「Windows 7/8からは無償でWindows 10にアップグレードできる」というのは有名な話。実際にWindows 7や8を使っている人なら、起動するたびに右下にポップアップが出るので否が応でもわかっているはずだ。
とはいえこのポップアップ、個人的には邪魔でしょうがない。自分は意図的にアップグレードを見送っているので、必要になるまで黙ってろという感想しかない。同じように、邪魔に感じている人は多いはずだ。で、具体的に消す(表示させない)にはどうすればいいかというと、以下の手順で簡単にできた。
- タスクバー右の「△」をクリックして、隠れているインジケーターを表示し「カスタマイズ」を選ぶ
- 「GWX」(Windows 10を入手する)という項目を探し、「アイコンと通知を表示」から「アイコンと通知を非表示」に変更する
- 「OK」を選択
自分の環境では、これだけで無駄なポップアップが表示されなくなった。タスクバーには隠れた状態で「田」(Windowsマーク)が残るものの、実害はないので放置可能。ただ、環境によってはこの設定をしてもポップアップが表示され続けたりするらしい。また、人によっては「アイコンそのものを消し去りたい」と思うこともあるだろう。そういう場合は以下のフリーソフトで解決できるらしいので、使ってみるのもいいかもしれない。
「Windows 10へのアップグレード抑止設定ツール」は、そのようなユーザーのために開発された設定ツール。本ソフトを利用すると、タスクトレイに表示される“Windows 10 を入手する”アイコンの消去と、“Windows Update”を介したWindows 10への無償アップグレードの無効化という2つの処理がワンタッチで行える。本来ならばレジストリの編集などを要する処理が、ラジオボタンを選択して[OK]ボタンを押すだけで行えるのは手軽でよい。
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