温度の海水を好むメバルやメジナ、ウミタナゴが去年の晩秋以降全く釣れなくなりました。

去年の夏も一昨年に続き、北条湾内の海水の温度が30度近くまで上昇し、異常な高温の状態が続きました。

これが9月の終わり頃に1週間で一気に20度台前半に下がります。

この時の海水温では、本来メバルやメジナ、ウミタナゴなどにとっては、好む海水の温度としては高いのですが、この時はサビキ釣りで地味に釣れていました。

そして、海水の温度だけを見ますと、メバル、メジナ、ウミタナゴにとって現在の方が適温なはずなんですが、去年の10月の下旬辺りから1匹も釣れていません。

メバル、メジナ、ウミタナゴに関しましては、釣り方に問題があるのではなく魚がいないんです。

今のところ因果関係は分からないのですが、メジナ、メバル、ウミタナゴが釣れなくなった時期と被る時期に、ハタタテダイと思われる魚を目撃しました。



このハタタテダイは、適応出来る海水の温度の範囲が広く、青森県から沖縄県までの沿岸、岩礁地帯、サンゴ礁などに住む魚ですが、今まで北条湾では見たことがありませんでした。

ハタタテダイの名前の由来はそのまんまで、背ビレの長い1本(長いヒレが対(2本)の個体もいます)のヒレが旗を立てているように見えることからその名が付きました。

似た魚にムレハタタテダイという魚がいますが、こちらの名前の由来もそのまんまで、群れを作って行動するのがムレハタタテダイで、群れを作らずペアで行動するのがハタタテダイです。

鑑賞用の海水魚としても有名で、水槽の中で仲良くペアで泳いでいる姿を見ると何とも癒されます。

北条湾の海の環境から言いますと、以前からハタタテダイがいてもおかしなことではないのですが、今までみたことがなかったのにいるハタタテダイ…今まで頻繁に目にしたのにいなくなったメジナ、メバル、ウミタナゴ…

どちらも根魚※という括りで括られる魚ですが、まるで入れ替わったような状況が、表面的には分かりにくい海の中の変化が何か起こっているのかもしれません。

※根魚=正式な呼称ではなく、「青魚」「青物」などのように魚体の色や生態などが似ている魚を呼ぶ総称です。根魚は回遊性の魚ではなく、生活圏が狭く通年を通して同じような場所におり、主に根(岩礁やサンゴ礁、岸壁の縁、テトラポッドなどの消波のための構造物など)に居付く魚の総称です。

この日の状況はこんな感じでした。



この日は小一時間程度ですが、花暮岸壁でも釣りをしてみました。



この後、製氷所の前から花暮岸壁まで歩いて海を観察しましたが、トウゴロウイワシはもちろんのこと、他にサビキ釣りで狙える小魚の群れは何も確認出来ませんでした。



この日は、何をどう見ても絶対に魚は釣れない…と100%言い切って良い状況でしたので、普段より30分ほど早く撤収しました。



一昨年から目まぐるしく海の中の状況が変化し、その変化に追い付けていない自分がおり、去年は良かれと思ってやることが全て裏目に出たような状況でした。

様々な海の中の変化の原因を、私なりに突き止めるのに約1年を要し、自分なりに答えを導き出して臨んだ結果、前々回の釣行時の60cmオーバーのヒラスズキ2本という釣果に結び付き、もちろん大興奮で嬉しかったのですが、自然や魚との知恵比べに勝てた…という気持ちの方が大きかったです。



60cmオーバーのヒラスズキを2匹GETし見えてきた魚の動き

ヒラスズキを釣り上げた時に、真っ先に頭に浮かんだ最初の言葉は「間に合った…」でした。

トウゴロウイワシの群れが例年通りの動きをすれば、そう遠くない時期に北条湾を離れるであろう…と思っていました。

トウゴロウイワシが北条湾を離れる前に何とか1本…

これだけを思い、粛々と釣りに行っていましたが、ギリギリセーフと言ったところで、ヒラスズキを釣った翌週は、フィッシュイーターこそ姿を見せましたが、トウゴロウイワシの群れは減り始めており、今回の釣行時には1匹もいませんでした。

一昔前であれば、この通年を通した各魚の動きのサイクルの中で、今回のようにトウゴロウイワシの群れが北条湾周辺から離れ、フィッシュイーター達も姿を見せなくなり、何の釣りをすれば北条湾で魚が釣れるのか…ということに関して、サビキ釣り、泳がせ釣りに拘らず「こういう釣りをしたら面白いと思います…」などのアドバイスが出来たのですが、ここ3年ほどはここに自信が持てずハッキリとしたことが申し上げられません。

今私の中で思っていることを正直に申し上げますと、2パターンありまして1つ目は現時点では海水の温度にも問題はなく、青魚などの小魚のエサとなるプランクトンは北条湾内にしこたまいますので、サバっ子が釣れ出す4月下旬頃までの間に、何がしか小魚の群れが新たに北条湾周辺に集まるのではないか…そして、その群れを追って新たなフィッシュイーター達が集まる可能性もある…これが1つ目です。

2つ目は最悪なパターンで、先ほど申し上げました根魚の類、そして現状では北条湾内にサビキ釣りで狙えるような小魚の群れは入って来ていませんので、この状況が延々と続き、4月下旬頃に釣れ出すであろうサバっ子まで何も釣れない…小魚の群れもいないので、当然フィッシュイーターもやって来ません。

これが2つ目です。

一つのバロメーターになりますのが、私が釣りに行く度に必ず計る海水の温度です。

この日は北条湾側も花暮岸壁側も差異はなく、共に海水の温度は13.5でした。

北条湾岸壁と花暮岸壁は然程距離は離れていませんが、両岸で海水の温度が全く同じということは、暖かい海流は安定して流れて来ていると考えられます。

ただこれが、近年では1週間で考えられないほど暖かい海流の流れ方や流量が変わってしまうことがあり、今週大丈夫だから来週も大丈夫…とは言えない状況なんです。

その良く分かる例が、去年の釣り納めと、今年の釣り始めの釣行が顕著でしたが、1週間で8度も海水温が上昇しました。

北条湾は狭い湾とは言え、膨大な量の海水があります。

その膨大な量の海水の温度を1週間で8度も温度を上げるというのは、相当な量の暖かい海水が流れ込んで来ており、また暖かい海流の勢いもかなり強かったものと想像出来ます。

上記に関しましては、去年の釣り納めの釣行今年の釣り始めの釣行、そしてヒラスズキを釣った際の釣行記事で詳しく解説させて頂いております。

お手すきの際にでも、文中のリンクよりご一読頂ければと思います。

去年の師走に、上記記事で詳しくお話ししておりますが、みるみる海水の温度が下がり、北条湾の最深部では8度、北条湾の入口付近で10度という状況になりました。

この海水の温度では暖かい海流と共に行動する、回遊性の魚は小魚、フィッシュイーターを問わず集まるわけがありません。

この時点でトウゴロウイワシの群れは北条湾からいなくなりましたが、こちらも上記記事で詳しくお話しさせて頂いておりますが、トウゴロウイワシの群れが北条湾内から出たとは言え、完全に三崎、城ケ島周辺から離れておらず、年明けに急激に海水の温度が上昇したことにより再び北条湾周辺に戻って来ました。

これにより、フィッシュイーター達も再び回遊して来るようになり、ヒラスズキの釣果に繋がりました。

この時は、気持ち的に釣りの神様がラストチャンスをくれた…

まさかのトウゴロウイワシ再登場で、これを逃したら梅雨まで何も釣れない…結果が出せない偉そうに講釈だけを垂れる似非釣り師になってしまう…

正直申し上げまして、このくらいの気持ちで釣りをしていました。

この時は、完全にトウゴロウイワシの群れが三崎、城ケ島周辺から離れていなかった…ということが大きく、今回トウゴロウイワシが1匹も確認出来なかった状況と似ていますが、前回トウゴロウイワシがいなくなった時は外的要因(海水温の低下)によるもので、今回の場合は海水の温度などトウゴロウイワシが北条湾周辺の海域を嫌う要因がない状況でトウゴロウイワシはいなくなりました。

トウゴロウイワシの群れの数も段階的に減っており、トウゴロウイワシの意思で旅立って行った…と見る方が自然です。

100%無い…とは言い切れませんが、前回のように再びトウゴロウイワシの群れが戻って来る可能性は極めて低いと思います。

そうなると、新たな魚の群れ…ということになりますが、一番大事なことはまずは海水の温度が安定することです。

この安定というのも、週単位での安定ではなく月単位くらいの長さで安定しませんと、暖かい海流と共に青魚などは回遊しますので、その暖かい海流が安定して流れて来ることが重要で、その指針になるのが釣り場(釣り座)で計る海水の温度ということになります。

今のところは、今年の釣り始めの時の海水の温度より徐々に下がってきてはいるものの、まだ青魚などの回遊性の魚が嫌うほど海水の温度は下がっていません。

アップダウンを繰り返すようなことはなく、下げ幅は小さいものの下がり続けている…という点では、暖流の流量が徐々に少なくなっている(弱くなっている)可能性も否定出来ません。

一番理想的な状況は、ずっと同じ海水の温度…ということですが、自然界で海水の温度が全く同じ温度で推移する…ということ自体有り得ませんので、1度~3度程度の温度差で上下を繰り返しますと、暖かい海流が安定的に流れ込んできているとことになります。

次回の釣行時に、今回13.5度だった海水温が更に1度以上下がっていますと、徐々に暖かい海流の流量が減ってきている…という可能性が高くなり、新たな青魚などの小魚の群れが北条湾周辺にやって来る可能性も低くなり、恐らく4月下旬頃から釣れ出すと思われるサバっ子まで、何も釣れない北条湾…という状況になる可能性が高いです。

北条湾という釣り場のサイクル的に言いますと、このトウゴロウイワシの群れが去ってそのシーズンが終わり、サバっ子が釣れ出して次のシーズンが始まるようなイメージです。

プロ野球で言うところのオフがこれから始まり、サバっ子が釣れ出して開幕、ペナントレースが始まる感じです。

去年、一昨年と晩春から梅雨の時期までは概ね例年通りの魚の動きでしたが、梅雨以降、秋まで異常なまでに北条湾内の海水の温度が上昇し、何も釣れないことはありませんでしたが、思うような釣果を上げることが出来ませんでした。

製氷所の前や城ケ島大橋の袂(たもと)、橋脚の周り、花暮岸壁などには多くの青魚などの群れが寄りましたが、異常なまでに高温になってしまった北条湾の中には一部の青魚は入って来るものの、青物を始めフィッシュイーターの類の魚はほとんど入って来ませんでした。

挙句の果てには、高い海水の温度を嫌い多くのフィッシュイーターが北条湾内の小魚の群れではなく、北条湾外の小魚の群れを追い回し製氷所の前や花暮岸壁で釣りをしませんと、泳がせ釣りは釣りにならない状況が続きました。

上記の状況は去年、一昨年と2年連続で異常なまでに北条湾内の海水の温度が上昇し、今年も同じ状況になる可能性はあります。

ちなみになんですが、海水の温度が異常な高温になった北条湾内に、一昨年より去年の方が入って来る魚は若干増えた印象です。

恐らくこれは、魚が学習しており、海水の温度が高温になると天敵であるフィッシュイーターが入って来ないことを学んでいるのではなか…と思います。

30度という海水の温度は、当然青魚達にとって適温ではなく本人(魚達)もキツイ状況だと思いますが、天敵がいない上にエサが豊富…だけど海水の温度が高過ぎる…こういったことを天秤に掛けて選択しているように見受けられます。

この辺の予測を立てる意味でも、今の時期の北条湾の海水温の推移を見守ることは非常に重要になってきます。

私は活餌を現地で調達する泳がせ釣りをしており、少々話しがズレ活餌の話なりますが、4月下旬から釣れ出すであろうサバっ子が釣れ出しますと、表面的には分からなくてもその時点で何がしかのフィッシュイーターが必ずサバっ子の群れを追って回遊して来ます。

そのフィッシュイーターがイカの類の場合もありますので、私のエレベーター式の泳がせ釣りの仕掛けでは釣れない魚種もいますが、必ず小魚の群れと共にフィッシュイーターはやって来ます。

弱りにくく活餌の持ちが良い、北条湾で釣れる活餌で一番良いのはトウゴロウイワシ、二番目にサバっ子、三番目にムツっ子と小アジ、四番目に近年北条湾で稀に釣れるようになったヒイラギなんですが、トウゴロウイワシとサバっ子以外は数を釣ることが難しく、例えフィッシュイーターなどが現れても、欲しい時に活餌が手に入るか分かりません。

サバっ子はイワシ類と入れ替わるように、夏本番前に北条湾を去って行きます。

サバっ子が北条湾を去っても、今度はイワシ類の群れを追ってフィッシュイーター達はやって来るのですが、初夏から初秋頃まではトウゴロウイワシが釣れず(群れが寄って来ないため)、フィッシュイーターは主にイワシ類の群れを追い駆けます。

イワシは字の如く、「魚」へんに「弱い」と書き漢字で書きますと「鰯」ですが、まんまで非常に弱り易く腐り易い魚で、そういう点から「鰯」という字になりました。

フィッシュイーターが一番集まり易く、釣り易い夏から秋の時期に、フィッシュイーターが追っているのが「鰯」…

これが曲者で、イワシはハッキリ申し上げまして活餌には使えない…がんばってもカタクチイワシくらいなもので、ほとんど活餌として役に立たないと言って過言ではなく、一番フィッシュイーターを仕留め易い時期に弱りにくく活きの良い活餌が釣れないんです。

強引にイワシ類を活餌として使いますと、あっと言う間に弱り海底に沈み、北条湾はアカエイの宝庫でもあることから、活餌が弱り海底に沈みますと格好のアカエイの的になります。

@194mac三崎港・北条湾】泳がせ釣りで青物を狙っていたら2mの巨大アカエイ… #三崎港 #北条湾 #釣り #泳がせ #エイ#アカエイ ? 違う、そうじゃない  - 鈴木 雅之


近年の状況を鑑みますと、夏場に北条湾内の海水の温度が異常に上昇し、青魚、青物を始め平時であれば北条湾内に入って来るであろう魚達が、海水の温度が高過ぎる故に入って来ない…こういう状況になる可能性はありますが、現時点で今年の夏に同じ状況になるとは断言出来ず、北条湾内を含めまして製氷所の前や花暮岸壁など、北条湾周辺で今年の梅雨以降に泳がせ釣りをするようであれば、活餌を現地調達するのではなく釣具店などで活餌を購入し釣りをされる方が、フィッシュイーターを仕留められる角度は上がると思います。

バカの一つ覚えのように、暑かろうが寒かろうが毎週北条湾に釣りに行く人もいないと思います。

そのバカの一つ覚えで釣りバカな私は、余程のことが無い限り釣りに行くと思いますので、Xなどをご覧頂き活餌に使えそうな魚が釣れているかご確認の上判断して頂けると幸いです。

トウゴロウイワシの群れも去り、いよいよ1年の中で何も釣れない2ヶ月間に突入したわけですが、普通の方であれば釣れないと分かっていながらなぜ釣りに行く?と純粋に不思議に思うと思います。

しかし、このオフの期間にくまなく北条湾という釣り場を観察することで、ペナントレースが始まった時にそのシーズンがどういう闘いになるのかのヒントがたくさんあるんです。

海水の温度ばかりではなく、暗い時間帯に海水を汲むためにバケツを海に投げ入れると、バケツが着水した周辺が、一瞬蛍光の緑色に発光することがありますが、これは動物性のプランクトンであったり、何がしかの海の生物の幼生であったり、刺激を与えると発光する生物で、小魚のエサとなるものがどの程度集まっているか…や、サビキ仕掛けでも釣れないサイズの魚の稚魚などが、どの程度集まっているか…など、青魚などの小魚であれ、フィッシュイーターであれ、結局のところどれだけ海水の温度が各魚達にとって適温であったとしても、エサがなければ魚は集まって来ません。

また、一つの例ですが、先ほど申し上げました、この釣れない時期に青魚の群れなどが北条湾内に入って来る年があり、一昨年から去年に掛けては、群れの全ての個体が白子か卵を持った、産卵直前のカタクチイワシの群れが北条湾内に入って来ました。

海水の温度に問題もなく、エサも豊富にあったことから北条湾内に入って来たわけですが、この時の一番のポイントは群れの個体が全て子持ち…という点です。

概ねどの魚であっても、産卵直前は爆食いをします。

それだけ北条湾内にカタクチイワシのエサとなるものがたくさんあったということですが、それよりも全てが子持ち…ということは、カタクチイワシの産卵場が北条湾周辺からそう遠くはない場所にあり産卵をしている…という点です。

産まれたカタクチイワシの子供達が北条湾へやって来るかは分かりませんが、少なくとも北条湾を含めた城ケ島近海に青魚がおり、青魚の群れ自体もそうですが、その青魚を追って北条湾周辺にフィッシュイーターなどの群れが回遊してくる確率が非常に高いということです。

数年前ですが、マイワシがこの時期に北条湾内に入って来た時も子持ちの群れがおり、この時は全てではありませんでしたが、産卵直前のマイワシの群れがいました。

そもそも、一般的に言われておりますイワシ類の産卵期は初夏から秋に掛けてです。

近年は、こういった定説的に言われている魚の行動様式は全く当てにならず、特にイワシ類の産卵に関しては1年で2回産卵行動をしているのではないか…と推測出来るイワシ類の群れもいます。

北条湾を餌場として回遊して来たイワシ類の群れとは違いますので、産卵直前の群れは一定期間北条湾内におり、産卵の時がやってきますと一斉に群れは産卵場に向かいますので、根こそぎキレイにいなくなります。

この時期は、サビキ釣りで魚を釣ることが目的…というよりも、魚の行動が見えることが大切で、少なくとも周辺の海域の状況が小魚達が嫌うような状況にはなっておらず、岸近くに各魚が寄らないが故、釣果として確認出来ないだけで相当数の青魚などの群れがいるということが分かります。

海水の温度は計れば見えますが、暖かい海流などの潮の流れは物理的に見えません。

一つ一つのことは小さなことなんですが、釣れない今の時期にどういった生物や魚が北条湾にいるのか…というところを見ていきますと、いつ頃からどんな魚が釣れ出すのか…ここまで詳細なことは分かりませんが、少なくともサビキ釣りで狙える小魚や、その小魚を追ってやって来るフィッシュイーターはメインシーズンに突入すれば釣れ出すであろう…というところくらいまでは分かります。

逆にこういう要素が何も発見出来ない…となりますと、メインシーズンの釣りもかなり厳しいものとなる可能性が高くなります。

北条湾という釣り場に毎週通うようになってから、毎年この釣れない時期はこういった観察を主にやってきたんですが、ここ3年ほどは以前に増して海の変化が目まぐるしく、それに伴って魚の動きもどんどん変わってしまいますので、断定的な物言いで予測出来ないというところが正直なところです。

いよいよトウゴロウイワシの群れが北条湾から去り、この次の釣行から恐らくまともな釣果は上げられませんが、北条湾がどう変化していくのか…という点は良くも悪くも楽しみではあります。

早いもので次回の釣行から2月に入ります。

ついこの間お正月だったように思いますが、2025年も1ヶ月過ぎてしまいました。

何も釣れない2ヶ月間…と、今は申し上げていますが、気が付けばあっと言う間に時が過ぎていくと思います。

近年は目まぐるしく海の中が変化していますが、これは何も魚達が望んでその変化を起こしているわけではなく、彼ら(魚達)もその変化に必死に付いていき生き延びるために知恵を出していると思います。

ペナントレースが開幕したら、次のシーズンは魚達はどういう作戦でくるのか…

魚達に負けないように、じっくり観察を続けていきたいと思います。

また、ご報告させて頂きます。

2025年1月26日午前7時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2025年1月26日午前7時頃の花暮岸壁周辺の様子

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【三崎港・北条湾】魚が釣りにくいことを体現してしまいました(2025年1月19日)

こんにちは。

前回の釣行で約1年ぶりに60cmオーバーのヒラスズキを2本GETし、それまでは腰も足取りも重く、釣りに行くモチベーションを維持するのも困難でしたが、今回の釣行は寒さも吹き飛び浮足立つほど足取りも軽くルンルン♪で釣りに出掛けました。

ルンルン♪とは言え、魚を釣りにくい状況に変わりはなく、北条湾の状況が一段と悪い方向へ進んでいないことを切に願いながら北条湾へ向かいました。

北条湾に到着し、すぐさま海水温をチェック。



ポストにもありますが、地味に海水の温度が下がっており、些か気にはなりましたが、平時でも2度程度の海水の温度差はありますので、特に大きな変化は起きていないと言って良いと思います。

前回の釣行記事で詳報させて頂きましたが、ヒラスズキを2本GETしたとはいえ、魚を釣りにくい原因なども更に分かり、その対策はどうしたら良いのか…という答えを探せば探すほど、北条湾以外で釣りをした方が良い…ということに結び付いてしまいます。

今回の釣行は、更にそれを自ら体現してしまった…こんな釣行になってしまいました。

この日釣りをした時間帯は中潮且つ上げ潮で、潮が一番動く時間帯がマヅメ時と被ります。

海水温を含め、潮の動きなど海の状況に申し分はありませんでした。

マヅメ時から日の出後1時間程度が勝負の時となりますので、まずは活餌に使うトウゴロウイワシをストックしようとサビキ釣りに専念しますが、釣りを開始して20分経ってもアタリの「ア」の字もありません。

暗がりなので、ハッキリとは見えませんが、どうも前回の釣行時には足下にしこたまいたトウゴロウイワシの群れが見当たりません。

もしや…トウゴロウイワシの群れが北条湾を離れたか…?

時期的には、いつトウゴロウイワシネンブツダイ北条湾を離れてもおかしくない時期です。

こうなってしまいますと、そもそもフィッシュイーター達が捕食するエサがいなくなりますので、フィッシュイーターも寄り付かなくなり、何も釣れない北条湾…ということになり兼ねません。

去年は釣り始めで60cmオーバーの年なしのクロダイを釣り、それから前回の釣行時のヒラスズキまで大物と呼べる魚を釣ることが出来ずに1年が終わりました。

私の中で完全にその悪夢が蘇り、「マジか…今年もその展開??」とテンションガタ落ちでした。

前回ヒラスズキを釣った余韻が思い返され、ルンルン♪で釣りに来ましたが、やる気もテンションも下がり、北条湾に到着した時には全く感じなかった寒さが心も身体も芯から冷やしてくれました。

すると…

暗いので波自体はハッキリと見えないのですが、不自然な波の音に気付きます。

ん??

なんだ?この波の音は…?

ピチャピチャ、ポチャポチャ、という海面付近で何かがゆっくり動いたりする時に出来る波音がずっとしていました。

音自体にスピード感はなく、大きな魚が出すような波音ではありませんでした。

浮遊物などが海面を漂い、さざ波などに揺られて出来るような波音です。

当初は大きなゴミでも浮いているのかと思いましたが、その波音が急にピチャピチャ、ポチャポチャではなく、バシャバシャ、ボシャボシャ…と明らかに生き物が海面付近で出している音に変わります。

フィッシュイーターか?

すると私達の釣り座の目の前でその音がしました。

暗くて分かりにくいとはいえ、かなり大きなサイズ、恐らく80cmは優にあるだろうという何がしかのフィッシュイーターが急にアタックを始めド派手に暴れ出しました。



トウゴロウイワシの群れが北条湾を離れたわけではない…この点だけ救われた感じですが、トウゴロウイワシが釣れない原因はこのフィッシュイーターが原因で、少なくともこのフィッシュイーターがいなくならなければ釣りになりません。

活餌を釣具店などで買う、別の釣り場で活餌を釣り用意してくる、生きた魚を泳がせて釣る泳がせ釣りの方法はいくつかありますが、私のように現地調達で活餌を釣り、泳がせ釣りをする場合の一番最悪なパターンで、目の前に活餌に使うトウゴロウイワシもいる…

それを狙っているフィッシュイーターもいる…

挙句の果てにはどちらも至近距離にいる…

目視で見える距離です。

エサも道具もある…

でも…

指を咥えて見てるだけ…

なんとも間抜けな話です。w

魚がいない場所で延々と釣りをすることよりも、ある意味間抜けな話です。

フィッシュイーターが暴れ始めて30分ほど経った頃ネンブツダイがヒットします。

その後、トウゴロウイワシもヒットし、何とか泳がせ釣りを開始することが出来ましたが、結果としてフィッシュイーターを仕留めることは出来ず、活餌に使うトウゴロウイワシも合計で10匹しか釣れませんでした。

目の前でフィッシュイーターが大暴れをしており、出来るだけ活餌を活きの良い状態で使うため、この日はネンブツダイもトウゴロウイワシも動画撮影はしておりません。

近々でのフィッシュイーター達の動きは、宮川、通り矢方面からフィッシュイーター達がやって来て、北条湾はほとんどスルーで花暮岸壁周辺に長時間いることが多かったのですが、この日のフィッシュイーターは1時間半近く私達の釣り座付近でアタックを繰り返しました。

まるでバカにされているようでしたが、これだけ長い時間釣り座周辺で大暴れされてしまえば、肝心の活餌に使うトウゴロウイワシの群れは散り散りになり、この時点でこの日は何も釣ることが出来ない…そう覚悟しました。



この日は早々に釣りを続けても無駄…こう思いましたが、トウゴロウイワシの群れの動きや、フィッシュイーターの動きを見るために敢えて普段通りに釣りをし、普段と同じ時間に納竿としました。

前回の釣行時に続き、それで更に見えてことがありました。

以下のキャプチャー画像を参考に解説させて頂きます。

潮の流れ


赤の矢印が暖流の流れなんですが、城ケ島大橋付近は水深が深い範囲が他の海域より狭いのが地図でお分かり頂けると思います。

そもそもこの地形の関係で、昔から製氷所の前などは潮の流れが速い場所として知られていますが、現状では暖流の流量が多いことも相まって更に潮の流れが速く、小魚達の群れが流され易い状況になっているのではないかと思います。

実際に製氷所の前から、20号のオモリを付けて投げてみたんですが、以前よりオモリが流される印象を受け、着水した途端に流され始めました。

また、こういう海域(場所)は潮汐による潮の満ち引きでも都度流速が変わります。

大潮や中潮の上げ潮時は、赤の矢印で示しました海流の流れに沿うような状況になりますので、平時よりも潮の流速は速くなります。

一方、干潮時は赤の矢印と逆の動きになりますので、幾分流速が遅くなります。

とはいえ、この影響は微々たるもので、各魚達にどこまで影響するかは未知数です。

一番の原因は暖流そのものの流量が多く流れが速くなっていることが原因で、トウゴロウイワシを始めとする各小魚達が流され花暮岸壁から更に奥(三崎港方面)に集まり、結果としてフィッシュイーター達もその小魚を追う構図だと思います。

2024年の釣り納め2025年の釣り始め、そして前回の釣行記事をご覧頂きますと、この辺のお話を細かく解説していますので、お手すきの際にでも、宜しければご一読頂ければと思います。※

※記事をご覧頂く場合は、文中のリンクよりご覧下さい。

そして、海水の温度、潮の流れなどから、現状では黄色の丸の辺りに小魚の群れが集中しているように見受けられます。

花暮岸壁に暖流がぶつかり、北条湾内にも暖かい海流※は入って来ているのですが、流れが速いが故、小魚達が集まる場所がかなり限定的になっており、小魚達が集まる場所にフィッシュイーターが集まる…冷静に考えれば当たり前の話なんですが、次は以下のポストなどからもこういった魚の動きがお分かり頂けると思います。

※北条湾の中に暖かい海流が入って来ていることは、私が釣行時に必ず計る海水の温度からも間違いないと思います。





何れのポストも距離があるので見にくいと思いますが、海鳥達が着水しているポイントにご注目頂きたいのですが、ほぼ間違いなく海鳥達が着水している辺りに何がしかの小魚の群れがいると思われ、この日現れたフィッシュイーターも最終的には海鳥達が着水した辺りでアタックを繰り返していました。

前回の釣行時に現れた青物と思われる群れも同じ場所でアタックをしていました。

先程申し上げました、年末年始の釣行記事、前回の釣行記事でも海鳥達の動きのお話をしておりますが、何れも全て花暮岸壁寄りで鳥山を作ったりしていました。

夏場などに釣れる青魚などの群れ然り、北条湾内に入って来るフィッシュイーター然りなんですが、スレが酷い群れですと人間を避けるために花暮岸壁寄りを回遊することが多いのですが、現状では北条湾内に小魚の群れがいないので、花暮岸壁寄りにいる小魚、フィッシュイーター共にスレによる行動ではないと思われます。

先に申し上げました、海流の流速が平年より速いため、小魚達が落ち着ける海流の流れが緩やかなポイントも限られているんだと思います。

どうしても、流れが緩やかなポイントが限られますと、そこに一極集中で小魚の群れが集まりますので、最終的にはフィッシュイーターもそこに集結します。

以前から申し上げており、これが北条湾の魅力の一つだ…くらいにお話ししておりますが、小魚達が集まっているポイントより、北条湾内の方が格段に小魚達のエサとなるプランクトンは豊富です。

しかし、今の時期の北条湾内は海水の温度が安定しにくく、海水の温度は現状では小魚達が集まっているポイントの方が安定していると思います。

どんな魚でも海水の温度が不安定な場所は嫌いますし、エサが豊富にあるとはいえ、そこに到達することを阻む潮の流れなどがあるのかもしれません。

この日は早々に釣りにならないことが分かりましたので、歩いて北条湾内をくまなく観察しましたが、この釣行時に目ぼしい小魚の群れは北条湾内にはいませんでした。

暮れに花暮岸壁で確認した、キビナゴと思われる小魚の群れはサイズが10cm程度です。

前回の釣行時に釣ったヒラスズキは、そのキビナゴを実際に捕食していました。

前回の釣行記事でも書きましたが、ヒラスズキが釣れたのはまぐれと言いましょうか、たまたまで捕食しているエサから見ても北条湾に近い海域を普段は回遊していないと思われます。

近々の釣行記事でも繰り返しお伝えしておりますが、北条湾以外の釣り場の方が釣果に結び付け易いと思います。

結局のところ、暖流の流れ方次第で、このままずっと北条湾という場所で魚が釣れない状況が続くのか…ということはなく、あくまで現状のお話です。

去年は関東に台風が一度も直撃しませんでした。

去年の秋から現在までを見ましても、雨が降る日数が以前より減っていると思います。

晴れた穏やかな日が多いと、それが異常だということに気付きにくいと思います。

何も海の中だけではなく、自然の様々なところで目まぐるしく変化は起こっており、北条湾周辺に数年前から起こっていた異常な状況が、認識し易い形で表面的に現れてきたのが現状で、今後そういう変化が更にどう変わっていくのかは分かりません。

近年は通年を通して、前年度の釣果や集まる魚の種類、魚の釣れ方などが全く違う状況になることが多く、ある意味「何が釣れるんだろう?」というような期待感と言いますか、ワクワクするような気持ちもありますが、過去の釣行を振り返って事前に準備をする…というようなことが全く出来ません。

特に去年の晩秋から現在までは、天と地…と言って過言ではないくらいの変化が数週間で起こるようなことが頻発し、私自身も先を見越した情報の発信は出来ておらず、粛々と現状をお伝えすることが精一杯な状況です。

前回のヒラスズキ…そして、今回のなぞのフィッシュイーター…

何れもエサとなる小魚あってのお話で、そのエサとなるメインの小魚がトウゴロウイワシなわけですが、このトウゴロウイワシも時期的に北条湾からいつ離れてもおかしくない状況故、トウゴロウイワシの群れが北条湾から離れてしまえば、本当に何も釣れない北条湾…ということになります。

北条湾という場所は、一見すると何の変哲もない漁港で静かな釣り場…という感じなんですが、良くも悪くも変化に富んでおり、いつどういうことが起こるか分からない釣り場…というのが私が持っている印象で、10年以上も通年を通して毎週通い続ける理由なんです。

釣りに行く度に毎回大物と呼べる魚を釣っているわけではありませんが、一週間でガラリと様変わりをし、同じ釣り場とは思えない状況になっている…こういうことが頻繁に起こります。

どうしてそうなったのかを解明する楽しみもあるのですが、「えっ!?」と思うような変化に富み、一言で言いますと1年に何度も「ワクワク」させてくれる釣り場…これにハマっています。

情報を発信させて頂いております側から言いますと、本当に前回のヒラスズキが釣れたことで安堵している…というところが本音で、今後もヒラスズキに次ぐ大物が狙える状況が続いて欲しいと思う気持ちはありますが、残念ながらそう遠くはない時期にトウゴロウイワシは北条湾から離れ、フィッシュイーター達も回遊して来なくなると思います。

しばらくは釣果的に厳しい釣りが続くと思いますが、逆に今年はどんな変化が起こるのか…次に釣れるあっと驚く魚はどんな魚か…こういった期待を持たせてくれ、実際に驚かせてくれる釣り場です。

ただ、これは逆の捉え方をしますと、1年を通して釣果が非常に不安定な釣り場…とも言えます。

釣りをするからには、やはり魚が釣れなければ意味がありません。

釣果優先であれば、同じ三崎周辺の釣り場でも北条湾は避けた方が良いと思います。

去年1年の釣りで顕著に表れていましたが、予測することが難しくなってきており、実際に釣りに行ってみないとどんな魚が寄っていて、どんな釣りをすれば良いのかが分からないことが多くなってきているのも事実です。

私自身も予測が難しくなってきていることから、以前よりだいぶ釣りに行く際に持って行く道具やエサが増えました。

サバっ子が釣れ出すまでは、ショボい釣行しかお伝え出来ないかもしれませんが、今後もXブログをご覧頂ければ幸いです。

また、ご報告させて頂きます。

2025年1月19日午前8時頃の北条湾岸壁周辺の様子
2025年1月19日午前8時頃の花暮岸壁周辺の様子

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Koichi Otsuka

Author:Koichi Otsuka
犬派なのに猫とウサギと住んでいる、釣りと酒をこよなく愛する50代のオッサン。釣り歴は小学1年生(6歳)から40数年…■神奈川県内を中心に陸っぱりからの釣りに奮闘中。■釣行先は気分によって変わります、予めご了承下さい。■元自動車整備士ということもあり、極稀に車の記事が突然掲載されることがあります。■釣り専用Twitterアカウントにて、釣行時のリアルタイムな情報を発信しております。■釣行時ライブ配信もしております。詳細は【釣行時のライブ配信につきまして】をご覧下さい。

釣り歴が長いこともあり、今まで渓流、川、湖、そして海、ルアー、フライ等々あらゆる釣りを経験し、原点回帰とでも言いましょうか、最近は生まれて初めて魚を釣ったサビキ釣りにハマっております。一周回って更に深く掘り下げて釣りを楽しんでおります。本ブログは基本的にビギナーの方でも分かり易く書いているつもりです。そのため、余計な注釈や説明があり文章全体が長い構成になってしまうことを予めご了承下さい。

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