現在の主流ブラウザにはほぼすべて「ID・パスワード記憶機能」が標準搭載されているんだけど、一部のサイトではこの機能が使用できない。例としてはYahoo! JAPANはじめとした一連の「yahoo.co.jp」ドメインのページなどが挙げられると思う。使い方によっては多少セキュリティ的に問題があるものの、自分しか使用しないマシンなら使えた方が便利のは確か。
今までは設定を保存できないサイトでも我慢していたんだけど、面倒になって「なぜ保存できないのか」「保存するとしたらどうしたらいいのか」を調べてみた。その結果、原因はページのHTMLタグで「autocomplete="off"」という属性値が設定されているためとのこと。で、どうすれば保存できるかというと、そのタグ属性を何らかの方法で書き換えてやれば「ID・パスワード記憶機能」が動作するらしい。
とりあえずFirefoxとGoogle Chromeでの対応策はわかったので、メモついでに紹介。
Firefoxの場合
- Greasemonkeyをインストールする(すでに入っている場合は不要)
- GreasemonkeyスクリプトのForce AutoCompleteをインストールする
以上ですべてのページの「autocomplete="off"」が「autocomplete="on"」に勝手に書き換わり、IDとパスワードが記憶できるようになるはず。ただすべてのページが勝手に書き換わるのが嫌で、任意のページだけ書き換えられれば十分という場合もあるかもしれない。そういうときは「ユーザスクリプトの管理」から「ユーザスクリプトを実行するページ」を初期値の「*」(すべてのページ)から任意のドメインなどに設定し直しておけばOK。(例えばYahoo Japanだけなら「https://*.yahoo.co.jp/*」などと設定しておく。)
Google Chromeの場合
Google Chrome拡張機能ギャラリーからエクステンションのAutocomplete = onをインストールするだけ。機能的には上のFirefoxのものとまったく同一。
作業的には5分もかからないので、気になってる人はサクサクと作業してしまえばいいかと。
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