全体ブラウザシェア
訪問者全体のブラウザシェア
- Internet Explorer : 62.36% (-5.44%)[→]
- Firefox : 28.23% (+5.31%)[→]
- Opera : 5.68% (-1.02%)[→]
- Safari : 2.46% (+0.99%)[→]
- Mozilla : 0.56% (0%)[→]
IEが68%→62%と大きく比率を減らしています。 減った分のパーセンテージが、ほぼそのままFirefoxの増加に繋がっているように見えますね。何とも言えません。
というのも、Blogの内容をWeb制作やブラウザの話に持って行けば持って行くほど、Firefoxの比率が上がっていくからと考えられるからです。 (詳しくは前月の話を参照。)
ブラウザにまったく興味はなく、インターネット=IEと思っているような人は、上記のような話題にはほとんど興味がありません。こういう話に興味があるのは、元から非IE率が高いWeb制作している人やブラウザの動向に注視している人などですから。興味がない話にはアクセスがあるわけがないので、Blog内容の舵の取り方によって今度も比率は流動的になるでしょう。
他のところに目を向けると、Operaが-1%、Safariが+1%となっています。Safariが増えた理由はわかりやすく、訪問者のMac率が増えたからです。
次にOperaが減った理由ですが、これは単純にOperaのエントリを書かなかったというのが原因でしょう。Operaのネタはオペラーの人を呼び込みますからね。
基本的な傾向は先月と変わらずですが、IEとFirefoxのつばぜり合いはやはり今後も気になるところです。
各ブラウザの詳細バージョン
Internet Explorerのバージョン比率
- 6.0 : 66.63% (-0.57%)[→]
- 7.0 : 33.03% (+0.40%)[→]
- 5.5 : 0.21% (+0.03%)[→]
- 5.0 : 0.06% (+0.06%)[NEW]
- 5.01 : 0.05% (+0.05%)[NEW]
2/13日にIE7の自動配布が始まったものの、IE7は微増するだけで比率としてはほぼ変わらずな状態。むしろ先月はアクセスがなかった、IE5シリーズが増えるという実に不可解なデータになっています。
ただし、これには明確な原因があります。IE7の自動配布前の2月初頭に、個人ニュースサイトから爆発的なアクセスがあって、2月中旬から比較的増えてきたIE7のデータが打ち消されてしまったのです。(IE5シリーズのアクセスもその時にあったもの。普段はIE5でのアクセスはほぼ皆無です。)
2月中旬~下旬からのデータだけ見てみると、IE7の比率は確実に増えています。これは近日中に別エントリにして書いてみます。
Firefoxのバージョン比率
- 2.0.0.11 : 50.93% (-42.46%)[→]
- 2.0.0.12 : 41.77% (+41.77%)[NEW]
- 3.0 : 1.36% (+0.66%)[↑]
- 2.0.0.7 : 1.14% (+0.10%)[↓]
- 1.5.0.12 : 0.75% (+0.75%)[NEW]
2月の途中で新バージョンが登場したため、二つのバージョンが並列する状態になっています。
ただし、Firefoxは自動更新機能を搭載しているので、直近のデータだとほぼ2.0.0.12に移行し終わっています。未だに多数の人が2.0.0.11を使い続けている、というわけではありませんのでご注意を。
基本的にFirefoxユーザのほとんどは安定最新版を使う傾向にあるのですが、ベータバージョンの3.0の比率も微妙に上がっています。他には今月になってバージョン1.5が5位に入っていたりするのですが、これもFirefox=最新版という状態なので、他のバージョンのアクセスが少しあっただけでもすぐランクインしてしまうのです。Firefoxについては、旧バージョンについて考慮する必要はほとんどないでしょう。
Operaのバージョン比率
- 9.25 : 50.71% (+13.21%)[→]
- 9.24 : 13.17% (-1.12%)[↑]
- 9.26 : 12.46% (+10.08%)[↑]
- 9.50 : 10.68% (-23.25%)[↓]
- 9.23 : 3.02% (-1.74%)[↓]
まず目を引くのがベータバージョンの9.50が大きく比率を減らしていることですが、これはやはり前月が異常な状態だったということでしょう。Operaの話題に積極的に参加するのはOperaコミュニティの方々で、その人達が多かったからこそ9.50の比率が高かったのですね。とはいえ、それでもFirefoxのベータバージョン(3.0)使用率に比べれば10%強と非常に高く、積極的にテスターになろうという人が多いように見えます。
安定バージョンに目を向けると、Operaも2月に新バージョン9.26が登場し、他のバージョンからの移行が徐々に進んでいるようです。ただ、見たところFirefoxのように自動更新が搭載されていないせいか、一気に移行が進むという形にはなっていませんね。(新バージョンの自動通知機能はある。)9.24も未だ無視できない比率を保っています。
ところで今更気がついたのですが、Opera9.26が出たのは2月なのに、なぜ1月のデータにそれなりにまとまった数の9.26のデータがあるのでしょうか?少数ならユーザエージェントの詐称だと思いますが、こんなにまとまった数があるとそうとも思えません。安定バージョンのベータバージョン、みたいなものがあるのでしょうか……?(
[追記]
SBMコメントで指摘があったので訂正。Operaは安定版でも(多分9.5でも)普通にUA詐称機能を持ってますが、任意の値は設定できないようですね。前に9.5と詐称の話を絡めた話を読んだので、どうもそれで9.5だと任意に詐称できると思いこんでいました。Operaで詐称できるUAはIEとFirefoxです。
Safariのバージョン比率
- 523.12.2 : 45.90% (+10.76%)[→]
- 523.10.6 : 24.59% (-7.84%)[→]
- 523.15 : 14.75% (-1.47%)[→]
- 312.6 : 5.33% (-2.78%)[→]
- 419.3 : 4.10% (+4.10%)[NEW]
Safariは使ったことがないのでほとんどコメントできません。多分安定最新版と思われる523.12.2がシェアを伸ばしています。523.15はベータバージョンでしょうか?
2月のまとめ
相変わらずIEは強いものの、このBlogでは約6割と圧倒的優位には立っていません。(でもWindows率が低いわけではない。)IE7は着実に普及しているようですが、確実にデータとして出てくるのは来月になるでしょう。FirefoxはIEの減ったシェアをそのまま増加に結びつけ、30%間近となっています。今後もこの好調さは続くのでしょうか?気になるところです。
OperaとSafariは比率が急増・急減したりはしませんが、安定してある程度の比率を保っています。今後もこの状態が続くのではないか、と思えます。(特にSafariはMac専用といっても差し支えないですから、Safariが増えるにはMacが増えるしかない。)
ただし、なぜか直近のデータではOperaのシェアが急増しています。(10%に手が届きそう。)何かあるんでしょうか?少し気になります。
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