集計はすべてGoogle Analyticsで行ったもので、本文中のグラフもキャプチャ後に加工したものです。(2007年12/29からなのは、単純にGoogle Analyticsを使い始めたのがその日からのため。)
1月の人気エントリベスト10
1月のエントリPVランキング- やはりVista SP1でも3GBの壁問題は解決されない - 18.78%
- 3GBの壁についての個人的なまとめ(補足) - 14.36%
- 3GBの壁についての個人的なまとめ(前編) - 10.70%
- 3GBの壁についての個人的なまとめ(後編) - 8.79%
- FC2Blogのテキスト容量制限は本当に問題なのか? - 4.58%
- Virtual PC 2007をXP Homeに入れる方法 - 3.55%
- あなたは混同していませんか? 複雑な「アドレス空間」のお話 - 3.26%
- MS Virtual PCでLinuxがうまくインストールできない理由 - 2.70%
- タスクを使って任意の時間に休止(スタンバイ)から復帰する - 2.36%
- 私がOpera使いになれなかった、たった二つの理由 - 2.33%
5位以外はすべてWindowsとソフト関係の話題で、基本的にこのBlogを訪れる人はその関連情報を求めているように見えます。また、記事の新旧は関係なく、需要があるエントリがそのまま人気に反映されているようです。
一番人気は初期に集中的に書いた「3GBの壁」関連のエントリで、これだけで全PVの50%以上を占めています。
訪問者環境 - 各検索エンジン経由率(利用率)
以下の各数値はすべて比率のみで、実際の数値は表示していません。どの検索エンジンを利用してこのサイトに来たか
- Google : 83.77%
- Yahoo! : 16.07%
- ask : 0.08%
- search : 0.08%
他にも検索ポータルがあるのに0なのかと思う人もいるかもしれませんが、これは「各サービスが採用している検索エンジン」を表示しているようです。例えばgooにも当然検索サービスがありますが、これはGoogleのエンジンを使っているので、統計結果ではGoogleに含まれているものと思われます。(Google Analyticsと同時にFC2アクセス解析も利用しているのですが、こっちではgoo経由で訪れている人もカウントされているため。)
どのポータルがどの検索エンジンを利用しているのか詳しく知りたい方は、下記を参照してください。
検索エンジンの相関図
最初の人気エントリとの関係も考えると、ある程度専門的な情報を求める人はGoogleの利用率が高いといえるのかもしれません。残りの「search」とだけ出ているものが少し気になりますが、前出のFC2アクセス解析の結果を考慮するとexciteのような気がします。(exciteはYahoo!の検索エンジンを利用しているため、本当はそこに含まれるべきのような気がしますが。)
訪問者環境 - OS利用率
訪問者の各OS利用率
- Windows - 95.18%
- Macintosh - 2.99%
- Linux - 1.36%
- 不明 - 0.44%
- Nintendo Wii - 0.04%
せっかくなのでWindowsとMacの各バージョンシェアも見てみましょう。世間で話題になっているVistaの普及率も気になるところです。
Windowsバージョンシェア率
- XP - 75.92%
- Vista - 13.82%
- 2000 - 6.87%
- 98 - 1.42%
- ME - 1.01%
- Server 2003 - 0.92%
- NT - 0.04%
NT系でない9x系のWindowsユーザの方も少数ながら存在して、全体で2.43%となっています。まあ実際にはNT系への移行はほとんど終わったと考えても差し支えないでしょう。Windows Server 2003の訪問者の方もごくごく少数ながらいるようです。
Macハードシェア率
Macの細かいバージョンはGoogle Analyticsではわからず、Intel MacかPowerPC Macかしかわかりません。また、このサイトに占めるMacの割合はたったの3%弱であり、統計的にはほとんど意味がない数値であることも先に書いておきます。- Intel - 65.33%
- PPC - 34.67%
訪問者環境 - 画面解像度
訪問者が使用している画面解像度
- 1024x768 - 32.32%
- 1280x1024 - 30.49%
- 1280x800 - 7.85%
- 1680x1050 - 6.58%
- 1600x1200 - 5.66%
ちなみに以前話題にしたWUXGA(1920×1200)のモニタは、順位が7位で率は3.71%とまだまだ一般に広く普及しているものではなさそうです。
訪問者環境 - 通信環境
訪問者が使用している接続回線種類
- T1 - 36.79%
- xDSL - 30.61%
- 不明 - 21.68%
- Cable - 8.29%
- Dialup - 2.31%
- ISDN - 0.32%
64kbpsのデジタル専用線を24本束ねて1536kbps (約1.5Mbps) としたもの。」とのことですが、日本では個人でそのようなものは使用されていません。他にFTTHに当たるものもないようですし、そうだと考えても問題ないでしょう。このまま数値を見るとFTTHが37%弱でxDSLが30%強ですが、これは不明が何に含まれるかであっさりと変わってしまう数値です。
そもそも検出方法をどうしているのか気になるところですが、多分これは速度を見ているのではなくて、IPアドレスから分けているのではないでしょうか。IPアドレスに「FTTH」の文字列が含まれていたらT1、「DSL」の文字列があったらxDSLという単純な分類ではないかと思います。まあ実際にどれほどの正確性かはわかりませんが、不明を除外してT1、xDSL、Cableからブロードバンド率を計算すると、なんと96.64%にもなります。
逆にいえば現在でも、まだナローバンド環境は3.36%残っているということですね。割合としては低いものの、まだテレホーダイを使ってる方はいるということでしょうか?
さて、ここまで読んだ方はお気づきかもしれませんが、ここまでにはブラウザシェアの数値は一切出ていません。個人的に一番面白いと思ってるのもそこでして、これは後日別エントリとして起こそうと思っています。FirefoxとOperaのシェア、IE7の自動更新を直前にしたIE6のシェアなど中々面白いことがわかってきますよ。
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