伝統工芸の発展に寄与してしまった
欲望に負けて着物を購入してしまった。。。
真綿結城紬。
(の中でも特に安いやつw)
単衣にしようか迷ったが、
袷に仕立てて暮れの京都旅行に着て行くことにした。
いや待て、その前に大相撲九州場所遠征におろしてもいいな。
ダメだ、まだ欲が勝っておる。
真綿結城紬って柔らかくて好き。
二枚目。
大事に着よう。
稀勢の里の着物
着物へのこだわりが強かった稀勢の里。
今まであまり脚光を浴びることがなかったので、
稀勢の里の人となりや好みまでは取り上げられなかったが、
初優勝、横綱昇進で色々な記事が出て嬉しい限り。
力士の着物だけでなく、
一般人の着物のルールもだんだん崩れてゆく。
若い人にも来てもらいたいとは思うけど、
あまり自由に好き勝手に着て欲しくない。
守るべき最低限のルールは守って、伝統をつなげていって貰いたいと思う。
稀勢の里の意気や良し!!!
先日、大阪の履物屋さんから雪駄をプレゼントされていた。
老舗の岩佐。
あたしも持ってるよ~岩佐の草履。
着物好きにとっては力士の着物や博多帯、
外套、羽織紐などにも目が行き、楽しませて頂いている。
先日、日馬富士関が素敵な羽織紐をつけていたのに触発されて、
ヤフオクで羽織紐を漁って、ゲットした。
新古品、九谷焼の玉にろうけつ染めの紐。
ろうけつ染めって今見かけなくなったけど、
すごくお洒落だと思うんだけどなぁ。
さて。
初日に稀勢の里が着るであろう、
亡き師匠とお揃いの絶品結城紬の着物、
楽しみです~
新横綱・稀勢の里のお披露目場所となる大相撲春場所が、浪速の地で始まる。
心も新たに場所入りする稀勢の里が、その身にまとう着物は、彼の地元でもある茨城の伝統工芸「結城紬」のものになりそうだ。
これは、今は亡き先代師匠、元横綱隆の里の「形見」の品でもある。隆の里が現役時代に後援者から贈られた、結城紬の羽織と着物。時価800万円とも言われた最高級の紬だったという。この時に余った反物が関係者によって30年以上も大切に保管されており、このたび晴れて、新横綱となった稀勢の里のために仕立てられるのだ。
派手な着物が増えている中、稀勢の里だけは違った。
力士のユニフォームでもある着物やゆかたについて「信念」と「こだわり」を持つのが、稀勢の里だ。
たとえば、大関時代の2014年夏に新調した、鼠色に白い龍の絵をあしらった「染め抜き」。裾の部分に大きく四股名を染めるのが一般的なのだが、稀勢の里はいう。
「あえて四股名は入れず、家紋を大きく入れました。龍の絵も『猛々しくカッコよすぎないような龍で、やさしめに描いて下さい』と業者さんに頼んだんです。白い線だけで描いてもらったんですが、何度も直してもらって、ちょっとうるさく言い過ぎたかな(笑)」
季節ごとの着物の着分け方や袴との色合わせ、着付け方法など、“粋”に着こなせない外国人関取の姿もしばしば見受ける。出世の早い大学相撲出身力士たちのなかには、着物や袴の畳み方もおぼつかない若者が多いとも聞く。
年々、関取衆の着物の色が、オレンジやピンク、黄色などカラフルで大胆になっていくなか、稀勢の里だけは違った。
「上の者は若い力士たちに見せなきゃいけない」
「思い切って明るい色の着物を着てみようと思っても、どうしても茶系や紺色系に走ってしまうんです。お洒落は我慢じゃないけれど、着たくないものも着なければいけないことってありますよね」
すべてが番付順の角界では、三段目になると下駄からエナメル製の雪駄を履くことが許される。さらに十両以上の関取となると畳敷の雪駄を履ける。
「これは滑りやすいんで、あまり履きたくないんです。でも、あえて畳の雪駄を履いた姿を、上の者は若い力士たちに見せなきゃいけないと思っています。自分も、三段目で初めて雪駄を履いた時、幕下で初めて博多帯を締め、外套を着られた時――本当に嬉しかったものです。今でも持っていますよ。
暑い中でもわざわざ外套を着ている幕下の力士がいて『お、我慢してるな。でも、着られることが嬉しいんだろうな』と思えます。それでいいんですよ。若い衆が、『いつか僕も』と目標にするために」
先代師匠から“粋”を学び、大相撲文化を受け継ぐ。
土俵の上だけでなく、力士としての在り方に厳しかった先代師匠の下に入門し、15歳からすべてを教え込まれてきたのが稀勢の里でもある。同じ「叩き上げ力士」である、兄弟子の元関脇若の里(現西岩親方)の付け人時代には、幕下に昇進した際、シンプルな白黒の博多帯をプレゼントされたという。
「派手な色の帯は紋付き袴に使えないから、と考えてくださったんでしょうね。冠婚葬祭にも使えるし、今でも大事に使っています。当時は3周巻けた帯が、今は2周ですけどね(笑)」
さらに大相撲の世界では、親方や幕内力士たちがそれぞれに自分の四股名入りのゆかた地を作り、5月の夏場所に中元代わりに配る慣例がある。
「人に着てもらうのに意味があり、自分の四股名の入ったゆかたを自分で着るのは粋じゃない」と、稀勢の里は先代師匠から教えられるまま、守り続けてきた。
「人から戴いたゆかた地を下着にしたり、すぐに泥着(※稽古時に汚れた体の上に羽織るもの)にしてしまうのも、気遣いがない。そんな風習も最近は薄れてきて、先輩たちが築いてきた伝統が、どこか崩れかけてきているところもあるような気がしています。
せめて自分だけでも周りの若い衆に伝えていきたい。口で説明せずとも自分の体で表現して、大相撲の文化を受け継いでいけたらいいと思っているんです」
いつか、紫の着物が誰よりも似合う風格と品格を……。
'14年の取材当時、「着物は大きな衣装ケースに4箱ほど持っている」と言っていた稀勢の里は、紫色の着物だけは、まだ持っていない。
角界では“紫”は特別な色だ。
紫色の締め込みは横綱だけが締められるものとされ、行司の世界では、最高位の立行司だけに許される色でもある。先代師匠に、「高貴な色だから、紫の着物はまだ“顔”じゃないぞ」(※分不相応の意味)と言われていたからだ。
今までも、そしてこれからも、稀勢の里はその身で大相撲の伝統文化を体現し、後世に伝えていく存在となるのだろう。
そして紫の着物が誰よりも似合う、風格と品格を備えた横綱となるに違いない。
(Number Web 3/10(金) 17:01配信 )
伊調選手、国民栄誉賞受賞おめでとうございます
いいですね、着物姿。
何より、髪型が素敵。
花火が爆発したような髪型が流行る昨今、
きちんと結いあげていてセンスが良いと思います。
振り袖の色目も良いと思う、ピンクや紫×黒みたいなのはどうも…
(好みには個人差があります…)
国際的に活躍する人が、
日本の伝統を広めようと言う心意気も素晴らしい。
受賞記念品には西陣織の袋帯を所望したとか。
ぜひ世界各地で和服姿を披露して頂きたい。
惜しむらくは、えくぼの可愛いヒトなのに、
緊張して表情が硬い事。
あとは言うこと無しです。
(時事ドットコム)
サッカーの澤穂希さんも、MVP受賞の時に空色の素敵な振り袖を着ていた。
あの時も髪型がきちんとしていて好感が持てた。
世の若い女性たち、髪型で清楚かどうか、
品が良いかどうか、
知的かどうかがわかってしまうんですから、
どうかこれからご出勤(夜のお仕事)ですかみたいな、
花火が爆発したような髪型はやめて頂きたいと思いますね。
好きでやってるんなら良いですが、「ばかでーす」って言って歩いてるようなもの。
今、ちょうど成人式の写真の先撮りする時期なので、文句言ってみましたm(__)m
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稀勢の里の拵え
日刊スポーツ記事から。
イイですねぇ、独鈷柄の博多帯。
歌舞伎でも力士役の人は、皆独鈷柄の半幅帯を締める。
私も欲しいな、稀勢の里と同じ色の独鈷柄の博多帯。
(いや、買いませんよ、新しい仕事場内装で数百万出てっちゃうんだから)
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着物着ていない
2月は着ていない。
3月も着る予定がない。
着物、着たい。
着物、着たい。
着物、着たい。
梅の柄の小紋、今年もおろせなかった。
まだシツケがついたまま。
また来年までおろせなくてタンスの肥やし。
桜の花びらの着物は4月に着ることができるかな。
本当は先取りで3月に着るのが粋なんだけど、
3月は遊んでる場合じゃないし。